マウンテンバイクは10年以上乗っています、むねさだ(@mu_ne3)です。
一時期は「マウンテンバイク」で山の中のコースを走る「草レース」にも参加してましたが、最近は通勤時くらいしか乗らなくなってきました。
そうすると、道路上をより快適に走れる「ロードバイク」が欲しくなってくるものの、あのグッと曲がったドロップハンドルが何となく怖くて敬遠していました。
しっかりロードバイクについて知りたいな、と思っていたそんな時に丁度ぴったりなイベントが開催されたので参加して来ました。
そのイベントがこちら。
「パワーエイド フューエルエックス発売記念&ロードレース体験イベント」。
日本コカ・コーラさん主催の、新製品発売を記念したブロガーイベント。
前半のパワーエイドフューエルエックスの紹介はこちらです。
パワーエイド フューエルエックスは、仕事中にこそ最適なエナジー系スポーツ飲料だぞ! | むねさだブログ
後半には、ロードレースチームのメンバーが実際にロードバイクについて色々と教えてくれるという事でワクワクしながら聞いて来ました。
結構知らない事が沢山あったので、自分用のメモがてら写真入りでご紹介したいと思います。
宇都宮ブリッツェンというチーム
今回、このロードレース体験イベントの講師を務めてくださったのは、宇都宮BLITZEN(宇都宮ブリッツェン)というロードレースチーム。
主に日本国内のロードレースに出場して優勝争いをしているチームです。
今回、日本コカ・コーラさんとタイアップすることで、自転車競技とパワーエイドフューエルエックスを広く普及していくそうです。
講師で来られたのはこのお二人。
宇都宮ブリッツェンの監督を務める栗村修さん(左)と、昨年選手を引退してゼネラルマネジャーに就任された廣瀬佳正さん(右)です。
栗村さんはどこかで見た事ある!と思ったら、NHKで放送されていたシリーズ物「チャレンジ!ホビー 自転車で旅をしよう」というテレビ番組で講師をされていた方でした。
上の雑誌の左上で自転車に乗っているのが栗村先生です。この番組、とても面白くて私は全部録画して見てました!
このお二人から、ロードバイクに乗る際に、最適なセッティングの方法を教えて頂きました。
自分の体にあった調整をする事でグッと乗りやすくなるとの事です。
サドルの高さは股下から
まずは、こんな用紙が配られました。
サドルの高さ=股下×0.885
みなさん、自分の股下って何センチか知ってますか?
ということで、股下の正確な測り方からレクチャーです。
このように、両足を15cm位間隔をあけて壁沿いに立ち、そこにDVDケースなど堅い四角いものを股下にあてます。
結構グッと下から押し上げるようにして、そのまま壁側に少し押し付けます。
靴は脱いだ状態で測るようにしましょう。
その状態で、測られている人がすっと避けると、
これが、その人の股下の高さとなります。
こんな測り方があったんですね。
ちなみに、私は79cmでした。
その股下に、0.885をかけたものが、サドルの高さになります。
私の場合は、サドルの高さは「79cm×0.885=69.9cm」。
その長さを、このように、ペダルの中心〜シートポストと平行になるようにメジャーを伸ばして行き、サドルの上側までが先ほど導きだした高さになるようにサドル位置を調整します。
設定した通りの高さに調節するとこんな感じになり、サドルにまたがった状態では地面に足が着きません。
大丈夫なの?と思うかもしれませんが、スポーツバイクは基本こんな感じ。
乗り降りする場合や、信号待ちで止まる時などはこのように、ハンドルとサドルの間の低い位置に股を持ってくるようにすれば足が届きます。
これを覚えておくと、信号待ちとかで足が届かずにコケる、というようなことが無くなると思います。
サドルの前後位置の調整
サドルの高さが決まったら、次はサドルの前後位置。これも結構重要だそうです。
サドルにまたがり、下の写真のように左右のペダルを水平位置にします。
その状態で、ヒザのお皿の少し下の凹んでいる部分から、おもりを付けた紐をたらします。
その紐の位置が、下の写真のように「ペダル(足で踏む部分)の軸」と同じ場所になるように、自分のお尻の位置を調整。
窮屈にならない場所にセッティングできたら、それが自分の「サドルの前後位置」となります。
ハンドルの位置
最後にセッティングするのは、ハンドルの位置。
下の写真で示している部分、「ステム」と呼ばれるパーツを替える事でハンドルの位置を調節します。
ここは、主には自転車屋さんに行って相談しながらの調整が良いと思います。
ベストは、ハンドルに手を置いた時に、下の写真のように「背中と腕が90度」になっていると良いハンドル位置。
そうなるように、ステムやハンドルなどを交換したりしながら調節します。
「サドルの高さ」「サドルの前後位置」「ハンドルの位置」。
これらの調節をすることで、効率的な踏み込みをする事が出来るようになるそうです。
ってことで上の写真の様な状態が理想のライディングフォームになります。
ドロップハンドルの持ち方
最初に紹介したように、ロードバイクに手が出せない理由の1つとして、このドロップハンドルが怖そう…というのがあると思います。
テレビで見る競輪とかロードレース中継の印象から、こういう持ち方をしているイメージですが、
実際に街中を走る際はこういう位置に手を置く事が多いそうです。
グニャッと曲がった部分ではなく、上の部分を持っていてすぐにブレーキにも手が届くので、そこまで違和感無く乗れるはず、とのこと。
慣れてくると、マウンテンバイクの様な横一文字のハンドルよりも、ロードバイクの方が人間の肩と腕の構造上持ちやすい角度なのだそうです。
ペダルの回転数は一定に
後は、ペダルを踏んでいる足の回転数についての話を聞かせてもらいました。
ペダルの回転数は常に一定が良いそうで、「90〜100回転/分」が理想だそうです。
この回転数になるように常にギヤチェンジを行う事で省エネ走行、車で言うところの「エコドライブ」が実現できて、効率の良いペダリングができるんです。
ロードバイクを実際に体験!
ということで、ここまで聞いた後は講師の方に直接指導をしてもらいながらのロードバイク体験講座。
上の写真に写っている緑のウェアを着ているのが私です。おそるおそるドロップハンドルを握ります。
ちなみにこのハンドルに付いているブレーキレバー。実は、ブレーキの機能+ギヤチェンジも出来るんです。
このように、レバーを握るのではなく横に押し込む事でギヤが変わります。
よく見ると、ブレーキレバーと重なる様な形でもう一つレバーが内蔵されていて、それだけを内側に押し込むと、先ほど変更したギヤを元に戻せます。
これにより、ブレーキから手を離す事が無いので、安全かつスピーディーにギヤチェンジを行えるんです。
最後に、栗村先生と一緒に記念撮影させてもらいました。
いやー、勉強になる事だらけでとても充実した時間を過ごさせてもらいました。
気持ちが盛り上がりすぎて、イベントが終わってからも運動したくてウズウズしていたのでジャージのまま帰宅しちゃいました。
まぁ、青山をジャージで歩いている人はさすがに少なかったですね…。
わんぱくブロガー的まとめ
知ら無い事だらけで、かなり勉強になる良いイベントでした。
ロードバイクの良いところは、車体が軽くタイヤも細い為、舗装された道路を走るには最適なんですよね。
ということで、通勤用の自転車として、ロードバイクが欲しくなって来ました…。
イベント中に、「どの位の値段のロードバイクを買うのがおススメですか?」と質問したのですが、回答としては「自分がこのくらい出せるかな?と思っている値段から少しだけ背伸びした値段のもの」がおススメだそうです。
その方が愛着も沸くし後から後悔もしない。と。
この辺り、カメラも一緒ですな。