スポーツバイク歴20年を超えました、むねさだ(@mu_ne3)です。
大学1年生の頃にMTBを購入してから、MTB、ロードバイク、クロスバイク、と買い足して今に至ります。
先日、友人(クロスバイクで通勤している人)が、「タイヤがパンクしたから自転車屋に行かなくちゃ…」と言っているのを聞いて、改めて紹介した方が良いのかな…と思い記事化します。
自転車が好きな人、詳しい人なら当たり前かも知れませんが、知らない人のために参考になれば幸いです。
スポーツサイクルはクイックリリースレバーでサッと外せる
ということでご紹介しますのは、MTBやロードバイクなどスポーツサイクルのタイヤ・チューブ交換。
今回は前後共に交換するため、自転車をひっくり返して作業を行います。
自転車はタイヤを外すと自立しづらいので、こうするとホイールを外しやすくなります。
MTBやロードバイクなどのスポーツサイクルは、このような「クイックリリースレバー」と呼ばれるパーツでホイールが留められています。
(写真の右側に写っているのがクイックレバー、今はすでに開けたところ)
このレバーをグイッと引いて、数回クルクルと回せばホイールを取り外すことができます。
このレバー自体は最後まで外さなくてもホイールを取り外せるため、少しだけ緩めるだけでOKです。
後輪は、ギヤや変速機があるため少し戸惑うかも知れませんが、これも基本的には同じ。
レバーを緩めて、チェーンに噛んでいるギヤ部分に無理な力がかからない程度に引っ張り上げると外れると思います。
構造を写真に撮っておけば後から参考になるので、初めての人は写真に撮っておくと良いでしょう。
はい!外れました!
用意する道具は、空気入れとタイヤレバー
そうそう!用意するものの紹介を忘れていました。
1つはタイヤレバー。これがないとタイヤが外せません。
そして、もう1つが空気入れ。
これは各自のチューブの口に対応する空気入れを用意しましょう。
タイヤレバー及び空気入れは1つは持っておくべきアイテムなので、持ってない人は大人しく買いましょう。
必要に応じてタイヤとチューブも!
パンクセットでパンクを直すなら不要ですが、パンクの場合はチューブ交換。タイヤが古くなっている場合は、タイヤも交換するためそれぞれ用意しましょう。
基本的に、MTBには26インチのタイヤで、太さは人それぞれ好みはあるけれど、私は今回、1.5インチを選びました。
ロードバイク、クロスバイクには、700cという大きさのタイヤが一般的。
太さはこちらも好み次第ですが、23cや25cといったものが多いと思います。
基本は今ついているものと同じものを選ぶか、それより1サイズほど小さくしたり大きくすると良いのではないかと思います。
26x◯の、◯に入る数字が大きくなれば大きくなるほど太くなり、パンクしづらくなりますが、路面に対して抵抗が上がり、スピードが出づらくなる、という感じです。
自転車からホイールを外して、交換すべきタイヤやチューブを用意する。
これで準備が整いました。
まずはタイヤレバーで付いているタイヤを外す
まずはタイヤレバーで、現在付いているタイヤを外していきます。
空気を抜いて、タイヤとホイールの隙間にタイヤレバーを差し込みます。
正直、外すのはカンタンだと思います。
タイヤレバーをホイールに沿って、グイッと押しつけながらタイヤを外していきます。
これでOK。
チューブを外す際は、この空気を入れる口の付け根に、ナットが付いており、これで固定されていますので緩めてからチューブを外しましょう。
これを外さないとチューブが取れないので焦らないようにしましょう。
新しいタイヤ・チューブを取り付ける!
今回は、タイヤ・チューブ共に交換するため、両方とも新品を用意しました。
基本は、外した手順と逆にタイヤを取り付けていきます。
タイヤは、走行方向が決まっているので、タイヤの回転方向を確認しながら取り付けましょう。逆に取り付けると、雨の日に水はけが悪くなって、スリップの原因になります。
タイヤの片側を全て入れて、空いている方からチューブを入れていきます。
このタイミングで、チューブにほんの少しだけ空気を入れておくと入れやすいです。
入れ込む際は、タイヤとリム(ホイール)の間に、チューブを挟まないように注意しましょう。
手でハメられるところまで手でグイグイとはめていき、硬くてどうしようもなくなったところからは、タイヤレバーを使います。
この時も、タイヤレバーでチューブに穴を開けないように最新の注意をしましょう。
私、慣れるまではここでチューブをパンクさせちゃうことが何度かありました…。
綺麗にタイヤがハマれば作業は完了!
空気を入れて確認!
タイヤ交換が終わると、ポンプで空気を入れていきます。
空気は一度に全て入れるのではなく、一旦張りが出てくるくらいまで入れたらタイヤ全体を見て、歪みやチューブを噛んでないか、などをチェックしましょう。
チューブがうまくはまっていないと、こんな感じで、歪んでしまいます。
こちらが正しい状態。
Panaracerのロゴの下のラインがうまく収まっていなかったのがわかるでしょうか?
こうなったら、一旦空気を抜いて、チューブのバルブをグッと押し込み、タイヤを正しくはめましょう。
もう一度空気を入れて正しく空気が入ったならば、バルブのナットを締めましょう。
最後にクイックリリースレバーを使って自転車にホイールを取り付けます。
後輪は、チェーンをギヤに巻きつけるような形で入れるので、少しコツが要ります。
YouTubeに動画が上がってるので、色々参考にすると良いです。
わんぱくブロガー的まとめ
慣れると、前後交換しても20〜30分かからないので、自転車屋さんに行くよりも時間短縮・節約になると思います。
Amazonなど大量の在庫の中から、自分が好きなタイヤを選び、交換できるというメリットがあります。
見た目や性能、価格のバランスを見ながら色々選ぶのも楽しみの1つですよ。
※記事執筆時(2019/08/16)の価格2639円