先日、我が家のベランダに出るためのサッシの取っ手がもげまして…。
よくみると、ネジが根本から折れていていました。
なんとかならないものかと調べて、「ネジはずしビット」というもので無事外せたのでご紹介したいと思います。
ネジが途中から折れていた、取っ手の状況
まず最初に、折れた取っ手の状況から。
普段は、こうやってサッシ扉についており、グイッと半時計周りに回転させて扉をスライドさせるためのレバーです。
築15年年近いマンションでほぼ毎日使っていたからでしょうか。
ある日、音もなく折れて外れてしまいました。
わかりますかね。中央のシルバーの部分、本当はネジがハマっているところなんですがここが根本から折れて、普通では外せない状況になってしまいました。
調べてみると、こんな時に使う「ネジはずしビット」というものがあるらしいじゃないですか!
藁にもすがる思いで、Amazonで注文。翌日に届きました。
ベッセル ネジはずしビット スリム
ということで購入したのは、ベッセルというブランドのネジはずしビット スリム。
今回の我が家のネジは、細いネジ(おそらくM3かM3.5)だったので、M3~M4というネジ用の商品を購入しました。
これ、今回のようにネジが途中で折れた場合や、ねじ山が完全に舐めてしまった場合にも使えます。
商品としてはこちらのセット。
金属用のドリル(左側)と、逆ネジになっているネジビット(右側)。
まずは、金属用のドリルで、折れたネジの中央に穴を開けていきます。
あ、手動では到底無理なので、電動ドリルを使用しましょう。
充電式電動ドライバー、1つあると便利ですよ。
では、やっていきましょう!
とっかかりの穴が開くまでがかなり大変。滑るので最初はあまり力をかけず、とにかく中央でクルクルクルクル。少しでも穴が開くように頑張りましょう。
少しずつ穴が空いて、大体1~2mmの深さまで穴が開けばOK。
センターから外れて穴が空いてしまいましたがこれくらいなら問題ないです。
この穴を開ける作業が10分くらいかかりました。
ネジビットでサクッと外れた!
ここから使うのが、「ネジビット」。
電動ドライバーを逆回転にセットして使います。
通常のネジを外す方に回転しつつ、このネジビットは締め込む形に食い込むので、折れたネジに食い込みながら折れたネジを外す方に回転してくれる、という仕組みです。
ゆっくりと、上から力をかけながらドライバーを回すと…。
スルスルと外れてくれました!折れたネジ!
この作業は本当に数秒でOK。
拍子抜けするほど簡単に外れてくれました。
あとは、折れたネジと先端を持って、近所のホームセンターに行けば、近いネジが見つかると思います。
修理を依頼すると、人件費含めて1万円近くかかる修理だと思いますが、820円+ネジ代で修理ができてしまいました。
わんぱくブロガー的まとめ
もちろん、取り付けるネジは耐久性が高いものでないと、またすぐに折れてしまう可能性もあります。
この辺り、素人判断せず、ホームセンターの詳しい店員さんにネジの硬さやサイズなど正しく使えるものを選んでもらうのが良いかと思います。
ネジが折れて外れなくなって焦っている人は、この「ネジビット スリム」がとてもおすすめです!
あ、もちろんドリルで取っ手側の本体を痛める危険性もあるので、ご利用は自己責任にてお願いしますね。