
ついつい集中して仕事に取り組むと、水分を摂る頻度ってかなり少なくなっていたりしませんか?
特にテレワークで自宅から出ないと、友人とお茶する・自販機を目にする機会も無いわけですからね。
暑い日々が続きますし、自宅に居ながら気がつかないうちに水分不足で熱中症に…なんてリスクもあり得るわけで、そんな社会課題に対して、象印が面白いプロダクトを提案していますのでご紹介したいと思います。
クラウドファンディング中!象印「mizlog(みずログ)」
ということで紹介するのは、現在クラウドファンディング中の、象印「mizlog(みずログ)」というプロダクト。

簡単に特徴を説明すると、こんな感じ。
【センサー内蔵で、水分量を把握してくれるコースター】
・スマホ連動で毎日の水分量をリアルタイムに自動記録で可視化
・指定した時間ごとに、光で優しく、水分摂取をリマインド
・離れて暮らす友人・家族が水分摂取したタイミングを通知してくれる
冒頭で紹介したように、実は私たちは体が必要な水分量に対して、摂取する水分量が足りていないことが多いんです。
それを防ぐには、
・自身の体に適切な水分量を把握する(私でいうと1日2.4L)
・一度に大量にではなく、こまめな水分摂取が必要
なんですよね。
これをなんとかして解決できないだろうか?、と考えた象印マホービン株式会社とユカイ工学がコラボして作ったのが、この「mizlog(みずログ)」というコースター。
今回、試作品を数週間お借りさせていただけましたので、使ってみた感想などを紹介していきます。
(デザイン・アプリの使用感などは完成版とは異なる可能性がありますのでご了承ください)
シンプルながら優しいデザインのコースター「mizlog(みずログ)」
ということで、手元に届きました「mizlog(みずログ)」の本体。

シリコンラバーのような滑りにくい素材で少し弾力のある素材で覆われています。
正面に電源ボタンが1つ+背面に充電用のUSB Type-Cの端子があるだけのシンプルな形状です。

電源ボタンを押すと、ボタン部分が点灯します。

これが電源ONの合図。
今回はアプリとのペアリング済みのスマホもセットでお借りしたので、この状態でもう使い始めることができます。
自分に必要な1日の水分量を知る
まずは、アプリで、「年齢・体重・性別・日々の活動量・自宅の温度・標高」などを入力することで、自分の体に対して1日に必要な水分量の目安を知るところから。
面白いのが標高によっても水分量が変わること。(高ければ高いほど必要な水分が増えるんですって)
私の場合は、1日2.4Lの水分量が目標値のようです。

これを意識するだけでも、いかに自分の日々の水分量が少ないかがわかると思いますが、それを実感していくためにも、「mizlog(みずログ)」を使って可視化していきます。

乗せるマグカップやグラスなどは、どんなものでも良さそう。これはありがたいですね。
要は、最初に水分を入れた状態でカップをmizlog(みずログ)に乗せておいて、一口お水を飲んでまたmizlog(みずログ)の上にカップを戻すと、その差分の重さを計測してくれて記録してくれるんだと思います。
ただし、色々試しましたが、ペットボトルや缶だとうまく認識する時としない時がありました。

ベースが軽すぎて、誤作動するんでしょうかねぇ。
この辺りは実際の製品として発売される頃には、誤認識されることが減ってくれるとありがたいですね。
スマホで水分量の可視化が楽しい!
この「mizlog(みずログ)」を使っていると、ほぼリアルタイムで飲んだ量がスマホ側に記録されるんですが、これが思いのほか、楽しいんです!

もともと、ログを取る・見るのが好きな性格なのもあり、こうやって見えるとなると、スマホアプリで数時間ごとに自分の水分量がどのくらいなのかをチェックしたくなりますし、食事中に別途飲んだ水分量なども手動で追加したくなります。(手動追加できます)
スマホのログを見ると、私は一口が25~40ml前後だということがわかりました。
グラフ表示でも見えるのはわかりやすくて良い感じ。

1日に必要な量がゴールとなっており、そこに対して、このペースだとちょっと足りない・足りてる、というのを直感的に確認することができます。
正直、なかなか達成することはできませんが、達成した時には、「mizlog(みずログ)」が全力でお祝い(LEDがカラフルに光る)してくれるのも嬉しいです。

このLEDの使い方も控えめながら気持ち良く光ってくれるのが、「mizlog(みずログ)」の良いところ。
音はなく、LEDのみでの通知・フィードバック
通常時の使い方として、一口飲んでマグカップをmizlog(みずログ)の上に戻すと、こんな感じで優しくLEDがフワンッと光ってくれます。

まるで、mizlog(みずログ)が「お、水分飲んだね。記録したよっ」と反応してくれているような、そんな感じ。
この光り方が絶妙というか気持ちが良いんですよねぇ。この辺りの設計は、さすがユカイ工学さん。
ちなみに、このユカイ工学というのは、しっぽが動くクッション型ロボット「Qoobo(クーボ)」を作っている会社です。


我が家にも、Qooboが2台あるので、ユカイ工学さんがmizlog(みずログ)のデザインを手がけた、と聞いて「あぁ、それなら絶対に、使っていて気持ちが良いプロダクトなんだろうな」と思いましたし、実際にやっぱり、心地が良い存在感でした!

こういうのは感性デザインというか、ちょっとした差で気持ち良いか、やりすぎかが分かれると思うんですが、その辺りのバランスは、流石ですね。
設定した時間間隔で、水分摂取をやさしく通知
仕事に集中していると、1時間2時間水分を摂っていなかった…ということはザラにあります。
理想は、こまめに少しずつ、頻度高く水分を摂ること。
そんなわけで、指定した時間ごとに、「mizlog(みずログ)」がフワッと光って、「そろそろ水分摂りませんか?」的に通知してくれる機能がありがたいんです。

音も無く、1秒程度フワッと光る優しいプッシュ通知なので、正直仕事に集中してパソコンのディスプレイを見ていると、この通知に気が付かないことも多々あります。それくらい控えめ。
なので私は、10分に一度通知する設定にしていました。これで、気がつくのが2〜3回に1回なので、30分に1回はなんとかお水を飲めているような、そんな感じです。
なにより、自分が良くいる場所(私の場合は書斎のパソコン前)にこの「mizlog(みずログ)」を置いておいて、飲み物の定位置として使い続けるだけで、水分摂取を気にすることができますし、自動で記録された水分量を可視化できるのは楽しいと感じています。
離れて暮らす、友人や家族と繋がる
ちなみにこの、象印「mizlog(みずログ)」。
離れて暮らす、友人や家族とグループを組んで、お互いの水分量や頻度を確認することができます。
今回、知っているブロガーさんと一緒のグループになっていたのですが、相手が水を飲むと自分の手元のmizlog(みずログ)がフワッと光るのは、「一緒に頑張ってる感」があって、嬉しくなりますし、こっちもなんとなく応答するようにお水を飲んでみたりして、水分を摂るという行為でコミュニケーションしているような、そんな気持ちになれました。

たとえば、離れて暮らす両親などとグループを組んでおくと、お互いをなんとなく近くに感じられるようになると思いますし、受験勉強を頑張る友人同士でこのmizlog(みずログ)を使ってみるのも良いかと思いますね。
「今、頑張ってるよー!(机に向かっていて、一息ついて水飲んだよ)」って、控えめに通知し合う感じは、なんだか良いなぁ…と感じます。
わんぱくブロガー的まとめ
ということで、まだ試作機の状態ですが、一足お先に数週間この象印「mizlog(みずログ)」を体験させてもらいました。
改めて、1日に必要な水分量に全く足りていないという現実を知ることができましたし、それに対して、「気持ちよく、楽しい気持ちになりながら水分補給を気にする」ということができるプロダクトだと感じました。
無くても困らないアイテムだとは思いますが、あることで、日々の生活をちょっとウキウキさせてくれる、そんなプロダクトだと思いますので、気になる人はクラウドファンディングで詳細を確認してみてください。