先日、山梨県側の富士山のふもとへ観光に行ってきまして。
その際に立ち寄った、富士山の湧水を使っている水族館をご紹介したいと思います。
富士湧水の里 森の中の水族館。
ということで行ってきたのは、先日紹介した「忍野八海」の近くにある「森の中の水族館。-山梨県立富士湧水の里水族館-」。
ここは水族館の他に、森の学習館(図書館的な)と、公園やじゃぶじゃぶ池などが併設されている施設です。
水族館の後に公園の遊具で遊んだり、夏ならば水辺で遊んだりもできますよ。
今回は、11月初旬に入ったので、公園には行かず水族館のみに行ってきました。
この水族館の特徴は、「富士山の湧水を使っているため水の透明度がすごい」という点です。
魚が浮いて見える!?二重回遊水槽
それがわかるのが、施設の中心に位置し、メインとなる二重回遊水槽。
水槽が二重になっているため、大きな魚と小さな魚が一緒に泳いでいるように見える水槽です。
富士の湧水を使っているため水の透明度が非常に高く、まるで魚が宙を浮いているようだと話題の水槽です。
もちろん、ガラスの反射などがあり流石に宙に浮いているは大袈裟かもしれませんが、角度によってはそう見えるほど透き通ってるんですよ。
上の写真は水槽の内側から撮ってますが、すごいでしょう!?
透明すぎてどれだけ見ていても飽きないほど美しいです。
水槽は外側・内側・上側・下側から見ることができます。
まぁ、上から見ても「あ、ほんとに二重になった水槽なんだ!」というのがわかるくらいです。
その代わり下から見るのも素敵です。
トンネルのようになっており、ここから魚の様子をじっくりと観察することができます。
本当に水が綺麗だからこそ、まさに頭上を魚(ニジマスなど)が飛んでいるみたい!
ガラスがもっと綺麗ならば、魚に触れるんじゃ無いかというくらいの透明度で幻想的ですよ。
もちろん、この水族館はこのメインの二重回遊水槽だけではありません。
淡水魚や生物がいっぱい!
ここは、海の生き物ではなく全て淡水の魚や生き物が飼育・展示されています。
この左側に写っているのは、川の「源流」「上流」「中流」を再現した水槽が並んでいます。
ヤマメやアマゴなどが、渓流でどのように泳いでいるのかを知ることができます。
また、珍しいアルビノの生き物たちや、金魚なども展示されていました。
普通の水族館では見ないような魚が多いので、とても興味深いです。
他には、ウーパールーパーやカニやザリガニ。
淡水の生物として、ゲンゴロウやタガメ、カエルや亀の展示も。
タガメと卵のセットは初めて見ました。
ドクターフィッシュの体験ゾーンもあります。
指を入れても良い、とあったので入れてみたのですが、一気に魚が寄ってきてなんともくすぐったいです。
2億年以上前から存在する古代魚「チョウザメ」も
1mもあるチョウザメは、野外の池を室内からガラス越しに見られる不思議な展示方法で見ることができます。
館内から泳ぐ姿を横から見つつ、帰りがけには池の上からも確認することができました。
ちなみにこのチョウザメ。卵のキャビアで有名ですが、海にいるサメだとばかり思っていたら、サメじゃ無いし淡水魚なんですねぇ。しかも、いわゆる古代魚で2億年以上前から地球上にいるそうですよ。
わんぱくブロガー的まとめ
ということで紹介しました、富士湧水の里 森の中の水族館。
メジャーな水族館に比べると流石にこじんまりとはしていますが、水の透明度を活かした、素敵な展示で、魚好きならば楽しめる水族館だと思います。
淡水に暮らす魚・生き物を、素晴らしい透明な水の中で見ることができる水族館なので、魚好きさんや生き物が好きな人は楽しめると思いますよ!