27年ぶりにHHKBが進化しました。
発表されると同時に発売で、WEBショップでは1日で初期ロットが完売してしまうほどの人気が出ています。
私、HHKBエバンジェリストをしておりまして、今回発売の1週間くらい前から実機を提供してもらって試用させてもらっていました。
普段はHHKB Professional HYBRID Type-Sを使っている私が、今回発表されたHHKB Studioを使った感想を紹介したいと思います。
実際使ってみた!
先ほども記載しましたが、HHKBエバンジェリストをしているのもあり、発売前にPFUさんから商品をご提供して頂き、一足お先に使わせてもらっていました。
箱を開けると、しっかりとスポンジで守られて入っていました。
中には、HHKB Studio本体と、説明書と、単三電池が4本!
それに、ポインティングスティックの交換用アタッチメントが4つ入っていました。
既存のHHKB HYBRID Type-Sと比べてみると、ほんのひと回りほど幅が広がっています。
また、BTやHYBRIDに搭載されていた上部の電池ボックスがなくなったのもあり、かなりミニマムなすっきりとした印象さえ与えてくれます。
厚さは、サイドのデザインの違いもあってわかりにくいですがあまり違いはないです。
試しにお互い正面を向き合わせてみるとほぼ同じ高さになります。
そのため、使い勝手としては既存ユーザーならば違和感なく即乗り換えることが可能です。
ただし、違和感なさすぎて、ポインティングスティックやマウスボタン、ジェスチャーパッドがあることさえも忘れてこれまで通り使ってしまいます(笑)。
ついつい今まで通りマウスを探してしまう訳ですが、「あ、そうだポインティングデバイスがあるんだった」と思い出してそちらを使う、という感じで、少しずつ自然とポインティングを使う頻度が増えてきている状態です。
まぁ、そのうちHHKB Studioじゃないと困る!というほど手が覚えてしまうと、今度は普通のHHKBを使っているときに、ジェスチャーパッド部分を触ったり、ポインティングスティックを探したりしてしまいそう。
そうなると我が家のHHKBもHHKB Studioに少しずつ買い替えて行くかもしれません。
メカニカルスイッチはどうよ!?
そうそう、一番気になっていた「メカニカルスイッチ」になって、打鍵感が変わったり、音がうるさくなるんじゃ?という懸念。
HHKBといえば、「静電容量無接点方式」キーボードの代表格でありました。
それが「メカニカル方式」になると、良さが無くなるのでは?と心配する人も多いんじゃないかと思います。
これ、実際に使ってみると、その心配は杞憂で、むしろ、「静電容量無接点方式」より気持ち良くスコスコとした打ち心地と、めっちゃくちゃ静かなキーになっているんですよ。
HHKB HYBRIDはキーを押し込まずに表面をサワサワとさするだけでも少しカタカタカタと音がすると思いますが、この音がほぼ無いんです。ガシッと土台にくっついている感。
それでいて、押してみると確かにこれはHHKBだ。と思えるほど変わらない押し心地。
むしろ、私はこのHHKB Studioの打鍵感と静音性がめちゃくちゃ気に入りました。
これならば、職場で隣の人に「うるさいよ」と言われなくてもすみますし、おそらく同じ部屋で家族が寝ていても起こすことなく使えると思います。それくらい静かになってますよ!
わんぱくブロガー的まとめ
ということで、私もまだまだ使い始めて1週間程度なのでまだポインティングスティックやジェスチャーパッドを有効活用、という部分まで行けていません。
が、メカニカルスイッチになって、気持ちの良い打鍵感と静音性。これだけでもかなりメリットがある進化だと思います。(これ、将来的には逆輸入的にポインティングスティックとジェスチャーパッドを省いた、メカニカルHHKB HYBRIDが発売される可能性さえあるな、と思ってます)
気になるー!という人は、買って損はない、間違いなくHHKBの進化したキーボードですよ!