昨年10月に、日産セレナを新車で購入しました、むねさだ(@mu_ne3)です。
先日、日産の広報さんから素敵なイベント「日産ブロガー試乗会」にご招待されたので参加してきました!
その名の通り、ブロガーやライターに対して、日産車を実際に試乗して体験してもらおう、という趣旨のイベントです。
日産車がズラリ20台以上集められ、時間の許す限り試乗することができた、贅沢なイベントでしたのでご紹介したいと思います!
日産車にイッキ乗りできる「日産ブロガー試乗会」
ということで開催されたのは、日産車にイッキ乗りできる「日産ブロガー試乗会」。
まずは、日産車の技術的なお話をお伺いしました。こちらについては、別記事にて紹介していますのでまずは、こちらの記事をご覧ください。
で、今回の記事ではメインとなる試乗会で試乗した車の感想などをご紹介していこうと思います。
今回、試乗車として用意されていたのはこちらの車種!
2台以上用意されているものもあり、18車種25台以上が集まる、超豪華な試乗会!
ドドーーンっと並べられた様子は圧巻です。
日産の担当者の方達も「試乗車がここまで揃ったのは見たことがない…!」というほどレアなことのようです。
さて、今回の会場は、日産のテストコースが併設されているグランドライブ。
1周3.77kmのコースですが、それぞれアップダウンがあったりS字だったり、でこぼこ道だったり、スピードの出せる直線だったりと、一般道〜高速道路に近い状態を試せるコースになっています。
人気車種は競争率が高いものの、大人な感じで調整しつつ、それでは試乗開始ですっ!
どっしりとした安定感とすごい加速のNissan GT-R
まず、私が最初に選んだのは、Nissan GT-R。
本体価格1000万以上する、Nissanのプレミアム・スーパースポーツカー!
カラーは「アルティメイトシャイニーオレンジ」と「オーロラフレアブルーパール」がありました。
いや…。どちらもカッコいいけど、特にオレンジの方は内装もすごく目立ちます。
乗り出し価格的には1200万円~位の高級車。
普段だともう、こうやって近づく事さえできないであろうスポーツカーを試乗…!震えますね。
実際、今回のグランドライブを運転してみた印象としては、「どっしりと地面にへばりつくような安定感と底の見えない力強さ」を感じました。
このテストコース、時速100kmまで出せるようになっているのですが、恐る恐るアクセルを少しだけ踏むと一気に100kmまで加速してしまいまして…。
まさに、ポテンシャルの10~20%しか引き出せてないような、底の見えない感じですよ…。
そして、S字のコーナーも、ハンドルを切っても、自分の体が振られないというか、横Gを感じず、ハンドルを動かした分だけ正確に気持ち良く曲がってくれるんです。
ハンドル周りも革で握った瞬間から高級車というのが伝わってきますし、テンションが上がりまくります。
最初の1台ということもあり、気が付くとコースを駆け抜けていた…という感じです。
ちなみに、エンジンルームも見せてもらったんですが、これ機械じゃなくて手組みなんですよ。職人の。
なので、1台1台、匠の名前が書かれてるんですって…。すごすぎる!
もう、これまで乗ってきた車の概念が変わるほど、まさにモンスター級のプレミアム・スポーツカーという1台でした。
役員を乗せるような、超高級セダン「シーマ」
お次に試乗したのは、日産のセダンの最上位機種の「シーマ」。
販売価格、約800万円~の超高級セダンで、役員を乗せるような、後部座席シートの座り心地を高めてあるシーマ。
これが運転もしやすく、スーッと静かに走るんですよ。
後部座席にはシートヒーターがあったり、シートの前後移動も電動。
時計があえてのアナログ時計だったりして、高級感というか、落ち着いた雰囲気を感じる1台でした。
また、最新技術を使った安全装備も多く搭載されており、万が一の事故を防いでくれるようになっています。
これは運転するというよりも、後ろでマッタリと乗りたい車ですねぇ。
2人乗りの電気自動車!「モビリティ」
お次に試乗したのは、こちらの可愛らしい電気自動車「モビリティ」。
日本の法律では、区分が無く、特別な区域でしか公道を走ることができない、市販されていない自動車。
これ、実は私2年前に広島の大崎上島で乗ったことがあるんですよね。
このサイズで2人乗り、最高時速は80km/h。
高性能なゴーカートを運転しているような感じ。これは観光地でのちょい乗りに最適ですね…。横浜市内での実証実験も行われているようですが、例えば京都とか、奈良とか、観光地が少しずつ離れているような場所にあると利用者がグッと増えそうだと感じました。
昼食のケータリングが凄い!
午前中は3台試乗したところで終了。一旦昼食タイムに入ります。
事前に「軽食を用意してあります」、なんてことが書いてあったのですが、もう軽食というか超豪華なケータリングが用意されてました…。
しかも、今回の試乗車に合わせた、オリジナルの料理がズラリと用意されているんですよ…!
いやいやいや、力入れすぎでしょうっ!
しかも、それぞれがメッチャクチャ美味しい…。
ついつい食べ過ぎてしまいましたよ。
こういう試乗会で食事にもこだわる日産の心配りが凄いな…と感じました。
担当者の方と交流!
昼食の時間が長めに取ってあったので、食事を終えた人から気になる車の写真を撮ったり、担当者の方に直接質問したりする時間も用意されていました。
私も、(この後試乗予定の)フェアレディZの前で記念写真…!
電気自動車のリーフの充電周りの話を聞いたり。
今回は時間が無くて試乗できなかった軽自動車を中心に見て回りました。
軽も、自分が学生時代に乗っていた頃から比べると、もう全くの別物になってるはず。これも機会があれば試乗してみたいなぁ。
走りを楽しめるスポーツカー「フェアレディZ」
午後の部で、まず試乗したのは、2シーターのスポーツカー「フェアレディZ」。
乗ってみてわかったのは、GT-Rよりも運転していて楽しい車だ、という事なんです。
例えるなら、GT-Rは家族を乗せて東京⇒広島まで楽に運転できそうな、安定感。
フェアレディZは、きびきびとした走りで、エンジン音やハンドリング含めて「走る事を楽しめる」感じ。
2シーターなので、家族がいる身としては手が出しづらい車ではありますが、「いつか手にしてみたい憧れの車」という感じでした。
荷物もたくさん乗せられる!クロスオーバーSUV「エクストレイル」
お次に試乗したのは、我が家的に将来購入候補にも上がりそうなクロスオーバーSUV「エクストレイル」。
ベースが5人乗りで、7人乗りも選択できるこのエクストレイル。
今回の車種は5人乗りだったため、後ろの荷室が大きいのが特徴です。
今回は、「家族でBBQ」的な量の荷物を想定して詰め込んでみましたが余裕で乗りましたね。
ちなみに、バックドアは、足をかざすだけで電動で空いてくれるんですよ。
なので、両手いっぱいに荷物を持っていても、ポケットからカギを取り出したり、ドアを触ったりする必要が無いんです。
運転した感じは、セダンタイプよりもシートの高さが高いためか視野が広く、運転しやすい!
そして大きさを感じさせない加速感…!これは、ハイブリッドのモーターの加速によるものでしょうね。
スポーツカー×SUVのいいとこどり!「ジューク」
エクストレイルに乗ったなら、これと比較してみたい!と思い選んだのが、「ジューク」。
大胆なカラーリングも魅力的!
で、失礼ながら私、見た目から「エクストレイルの一回り小さいSUVかな?」と思っていたのですが、乗ってみると全くの別物!
むしろ、全く違うというか、これスポーツカーの要素の強い、乗っていて楽しい系の車なんですよ!
なので、シートもこの通り体を包み込むようなタイプ。
ターボエンジン搭載のため、グッと踏み込むと一気に加速する気持ち良さや、ハンドリングの素直さ、コーナーリングの横Gのかかり方など、スポーツカーそのもの!
この車がこの値段で買えるの…!?と、今回一番驚いた車種かもしれません。
5人乗りでも良いなら、この車購入候補に入っちゃうなぁ…。
日産最上級ミニバン「エルグランド」後部座席
最後に、日産最上級ミニバンであるエルグランドの後部座席に座って、グランドライブを1周してみました。
個人的にはセレナに乗っているため、その上位機種のエルグランドの乗り心地は気になるところ。
そこで、今回はあえて「同乗するであろう家族目線」で後部座席に乗っての試乗です。
で、何が驚いたって、足を置ける「オットマン」が付いていたり、シートを倒しても前方を見やすくするための「中折れシート」を採用してあるので、メッチャクチャ乗り心地が良いんですよ…。
分かりますかね?背中の部分からだけを、1段階グッと起き上がらせることができるんです。
そして、その状態で車を走らせてもらったのですが、快適そのもの…。
気分的にはもう会社の重役にでもなった気分ですよ。広いし。ゆったりだし。揺れないし!
家族を乗せてロングドライブするなら、この快適空間、最高でしょうね…。
わんぱくブロガー的まとめ
結局、18車種のうち7つに試乗することができました。
リーフやノートe-Powerなどの電気自動車系も乗るとモーターの加速に驚きますが、これは前回試乗したので今回はあえてパスしてみました。
にしても、これだけの車種を揃えてくださった日産の方たちが凄いですよ…。
おかげで、これまで乗ったことが無い車種を多く体験することができました!特に、これまで全く頭に無かったデューク、そしてなかなか近寄れないGT-RやフェアレディZに試乗できたのは嬉しかったですねぇ…。
そして、この試乗会の後は、日産のデザインセンターの方から、普段なかなか聞くことができない、CMF(表面)のデザインについてお話を伺えましたので、こちらはまた別記事にてご紹介したいと思います!
これまたメチャクチャ為になる内容でしたので、お楽しみにっ!