昨年、日産セレナを購入しました、むねさだ(@mu_ne3)です。
日産セレナ。思った以上に気に入ってまして、先日も長野県小谷村までドライブに行ってきました。
そんな日産の車が一堂に揃い、試乗できるイベントにご招待いただきましたので、ガッツリ試乗してきましたよっ!
もちろん、試乗だけでなく色々な説明を聞いてきましたので、まずはその説明部分をご紹介したいと思います。
場所は、日産グランドライブ
ということで行ってきましたのは、日産のグランドライブというテストコースのある専用施設。
本日は、会場に担当者の方がズラリとならび、日産の力の入れ具合がわかりこちらまで緊張してきます。
そんな中、まずはニッサン インテリジェント モビリティについての基礎知識を学んでいきます。
ニッサン インテリジェント モビリティについて
パワートレイン・EV技術開発本部の渋谷さんから、ニッサン インテリジェント モビリティについての説明から。
ニッサンインテリジェントモビリティとは、「インテリジェントドライビング」「インテリジェントパワー」「インテリジェントインテグレーション」という3つの柱によってワクワクするような体験を実現してくれる取り組みのこと。
それぞれ、詳しく紹介していきます。
自動運転の実用化ステップ
まずは、日産の自動運転技術の実用化ステップについての図が映し出されます。
私が乗っている「日産セレナ」や「日産リーフ」にすでに搭載されているのが「高速道路単一車線」の自動運転。
いまでさえ、白線と前の車を認識し、割り込み車も認識して自動運転してくれる技術が搭載されており、かなり便利に使っています。
それが、2018年。今年には、自動で車線を切り替えてくれる「高速道路複数車線」の自動運転にも対応した車が発売する予定になっています。
さらには、2020年、202x年には、一般道の自動運転に対応した車が発売が計画されているんですよ…!
まさに未来!というような自動運転技術が、もうそこまで来てるんですね!楽しみっ!
ちなみに、交通事故の90%以上はドライバーに原因のあるものなんだそうです。
一般道での自動運転が搭載されてくると、交通事故というのはかなり減ってくるんでしょうねぇ!
ニッサンインテリジェントパワー
100%モーター走行によって、走る楽しさと環境性能を両立をしてくれるのが、ニッサンインテリジェントパワー。
技術的には、「電気」「ガソリン」「水素」「バイオエタノール」それぞれの燃料を使いつつ、駆動部のモーターは共通技術で車を走らせているんです。
ちなみに、電気自動車とe-Powerと一般的なハイブリッド車の、エンジンとモーターの関係を示した図がこちらになります。
e-Powerの車を動かしているのは、電気自動車と同じく100%モーターなんですよ。
e-Powerのメカニズム
もう少し詳しく説明すると、e-Powerのメカニズムはこういうこと。
ガソリンエンジンは、あくまで発電用のモーターを回すためだけに使われていて、その発電された電力が、駆動用モーターと、バッテリーに蓄電されるために使われるんです。
このため、ガソリンエンジンは一番効率が良い、燃費の良い状態で安定して発電し、その電力を余剰分はバッテリーに入れつつ、駆動用のモーターを回すからこそ、ガソリンエンジン単体よりも燃費が良く、しかも電気自動車のようなキビキビとしたモーターで走ることができる、というわけ。
インテリジェントインテグレーション
3つ目は、コネクテッドカーサービスとエネルギー・スマート コンセプト。
社会と車をどうつなげるか、それによってどう世の中を便利にするか。という話。
スマホと接続して情報を取得することはもちろん、日産は電気自動車に搭載されている電力を使った、エネルギーの平準化した社会を作ることを考えているんです。
電気は貯められないので、各自の車に少しずつ貯めて、みんなで電気を持ち、電力を平準化するという考え方。
LEAF to Home
例えば、こういうこと。
生活の中に、日産リーフに蓄電された電力を活用していくんです。
安い夜間の電気を車に貯めて、日中は車から使う。
災害時にも非常用の巨大な蓄電池としても使えるんです。
そういえば、先日旅行で訪れた、長野県小谷村にある「道の駅おたり」にもリーフが置いてあり、災害時には2日間トイレを使えるようにしてある、という張り紙をみかけました。
家庭だけでなく、こういう公共施設や団体でも取り組みが始まっているんですね。
最先端の知能化技術が詰まった日産リーフ
そんな、100%電気自動車の日産リーフには、日産の最先端の技術が詰め込まれているんです。
私も2017年9月に行われた、日産リーフの発表会には参加しましたが、まさに未来!というような技術がたくさん搭載されていますからね。
もちろん、その日産リーフにも搭載されている技術の一部が、セレナe-Powerやノートe-Powerにも搭載されていますが、セレナユーザーから見ても、リーフはやっぱり凄いな…と改めて感じます。
リーフに搭載されている技術の数々!
リーフに搭載されている機能をいくつか紹介するとこんな感じ。
高速道路自動運転の「プロパイロット」。ボタンを押すだけでハンドルもアクセルも自動で駐車してくれる「プロパイロットパーキング」。
周りに車が近づいてきていることを知らせる検知機能や、踏み間違い衝突防止アシストなど、危険を回避してくれる機能も搭載されているんです。
万が一の事故を未然に防いでくれる機能は、本当に価値ある技術だと思います。
e-Pedalとe-Power Driveの特徴
e-Powerと日産リーフには、アクセルを離すと減速する仕組みの「e-Pedal」が搭載。
これにより、日常のブレーキをふむ機会を9割減らせるので運転の疲れ方が違ってくるんです。
わかりますかね?
イメージ的には、アクセルの少し踏み込んだ状態がニュートラルな状態で、それより緩めるとエンジンブレーキがかかるような感じです。
これにより、信号の前後や渋滞中など、アクセルに足をやったり、ブレーキの上に足を乗せたり、と右足をウロウロさせながら運転するが不要になる、ということなんですよ。
日産リーフやe-Powerにするメリットの大きな1つがこのe-Pedalだと思いますね。
そして、そんなe-Pedalが搭載されている日産リーフとe-Power車種は、モーター駆動のため、力強く反応が良くスピードを出すことができるんです。
この加速の力強さと、踏み込んだ時のロスがない感じは、体感しないとわからない…と言うことで今回の試乗会が用意されたと言うわけ!
では!ここからお待ちかねの、コースに出ての試乗会、開始ですっ!
と言いたいところなのですが、試乗は試乗で書きたいことが盛りだくさんですので、また別途別記事にてご紹介したいと思います。
わんぱくブロガー的まとめ
いやー!改めて日産の技術力の高さというか、魅力が伝わってくる説明でした。
で、その説明を体感する試乗会がこのあと開催されたので、そちらの記事はまた近日中に公開したいと思いますので、お楽しみにっ!
試乗の方は、日産の方も「これだけの車種が揃ったところは見たことがない」と言うほど豪勢なラインナップでしたからねっ!