最近、車の買い替えのことで頭がイッパイの、むねさだ(@mu_ne3)です。
車って調べれば調べるほど色々な車があってその度に発見があります。
そんな私が、なんとっ!
今回プレスとして、新型日産リーフのワールドプレミアに取材に行ってきましたのでご紹介したいと思います!
日産リーフとは!?
日産リーフは言わずと知れた、電気自動車。
ガソリンを使わず電気だけで走る、排気ガスを出さない車です。
今では各社から発売され始めた電気自動車ですが、量産型の電気自動車で世界で初めて発売されたのが「日産リーフ」であり、これまで世界で最も売れている電気自動車でもあるんです。
2010年に発売されて以来、7年ぶりのフルモデルチェンジの発表とあってすごい規模の発表会が開催された、というわけです。
大迫力のオープニング!
会場は幕張メッセ!
アーティストのライブ!?と思うほどの巨大なブースと観客席。
ワールドプレミアというだけあり、世界中からメディアや関係者が集まっていて海外の発表会にきたような錯覚に陥ります。
ステージは、プロジェクションマッピング的に壁面や床面に画面を投影させ、迫力があります!
そして、ステージに現れる新型リーフ!
肝心の説明について、全てはメモしきれませんでしたので、詳しくは公式サイトを見ていただくとして…。
私が気になった部分を紹介していきます!
キーワードは「とにかく素晴らしい未来」
壇上で何度も繰り返し使われたキーワードが「SIMPLY AMAZING」。
とにかく素晴らしい未来、と訳されていましたが、全ての説明を聞いて感じたのが「あぁ!未来が来ている!」でした。
未来の車ってこうなるよねー!というものが実現し発売されようとしているんです。
電気自動車界をリードしてきた自負
冒頭の説明でも述べたように、リーフは世界で最初に量産されて発売されれており、世界で一番売れている電気自動車なんです。
どのくらい売れているかというと、累計30万台、49ヶ国で販売されているんです。
そして、トータルで35億kmも走っているのにもかかわらず重大な事故や問題は起きていないんです。
日産が最初に電気自動車を発売しようとした時は、周りのメーカーからは冷ややかな目をされたそうですが、現在では、多くのメーカーが日産の後を追うように電気自動車を作り始めています。
そんな電気自動車の世界を引っ張ってきた日産のリーフ。
今回新たに多くの機能が搭載されています!
リーフに搭載された3つの新機能!
今回、新型リーフに搭載された3つの大きな新機能についてご紹介していきます。
その3つとは、「プロパイロット」「プロパイロット パーキング」「イーペダル」。
順番に説明していきます。
自動運転技術「プロパイロット」
まず1つめの機能は、高速道路の同一車線における自動運転技術の「プロパイロット」です。
前の車との車間距離をキープしつつ、日産リーフがアクセル、ブレーキを自動でコントロールしてくれるんです。
そして、白線を認識して、車線中央をキープできるように自動でコントロールしてくれるんです。
つまり、高速道路での単調な「渋滞走行」と長時間の「巡航走行」において、ドライバーに代わってアクセル・ブレーキ・ステアリングを自動で制御してくれるんです。
これはすごいですよね…。一足先にセレナにも搭載されているこのプロパイロットがついにリーフにも搭載。
モーターで走る電気自動車の方がよりスムーズな加速や減速を行うことができるので、プロパイロットは電気自動車と相性が良いんです。
自動で駐車場に車を停める「プロパイロットパーキング」
次に紹介するのは、自動で車庫入れをしてくれる「プロパイロットパーキング」。
たった3ステップの操作で、「ステアリング」「アクセル」「ブレーキ」「シフト」さらには「パーキングブレーキ」まで全てを自動制御して駐車してくれるんです。
道路脇の縦列駐車も、ショッピングモールの並列駐車も、車庫入れも、様々な駐車スペースに対して、まるで人が運転しているかのごとく操作してくれるんです。
アクセル操作だけで運転できる!「e-Pedal(イーペダル)」
3つ目は、ブレーキペダルを使わずにアクセルペダル操作だけでドライブを可能にする、「e-Pedal(イーペダル)」。
NOTE e-POWERにも搭載されているこのアクセルペダルだけで発進・加速、減速・停止、ブレーキランプの点灯までできるんです。
イメージとしてはゴーカートのペダルのような感じです。
今回搭載されているe-Pedalは、NOTE e-POWERに搭載されているペダルの上位版のような感じ。
坂道でもペダルを離すとしっかりと停まってくれるんです。
止まるか走らせるかギリギリ悩む時など、右足をアクセルペダルとブレーキペダルに行ったり来たりさせたりする必要がないのは、かなりストレスから解放されます。
電池も大型になり、初代の倍の走行距離に!
今回、内蔵リチウムイオンバッテリーのサイズや重量を変えることなく、容量を約40%もアップ(40KWhへ)させることに成功しました。
これにより、初代リーフと比べて2倍の航続距離である400kmを一度の充電で走れるようになったんです。
そして、容量がアップしたことによりモーター出力もアップ!
モーター最高出力110kW、最大トルク320N・mとなり、アクセルを踏み込んだ瞬間に一気に加速する、電気自動車ならではの俊敏な加速レスポンスに磨きがかかりました。
新型 日産リーフのデザイン
次に、デザインについての説明が始まります。
世界で一番売れている電気自動車の後継モデルとして、スポーティーで先進的な印象を与えつつ、空気抵抗を抑え、低重心となるようなデザインがされているんです。
顔は最近の日産車に取り入れられている「Vモーショングリル」や「ブーメランランプシグネチャ」「フローティングルーフ」などを採用。
これにより日産の車とのファミリー感を感じさせつつ、存在感をアピールしてくれています。
ということでこちらが、日産リーフのデザイン!
後ろからも、日本車らしくなく特徴的な見た目ですよね。
内装も、日産ブランド共通のデザインテーマ「グライディング ウイング」を基本としつつ、上品で落ち着いた雰囲気に仕上げています。
充電スポットも充実!今後も続々増えていく!
充電できる場所は、今現在日本中で28000箇所もあり、急速充電対応のステーションも7200箇所を超えているんです。
急速充電対応ならば、40分で80%もの充電を行えるということで、まさに買い物ついでの充電でかなり走れるということになりますよね。
また、巡航走行距離が増えたことにより、ほぼ毎日往復30kmの通勤に使っていて週末にすこし買い物へ、という人でも週に1度の充電で済んでしまうんです。
ガソリンスタンドに行かない車生活…!これはまさに未来ですよねっ!
発売日と価格について
最後に、発売日と価格について発表が行われました。
発売日は、2017年10月2日!
世界に先駆けて、日本で発売が開始され、北米や欧州では2018年1月から発売が開始される予定です。
そして、価格についても衝撃的な値段が発表!
なんとこれだけ新機能搭載されつつ、税込で315万円〜という値段設定!
これは…、電気自動車には興味があるけれど高くて手が出せなかった…という人には間違いなくグッとくるお値段だと思いますね!
タッチアンドトライで実機を確認!
説明用のイベントが終わった後は実際に実機を見ることができるタッチアンドトライの時間。
遠くから見るとあまりわからなかった見た目や機能をチェックしていきます。
白だと気づかなかったんですが、色つきの車だとボンネットが結構立体的に仕上がっているのがわかると思います。
ちなみに、当たり前といえば当たり前なんですが、ガソリンタンクや排気ガスの出るマフラーも無いんですよっ!
なので、後ろの収納部分はかなり広く感じました。
充電ステーションのデモも行われていました。
最近スーパーなどでも見かけますが、今後はより多く見かけることになりそうですね!
自動運転を体感!
自動運転の体験も行いました!
と言っても今回は撮影の為に後部座席に座っての体験!
こちらの動画は、いわゆる「並列駐車」。
ショッピングモールなどの駐車場で効果を発揮してくれます!ハンドルがグリグリと自動で動く様子はびっくりしますよ。
そして、自宅などで線が引いてない場所でも好きなように駐めることができる設定も動画で解説してもらいました。
少し斜めに駐めて欲しい、などの設定もできるんですね!すごいです…!
でも私マンションなんだけど…
これだけ魅力的な新型リーフですが、難点としてマンションの駐車場だと自宅充電出来ない…という人も多いと思います。
それを解決するソリューションも少しずつスタートしているそうなので、こういうのが普及するのを是非とも待ちたいと思います!
こういう取り組みが今後どんどんと増えてくるはずなので、マンションの人も対応マンションかどうか、導入できないか?など検討しても良いと思いますよ。
わんぱくブロガー的まとめ
いやー、まさに「乗る人が一歩先の未来を感じられるように」作られた、最新テクノロジーが詰まった電気自動車になっていました。
しかもそれが315万円〜という、手が届くお値段で…!
そう思うとこの新型日産リーフ、爆発的に売れると思いますねっ!気になる人はディーラーに急ぐなどした方が良いかもしれませんよー!