日々の細かい工夫とか大好きな、むねさだ(@mu_ne3)です。
みなさん、ライフハックってご存知ですか?
簡単に言うと、ライフハックは「効率をあげるための工夫」。
これがぎっしり250も詰め込まれた書籍「ライフハック大全」が発売されることになりました!
このライフハック大全の出版記念パーティーにご招待されましたので参加してきました。
「あ、普段やってるこれライフハックだったんだ!」というようなことを改めて感じさせられたり、「あぁ!それやってみたい!」と思える知識の増えたイベントでしたのでご紹介したいと思います!
ライフハックがぎっしり詰まった完全版「ライフハック大全」
今回参加してきた「ライフハック大全」という書籍の出版記念イベントの会場は、六本木にある豚組しゃぶ庵。
4~50人入れる会場を貸し切ってのイベント。しゃぶしゃぶとお酒を楽しみながら進んでいきます。
「ライフハック大全」は2017年11月16日に発売になったばかり。
「一瞬で人生を変えるワザ、あります!」というすごいポップが付いているので書籍などで見かけて気になった人も多いと思います。
著者は、ブログLifehacking.jpの堀 正岳氏。
乾杯後、そもそもライフハックとは?どうして今この本を発売することになったのか、という説明が始まります!
個人的にもライフハックという言葉はよく使うものの、由来などは知らなかったので、必死でメモしてました!
ライフハックとは?
ライフハックとは、2004年に生まれた言葉。
もともとは、すごいエンジニアって仕事の効率化をたくさん作ってるよね、人生をハックしてるよね!という意味なんです。
少なくても理論上は、「仕事効率をあげて、その後に空き時間を作れる」はずなんですが、得てしてこういうエンジニアは工夫すること自体が楽しいため「もっと効率化、もっと効率化」と考えてしまうため結局空き時間は増えないんだとか(笑)
本末転倒感こそがライフハック!
さらには、ブログ界隈でライフハックが盛り上がった時期にはこんなタイトルの記事が多く書かれていました。
当ブログの読者も、懐かしいっ!と思う人も多いかもしれませんね。
前半はまだしも、「人生で大切なたった一つのアドバイス7種」とか…ちょっと面白いですよね。
堀さんはこの「本末転倒」感こそがライフハックだ!と言います。
単純に思えるが効率が上がる「ライフハック」
また、ライフハックは「つまらないアイデアに思えるけどラクになるならそれで良い」というアイデアも多くあるんです。
例えば堀さんの本にもあるこちら。
「決断するスピードを加速する」ライフハックとして、「判断に迷ったらコイントスで決める」というのがあります。
一見、「なんだよコイントスかよ!」と突っ込みそうになりますが、これを実践している経営者の人も多いそうです。
例えば「iPhone Xを買うかどうか」で悩んでいるなら、コイントスで決めれば良いんです。仮に「買わない」と決まった時「いやでも…欲しい」と思うか「良かった、買わなくて済む」と思うか。
何より一旦決断することにより、思考が一気に前に進むんですよ。面白い!
こんなテクニックが250も詰まっているのが、今回の書籍「ライフハック大全」というわけ。
どうです?読んでみたくなってきたでしょう?
目次はこちら。
始めよう「人生を変える7つのライフハック」
SECTION 01
時間管理「時間は増やせる」
SECTION 02
タスク管理「小さな勝利を積み重ねる」
SECTION 03
集中力・ストレス対策「やる気も仕組み化」
SECTION 04
読書・情報収集・学習「情報は減らして管理する」
SECTION 05
発想・アウトプット・思考「自分だけのアイデアがある」
SECTION 06
コミュニケーション&チーム「味方は増やせる」
SECTION 07
日常生活・旅行「ちょっとした快適さを」
SECTION 08
習慣化・やめない技術「人生を変える小さな習慣」
堀さん的にも絞り出して絞り出して作った今回の「ライフハック大全」。
自身としてはライフハックの本はこれで最後、と宣言するくらい、Lifehacking.jpを10年運営してきた堀さんの全てが詰まった本なんです。
前評判も良く、なんと初日で既に重版が決定したそうです!Kindle版も同時発売しているにもかかわらず、すごい…!
本としては頭から読むというよりも、目次を見ながら気になる項目から読み始めるのが良いと思います。
どうして今ライフハック本なのか
ブログ界隈でライフハックが盛り上がっていたのは、私がこのブログを始めた頃、5〜6年くらい前だと思います。
どうして今、「ライフハック大全」という本を出したのか、について出版社のKADOKAWAの担当者さんと堀さんが解説していきます。
昨年くらいから、「働き方改革」「残業規制」というキーワードが一般でも言われるようになってきました。
エンジニアやハッカー、ギークな人の間で流行っていたライフハック(仕事の効率化の工夫)が、今まさに「一般の人にも必要とされている時代」になったというわけなんです。
そして、どうせ出すならば、決定版として出したかったため、大全という名前をつけ250のライフハックを詰め込むぞ!という企画でスタートしたそうです。
本の表紙にも「人生と仕事を変える小さな習慣250」という記載があります。
タスク管理だったり、時短だったり、集中力をあげる工夫だったり、そんなライフハックがぎゅっと詰め込まれているので、多くの人にとって有益だと感じてもらえるんじゃないでしょうか。
いたるところでライフハックについて議論がされる2時間!
この後は、参加者から事前に募集した「このテクニック・ツールがないと人生が成りたたないっ」というオススメのライフハックやツールを紹介しあうことに。
堀さん的には「綿棒」。
仕事中に耳がかゆくなると、どうしても気になって仕事の効率が落ちてしまうそうです…。なので、仕事場には綿棒が手放せないんだとか。
大学教授でもありブログ「shiology」の、shio(塩澤一洋)さんのライフハックは「Scrapbox」というサービス。
パッと説明を聞く感じだと、EvernoteとGoogleドライブとブログのいいとこ取りのようなサービスらしく、今愛用する人がどんどん増えているそうです。shio先生も、なんとブログのデータを全てこのScrapboxに移管したんですって!
決断早すぎっ!というかそれくらいすごいサービスなんですね…!気になったので私も使ってみたいと思います。
ブログ「シン・みたいもん」のいしたにさんのライフハックは「爪切り」。
仕事柄キーボードを使うことが多いんですが、爪が伸びていると効率が落ちるらしく、常に白い部分が無いくらい爪を切っているそうです。ちょっとした違和感でも効率って落ちるんですよね。
ちなみに、私のライフハックは「ライバル」。
ブログにしても仕事にしても遊びにしても趣味にしても。ライバルがいることで成長し合えるし頑張れるんですよね。逆に言うとライバルの居ない事って張り合いが無いし、頑張れないんですよ…。
その後も、各テーブルごとにライフハックの話題で大盛り上がり!
自分にとって当たり前は、人にとっては新鮮だし大切な情報になり得るわけです。
ライフハックって、まさにそんな自分にとって生産性を上げるちょっとした工夫ですし、そんな事をブログで紹介するのは自分にとって原点だったなぁ…!と気づかされるイベントでした。
わんぱくブロガー的まとめ
会場では書籍の販売も行われていて、サインをもらっている参加者も多く見受けられました。
普段の生活や仕事、趣味など時間の使い方や効率をちょっとした工夫で改善したいと感じている人は是非とも手に取ってみると良いと思いますよ!
「あぁ、これ実践してみたい」と思えるライフハックがいっぱい詰まっていますからっ!