昨年末に子どもが産まれました、むねさだ(@mu_ne3)です。
正直、まだラクガキなんて2年くらい先になるのですが、お絵かき好きなお子さんを持つお父さんのためのラクガキ講座「ハッピーラクガキライフ for ファミリー」というものに参加してきました。
講師は、むねさだブログとは切っても切り離せない関係にあるほど付き合いの深い、タムカイズムのタムカイです。
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普段一番身近な場所でタムカイのラクガキを横目で見つつ、「あんな風に描けたら良いなぁ。楽しいだろうなぁ」と思っていた私にとって、ラクガキの楽しさを感じる事ができたイベントだったのでご紹介したいと思います。
タムカイ家のノウハウで家族をたのしく!
今回の講座名は、「ハッピーラクガキライフ for ファミリー」。
大人が絵を描くことを楽しめるようにしておいてから、子供と一緒に楽しくラクガキしていけるようにしたい。
ということでまずはパパさん側が絵を描く楽しさを体験してみましょう!という内容。
タムカイは普段から子どもとラクガキを通して一緒に遊んでいるそうですが、タムカイ家の子供のことしかわからないのでいろんなパパさんを呼んで、「このノウハウが多くの家庭に当てはまるのかをヒヤリングしたい」と。
ということで今回は6人のパパさんが集まって、講座半分、座談会半分のような感じで行われました。
ラクガキはスポーツ!
タムカイ曰く「ラクガキはスポーツのようなもので描き続けると上手になるし慣れてくる」。
そして、スポーツをする前にはしっかりとストレッチをする事で、体が温まりしっかりと動く事ができる。ラクガキも一緒。
ということで、ひたすらA4用紙に線をまっすぐ描く事から始まりました。
これがまた難しい…。
けど何となく単純だけど楽しい!
参加メンバーの描いた線を見ながら比べてみます。
これが、思った以上に差が出て面白いんです。私の場合は「きっちりまっすぐ引こう」という気持ちが強く、力強くまっすぐな線。
他の人は、力が抜けていてシュルッとした味のある線だったり。
そして、ドンドンとタムカイの講義は進んで行きます。
「自信がある形はスッとかけるけど、自信が無かったり慣れてないと、線がぶれる。」こんな感じで。
なので、慣れだったり方法を知っていくとしっかりとした線のラクガキがかける様になりますよ、と。
ってことで次は5mm程度の円を描き、その外側に5mm開けてまた円を描く。
どんどんと丸と大きくして行くと、指や手首ではなく、肩を動かして線を描くという事が分かる様になるのだとか。
いやぁ、単純だけどなんだかのめり込んでしまいます。
これらを使った塗りの方法を覚えて行けば、色々な質感だったり形状に見えてくるわけです。
ストレッチ、と言いながら絵を描く楽しさを思い出させてくれる感じのウォーミングアップでした。
100種類の顔がカンタンに描ける!
さて、ここからテクニック的な所に入って行きます。
カンタンな表情をかき分ける手法として覚えることは、14個のパーツだけ。これで100種類の表情が作れるんです。
口:5種、目:5種、まゆ:4種。コレを組み合わせると喜怒哀も驚きもかき分ける事ができるんです。
こんな感じ。
ちょっとしたパーツを替える事で、同じ楽しいにしてもニュアンスが違ったり度合いが違ったり。
実際私も色々と試してみました。
こんな感じで、吹き出しを付けるとそれぞれの表情が何を言いたげなのか見えやすくなるんです。
これだけで、子どもと一緒に「この人は、なんて言ってるかな?」という感じの遊びができそうです。
棒人間ではなく胴体を描くと性別がわかりやすくなる!
次に、男の子と女の子のかき分け方。
棒人間だと男女の差をつけづらいけれど、胴体を付けると男女の描き分けがしやすくなるんです。
女の子は台形の胴体でワンピース風に。男の子は四角と凹を反対にした物をつけて、半ズボン風に。
確かにコレで男女かき分けられる!単純だけどわかりやすい!
後はテクニック的にこの2つ。
- 顔の中心よりも少し下側に目を描くと子どもらしくなる
- ほっぺたにチョンチョンって付けて、目にまつ毛をつけると女の子らしくなる
わ!確かにかわいくなる!
後半は、自分の子どもを描いてみましょう!という少し難易度の高い内容でしたが、結果的にカワイイ子どもの絵がなんとなく描ける様になりました。
1時間ちょっとの講義で自分がこういう絵が描ける様になると思っていなかったので不思議な感じでした。
ラクガキを通した子育て
その後は、座談会的に子どもとラクガキをどのようにしているか。という話を聞きました。
私の場合は、まだ娘が4ヶ月なのでラクガキも何も無い訳ですが色々と勉強になる事ばかりだったので、メモがてらご紹介しておきます。
ラクガキで子供の3つの力を伸ばす
ラクガキを子どもと一緒に行う事で、子どもの力を伸ばして行く効果があるんです。
◆観察 発見力
何かを描くってやっぱり見ないとかけないんですよね。観察して、そのものの特徴等を発見し気付く力を伸ばします。
◆想像 空想力
使う人、読む人を想像して描くことで想像力、空想力を伸ばす事ができます。
◆創造力 表現力
そして描くということは、コレまで無かったモノを創造したり表現したりする事にも繋がります。
親の役割
ラクガキをさせる際の親の役割、気をつける事としては以下の2つ。
- 描きたいと思わせること
- 絵を描いていいと思わせること
例えば、いつでも絵を描いて良い紙とペンをリビングに用意しておくとか。
スケッチブックとかラクガキ帳でも良いのですが、ページが減ってくると気兼ねする子どもも居るので、A4用紙とか大量にある物の方が良いそうです。
かけてあげる言葉が大事
コレが一番衝撃だったのですが、子どもに対して「上手にできたね」という褒め言葉はNGだそうです。
今回は「上手にできた」だと、子どもは次回も「上手」を目指してしまうからです。
「上手」ではなく「おもしろいね」「すごいね」「やさしいね」「びっくりだね」と言った「評価ではなく肯定」してあげると良いんです。
そして、何より絵を見ながら「これはなんなの?」 と会話をすることが大事だし子どもが喜ぶそうです。
何を考えて描いているのかを聞き、そしてそれを褒める。
「すごいな〜。父ちゃんだとそれは思いつかなかったなー!流石!」とか。
って感じで文章にしてみると、自分が小さい頃両親に言われた言葉ととても近くてビックリ…。
改めて自分の両親の子育てスキルの高さに関心させられました。
わんぱくブロガー的まとめ
ラクガキを教わるだけかと思ったら、かなり「子育て×ラクガキ」で子どもへの接し方とか影響とかの話まで聞けてとても有意義でした。
私が実践するのはもう少し先になりますが、実家に帰省した際に甥っ子で試してみたいと思います。
そして、このイベントの後には軽く飲みに行ったのですが、それぞれのパパさん達から聞けるパパトークが面白い!
自分もこうやってお父さんの仲間に入れたので、ブログを通じて、今後お父さんになって行く人の為に少しでもノウハウを共有できる様にして行きたいと思います。
もっと詳しくこのハッピーラクガキライフの活動について知りたい人はこちら。
ハッピーラクガキライフ|人生をたのしくするラクガキ力講座
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