美味しいものが大好きな、むねさだ(@mu_ne3)です。
2017年7月1日に、カナダ建国150周年を迎えるにあたり、一緒に盛り上げていく「カナダ150周年ブログアンバサダー」に任命され、イベントに参加してきました。
7月1日はカナダ建国記念日って知ってた!?アンバサダーとしてカナダの魅力について聞いてきたぞ! #カナダ150周年 | むねさだブログ
そのイベントでは、カナダにまつわる料理を実際に食べることができたんですが、1品1品、どういうルーツで作られた料理なのかを聞くことができましたのでご紹介したいと思います。
あああ
イベントの後半。カナダにまつわる料理を実際に食べれる!というタイミングになると、会場の壁が開けられて、何やら良い匂いがしてきました。
隠し部屋的な、隠しキッチンのある会場だったんですね…。これはすごい演出!
並べられていたのは、すべてカナダにまつわる料理。めっちゃおしゃれだし、美味しそうです!
お品書きはこちらです。
・スモークサーモンのピンチョス
・ローストビースとつけ合わせ
・鴨のメープルグレーズ
・ピエロギ(焼き&揚げ)
・みかん(和歌山県産)
「実際に食べながら、1品1品詳細を説明しますのでまずは写真を撮る時間にしましょう。」
と言われた瞬間に群がるブロガーたち(笑)すごい!
とりあえず撮影後にお皿に盛って着席です。
全部山盛りで頂いちゃいました!
カナダの食紀行について
料理について説明してくれるのはカナダ観光局の川合さん。
彼自身が、17年もカナダに住んでいたこともあり、カナダ好きなら誰にも負けない!というくらいのカナダに詳しい人なんです。
そんな川合さんが説明してくれる今日の料理は、こちらの5つの国がそれぞれ関係するんです。
順番に紹介していきましょう。
カナダ先住民:バノックとスモークサーモン
最初は、カナダ先住民に関係する、バノックとスモークサーモン。
先住民の人たちの食事として、代表的なのがバノックと呼ばれる、平たいパンのようなもので、スコーンに近い食べ物。
ジャムやメープルシロップをかけて頂きます。
そしてもう1つが、スモークサーモン。
メープルサーモンキャンディ、サーモンジャーキーなんてのもあるんだとか。
いやー、スモークサーモンのピンチョスにも、カナダ国旗が立っていて、おしゃれです。
フランス:ケベック・ダック
次に紹介されたのは、フランスから伝わってきた、ケベック・ダックというカナダの食材をアレンジしたフランス料理。
中世の面影を残していて、現代のフランス料理のようなソースではなく、香辛料を使った料理なんだそうです。
また、実はメープルシロップとフランスも大きく関係するんです。
メープルシュガーは先住民が作れていたそうですが、メープルシロップを作れるようになったのは、フランスから持ち込まれた鉄の調理器具のおかげなんだとか。
ということで、会場にはカモとメープルシロップを使った料理、「鴨のメープルグレーズ」が置かれていました。
メープルシロップで煮込まれていて、鴨臭みが少なく美味しい料理でした。
イギリス:ローストビーフ
イギリスからは、こちらローストビーフ。
特に、アルバータ州でよく食べられているんだそうです
ということで会場にも、ローストビースとつけ合わせ。見た目が美しくてすごく良い!
もちろん、お味も美味しかったです!
ウクライナ:ピエロギ
ウクライナからはピエロギという料理。
カナダの西部を開拓するにあたり、当時のイギリス人やヨーロッパ人に開拓を委託し、その時に1番多く移民してきたのがウクライナ人なんです。
なので、ウクライナ料理のピエロギもカナダに伝わってきた、というわけ。
見た目は、皮の分厚い餃子のように見えますが、中身は、マッシュポテトとひき肉。
これ、カナダではピロギとも呼ばれ、ファーストフードのようにメジャーな料理で、スーパーなどで冷凍食品としても売っているそうです。
日本人が見るともう冷凍餃子にしか見えず、実際に川合さんも学生時代に餃子だと思って調理して大失敗したそうです。
日本:みかん(和歌山県産)
で、ずっと気になっていた、日本の温州みかん。
カナダでは、「クリスマスオレンジ」という言葉があるんです。
アメリカではクリスマスにはソックスを枕元に置きますが、カナダではそのソックスの1番底にみかんを入れるんだそうです。
昔、和歌山からカナダに移民した漁師の人が持ち込んだのが「日本の温州みかん」。
当時のカナダには寒い冬に食べられるフルーツというものがほとんどなかったそうです。
そんなカナダ人たちに、日本の温州みかんを食べさせたところ、
「冬にこんなに甘くて美味しいフルーツが食べれるのかっ!」と驚き、とても気に入ったんです。
それから毎年クリスマス前になると、日本から大量のみかんが輸出されるようになったんですって!
わんぱくブロガー的まとめ
最後に、カナダの食についての考え方についても教えていただきました。
オーガニック、地産地消、オーシャンワイズ。
オーシャンワイズとは、「海洋環境を破壊することなくシーフードを食すこと」だそうで、例えば地引網で大量に魚を捕まえるのではなく、一本釣りで少量ずつ漁を行うことなどです。
ここでもカナダの人の良さみたいなものが出ていますよね。うーん、ますますカナダが好きになってきましたし、より知りたいという気持ちが出てきました!
ということで、以下のサイトでカナダについてより詳しく知ることができますよ!
MOSAIC -CANADA- | イマジカBS
カナダに行ったことがある人は、カナダカウントダウンキャンペーンも開催されていますので、現地の写真や動画がある人は応募してみると良いと思います!
カウントダウン150キャンペーン | カナダシアター
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