普段はあまり掃除が好きではない、むねさだ(@mu_ne3)です。
Dysonのショールームで行われたハウスダストについてのセミナーに参加してきました。
そもそも私が、掃除が嫌いな理由はいくつかあるのですが、
- 成果が目に見えづらい
- どうせ汚れてしまうなら数日ではなく数週間に一度で良いと思ってしまう
- 掃除をしなかった際のデメリットが分かりづらい
- 面倒くさい
という感じです。
もちろん、重い腰を上げて掃除した後は気持ちがよいのですが、この重たい腰がなかなか上がらないんですよね。
そんな私に最適なイベントが行われるという事で、Dysonさんのショールームへ行ってきました。
ハウスダストの実態を聞きメチャクチャ怖くなると同時に、Dysonの掃除機のパワフルさを見せつけられたイベントでしたので、早速ご紹介したいと思います。
講師はエフシージー総合研究所の川上裕司さん
講師は、エフシージー総合研究所でダニやカビなどの研究をされていて、農学博士でもある川上裕司さん。
「ハウスダストの正体」暮らしの中のダニ、昆虫、カビについて聞かせて頂きました。
ハウスダストとは、昆虫類、ダニとその糞や死骸、カビの胞子のこと。
これらは、アレルギーの原因であるアレルゲンになるんです。
こちらは、どういうアレルゲンに対してアトピーが発生するかというグラフです。
ヤケヒョウヒダニが1番で、2番がスギ花粉なんですね。
3位、4位、6位、8位等も全てハウスダストに分類されるダニや昆虫です…。見ているだけで体がなんだかカユくなりそうなグラフです。
更に具体的なハウスダストについて説明が進んで行きます。
室内塵性ダニ類(House dust mite)
まずは、ハウスダストとして一番認識されている、ダニについて。
虫とか嫌いな人、ごめんなさい。結構ドアップな写真がありますよ。
けど、これらが皆さんの家の中にもほぼ間違いなく居るんですからね…。
こちらが、先ほどのグラフでアトピーの原因No,1になっていたヤケヒョウヒダニ。
こんなのが自分達の布団や部屋のホコリの中にわさわさ居るわけです…。
他にも、こんな室内にしかいないダニもいて、これが更にダニの餌になったりしてるんです。
こんな感じで布団のシーツの繊維のすき間を通過して寝具の中で増えて行くダニもいるわけです…。
もう、普段掃除機をかける頻度がかなり低い私は、この時点でかなりガクガクブルブルです。
ダニが発生する条件や、繁殖しやすい場所についても教えてもらいました。
ダニが繁殖する条件がこちら。
- 温度が25度を超える
- 湿度が70%以上になる
- エサ(人やペットのふけや垢、食べ物の破片=有機物)が沢山ある
- 産卵に適した暗くて、潜り込める場所がある
ダニが繁殖しやすい場所。
- 寝具(ベッドは万年床、敷き布団に多い)
- 布製のソファー
- 毛足の長いカーペットを敷いたリビングルーム
- 畳の上にカーペットを敷いた和室
- 床の上にやたら物が置いてあるダイニングキッチン、リビングダイニング
- 掃除をしない子供部屋(特に中学生・高校生)
- 掃除が苦手な主婦(主夫)の寝室、リビングダイニング
- 愛玩動物(特に犬)を飼育しているお宅
- 掃除をしない自動車のソファーにも!
「畳の上のカーペット」と「犬を飼っている」って所以外はほぼ当てはまる我が家…。
車とかも意識した事が無かったですが、ここ数年掃除機かけた覚えが無いです。
食品の中にもダニがいる!
こちらのお話も衝撃でした。
長期保存していたパンケーキミックスで作ったパンケーキを食べた12歳の女児が全身に蕁麻疹が出たという症例。
食品中のダニによって、アナフィラキシーを起こした症例になります。
この女児が食べたパンケーキミックスを調査した所、0.5gの粉中に15277頭ものコナヒョウヒダニが混入している事が判明…。
意味分かりますか?これ。
0.5gの粉の中に15277匹のダニですよ!?それを食べちゃったんだから間違いなくヤバいですよね。
しかも、日本人の多くの人が食品中のダニを経口摂取した場合、この症状を発現するリスクがあるのだとか!
これも本当に恐ろしいです…。
小麦粉やパンケーキ粉、パン粉などはしっかりと冷蔵庫などに入れて保管するようにしましょう。
室内発生型の小型昆虫類
ハウスダストの原因は、ダニだけではないんです。
室内発生型の小型昆虫類もその原因。
室内には実は多くの昆虫が潜んでいるそうで、パッと想像できるのはゴキブリとかそういうのですよね。
こちら、梅雨の時期に我が家にも発生していたノシメマダラメイガさん。
保存しているお米のビニール袋を突き破って繁殖していたんですよね。
この時は、気にせず目に付いた物だけ取り除いて全て食べちゃったけど、あまり良くなかったんでしょうかね…。
こちらの、タバコシバンムシさんも我が家に2年前に大量発生しておりました。
クリスマス用に購入したドライフラワーのリースが原因だったんですが、倒しても倒しても天井を見上げるとこいつが数匹モゾモゾしていた頃がありました。
室内に発生するカビ類
他にもアレルギーの原因として、室内に発生するカビがあります。
室内の空気中には、水分の少ない環境でも繁殖する事ができるカビが沢山浮遊しているんです。
ハウスダスト対策には掃除が一番!
もう、家の中ハウスダストでアレルギーの原因だらけ!なんとかしなきゃ!って思った人、多いんじゃないでしょうか?
私もそうです。
これらのハウスダスト対策には、やっぱり掃除が一番なんです。
しかも、吸引力が強く、微粒粉塵を吸い取る事ができ、排気口からアレルゲンを排出しない掃除機で行う事が大切なんです。
そう。dysonのようなね。
ってことで、ここでDysonのショールームで行われていた理由が明らかになります。
布団用のノズルが付属する、Dyson製ハンディクリーナーのDC61という機種。
この掃除機によって、かなりのアレルゲンを吸い取る事ができるんです。
あの通販で話題の製品と実力比較!
このDC61という機種が、どれだけ布団の中のアレルゲンを取り除けるのか、の実演として今話題の他社製品と比較するデモンストレーションが行われました。
比較されたのは、私も購入検討していた某機種。
レイコップ側(あ、言っちゃった)は新品を、DC61は何度か使っている物を用意して実験開始!
用意したマットレスに、粒子が小さなベビーパウダーをばらまいて手で塗り付けます。
こうする事で、表面だけでなくマットレスの奥の方にまで粒子が入り込んで行きます。
その上に、シーツをかけてそれぞれの機種で吸い取ります!
レイコップ側はゆっくりと5往復。
DC61側は早めに3往復しただけなんですが、結果はこのような感じに…。
思った以上に差が出ていてビックリです。レイコップも多少吸えているものの、この差は歴然です。
この時の動画を既に公開されている方がいらっしゃったので、許可を得て貼らせてもらいました。
動画提供:iPod Styleさん
もちろん、レイコップでも掃除機をかけないよりははるかに良いのでしょうし、その他の機能(紫外線など)については比較されていないのでよく分かりませんけれど、吸引力だけを見てもこの差は大きいと思います。
ハウスダスト調査のモニターに!
今回、このイベントに参加した人を対象にした、ハウスダスト調査の被験者として自宅のホコリを採取して詳しく分析してもらう調査のモニターをさせてもらう事になりました。
丁度子供が産まれたばかりの我が家では、ハウスダストの調査は願っても無いわけです。
で、調査には先ほど紹介した、DC61を使って採取するってことでこちらも合わせてモニターさせてもらう事になりました。
これを使って、普段使っている寝具(ベッドや布団)のホコリを10月までに3回採取して、調査機関にお送りすることになります。
調査結果は学会発表等で使われるそうですが、合わせて個人的に各自の調査データを教えてもらえるそうなので、怖いような楽しみなような…。
けど、せっかく良い機会なのでDC61もガンガン使って布団や車の中など掃除したいと思います!
もう、今日のイベントを終えて帰ってから、即このDysonのDC61を使って布団を掃除してしまいましたよ。
わんぱくブロガー的まとめ
私自身、掃除機をかけるのが嫌いなので、ハウスダストは我が家は結構多いだろうなーっと何となくは思っていましたが、こうやってダニの写真や症例等を見せられると、掃除をしたくなってしまいました。
今後の調査結果に付いてはもちろんですが、せっかくの機会なのでDC61についても色々使ってレビューして行きたいと思います!
あの吸引力を見ると、子供がいる家庭では今すぐDC61買った方が良いんじゃない!?って言いたくなるレベルですよ!
布団用のノズルも最初から付いているので、即布団用として使い始められますよ!
DC61については、また別途開封の儀や、使ってみた感想等まとめて行きたいと思います。