私も愛用している小さい財布、薄い財布でおなじみのブランド、abrAsus(アブラサス)。
そのアブラサスが新業態として2021年7月にオープンさせたのが、abrAsus hotelです。
今回、そんなabrAsus hotelに行くことができましたのでご紹介したいと思います。
1日1組限定の貸切ホテル!「abrAsus hotel(アブラサスホテル)」
ということで行ってきましたのは、山梨県側の富士山のふもとにある、1日1組限定の貸切ホテル「abrAsus hotel(アブラサスホテル)」。
今回、abrAsusを手がけるバリューイノベーションの南社長からご招待頂きレビューしています。
場所は、富士山のほぼ真北。河口湖よりも富士山寄りという本当に富士山のふもとにあります。
このホテルの特徴は、なんといっても「富士山のふもとにある建物丸ごとを1日1組限定で貸し切って使える」という点。
最初の受付をしたら、あとはもうスタッフさんも少し離れた事務所に帰ってしまいます。
このコロナ禍、なるべく他人との接触を避けたいのでこのコンセプトは時代にマッチしていますよね。
その他にも、以下のような特徴があります。
・富士山をどの部屋からも眺めることができる絶景
・広い庭付き(バトミントンくらいなら余裕でできる)
・サウナカーが常設、ロウリュも可能
・広いお風呂(水風呂も完備)
・キャンプのように自分たちで料理(ただし食材は切ってあるし全て用意してある)
・ベッドは高級ホテル採用の高級ベッド
今回、私・妻・娘(小3)・妻の両親の5人で宿泊しましたので当日の様子をご紹介して行こうと思います。
宿泊した時期は、11月の初旬。紅葉が始まりかけ、富士山の山頂には少し雪が被った頃でした。
15時チェックインすべし!
我が家は、その前の買い出しなどが遅れて16時チェックインしましたが、この贅沢なホテルを100%堪能するためにも、15時にチェックインするようにしましょう。(ここ遅れたのが悔やまれます)
到着するなり、娘は広い庭にかけていきました。
周りは紅葉した木々に囲まれ、庭の中に小さな山もあり庭だけでも色々遊べます。
雲に隠れていますが、眼前には富士山がドーーーンです!
簡単な遊具(スケボー・野球セット・バトミントンセット)も用意されています。
入口には、室内履き用に使い捨てのスリッパが人数分用意されています。
当日の様子を詳細に紹介すると、大ボリュームになるため、今回は概要のみを紹介しようと思います。
全てを与えられるホテルではなく、極上グランピング体験
寝室に荷物をおいて一息したら、冷蔵庫の中の食材を確認して調理に取り掛かります。
このabrAsus hotel(アブラサスホテル)は、「待っていると料理が出てくるようなホテル」とは違い、ホテル側が用意してくれている食材を、用意されているレシピと共にゲスト(宿泊客)が調理していくスタイル。
食材などは基本持ち込む必要はなく、ドリンクのみを持ち込む方式です。
(食材を全て自分で持ち込むというプランもあります)
もちろん追加で食べたいもの(お菓子や夜食)は自分で持ち込み可能です。
娘とおじいちゃんは、庭で楽しそうにバトミントンをしたり、バッティングをしたりして遊んでいます。
用意してあるレシピは「チーズやナッツの燻製」「バーミキュラを使ったスープ」「溶岩プレート焼き」「土鍋ごはん」の4種類。
時間軸的に、最初に手をつけた方が良いものから手順書(レシピ)が書かれているのでそれ通りに調理を進めます。
僕と、妻と、義母さんと、和気あいあいと会話しながら調理を進めます。
溶岩プレートで焼き上げる野菜や鶏肉、ソーセージ。
燻製というのも初めて作りましたが、書いてある通りに作れば良いので安心です。
土鍋でご飯を炊いたりしつつ、この日の夕食はこんな感じ!
正直、ボリュームタップリ!
若い男性での5人分なのか?というくらいのボリュームがあるので、子どもやシニアが混ざると間違いなく多すぎるほどの材料が用意されていますよ。
ということで乾杯です。
その後はマッタリと、ホテルにおいてあった人生ゲームなどを楽しみました。
燻製はこういう時にも楽しめるので良いですねぇ!
お風呂とサウナもタイミング良く楽しもう!
そうそう。料理の合間を縫って、お風呂とサウナの準備もしていました。
薪割りは子どもと一緒に。
子どもでも怪我をしないような薪割り器具が用意してあったのはありがたかったですね。
着火剤もあるので、焚き火など少しでもやったことがある人ならば火は起こせると思います。
この辺り、不安な場合はホテルの方に受付時に相談してみましょう。
私の場合、火も付いて、良い感じで暖かくなっていたので、サウナに入るのが楽しみでしたが、調理中に火を起こしたまま、料理が完成してのんびりご飯を食べて人生ゲームをして、「あ、サウナ…」と思い出した頃には、数時間が経過して火がほぼ消えてしまっていたので、サウナを楽しみ損なってしまいました。勿体無い><。
お風呂は浴槽が大きいので、お湯を満タンにするのには35分位かかります。
逆算してちょうど良いタイミングで入れるのが良いでしょう。
これ、富士山を見ながら入れるということも含めて、到着直後に即準備して明るい時間帯(食事前や調理中)にお風呂とサウナを楽しむのが良かったのかもしれませんね。というか、それが正解だと思います。
寝室はゆったりとしたサイズの高級ベッドが1部屋に3台ずつ、2部屋が用意されています。
2世帯、2家族で遊びにくるというのも良さそうですね。
ベッドが良いのでぐっすり眠ることができました。
翌朝は自分でコーヒー豆を煎るところから
翌朝、6時過ぎに起きてみるとすごい霧で、残念ながら富士山を拝むことはできませんでした。
軽く二度寝をするなど朝ものんびりとした時間を過ごしつつも、やることは結構あります。
まずは、コーヒー豆を自分で15分くらいかけて煎るところから。
コーヒーの焙煎なんて初めて!
左の瓶の中が煎る前のコーヒー豆。ザルの中が煎った後のコーヒー。
焙煎することでまさにコーヒー豆の色になってます。
これをコーヒーミルで粉砕して、コーヒーを入れるのですが、香りがすごく良いですね。
コーヒー豆の量は結構余裕があったので、3回くらい焙煎できそうでした。
コーヒーが好きならば初日のサウナ前後などにコーヒーを飲んでも良さそうです。
朝食はホットサンド
翌朝の朝食用にはホットサンドの材料が用意されていました。
キャンプでも人気の朝食メニューでもある「ホットサンド」!
焚き火で料理を作るのはハードルが高いですが、ガスコンロなので作りやすいです。
材料も用意されているのであまり考えずに作れるのも良いですね。
前日の残りもの(スープや岩盤焼きの残り)も電子レンジで温めて食卓に並べました。
最後は軽く後片付け(基本的には洗い物もしなくてOK)をして、ホテルを後にしました。
効率よく回せば、朝にもう一度サウナというのも入れたのかもしれませんが、コーヒーの焙煎を2回楽しんでしまったのもあり、チェックアウト時間が近くなったので断念しました。
わんぱくブロガー的まとめ
ということでかなり内容を端折りながら、ホテルでの2日間の様子をご紹介いたしました。
このabrAsus hotel(アブラサスホテル)のコンセプトは、「今までのグランピングを超える最上級の体験を。」です。
グランピングとは、グラマラス/glamorous(豪華な)とキャンピング/campingを組み合わせた言葉で、テント設営やバーベキュー道具を準備しなくても気軽にキャンピングを楽しめる体験のこと。
その名の通り、自分たちで薪を割ってサウナを焚き、最適な大きさにカットされて用意された食材を自分たちで調理して食べる、お風呂はゴージャスで寝室は室内の最上級ベッドというキャンプとホテルとサウナの良さを組み合わせたホテルでした。
キャンプ的な事をしてみたいけれど、トイレやお風呂・寝室は綺麗な場所が良い、という人の入り口としても良さそうに感じました。
逆に、のんびりとした旅館やホテルのような「食事は出てくるものを食べるだけが良い。全部やって欲しい」という人はコンセプト的にマッチしないと思います。もしくは、食事は持ち込みプランにして寿司とかオードブルを持ち込む、というのも1つかと思います。その方が時間的にはゆったりと過ごせると思いますよ。
今回は全体の流れを紹介しましたが、部屋の様子などは別途改めて記事化して紹介したいと思いますのでお楽しみに。
abrAsus hotel Fuji | アブラサスホテル 富士河口湖【公式】
ホテルの各部屋についてはこちらにまとめています。
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