我が家でも愛用している、ミニバンの日産セレナ。
言わずと知れたミニバン販売台数日本一にも輝いたこともある、人気の車種です。
そんな日産セレナが2022年11月28日、約6年ぶりとなるフルモデルチェンジでの新型を発表!
私も発表会に招待されて行ってきました。
現行の日産セレナ(C27)ユーザーとして、どう進化したのかをご紹介していきます。
従来モデルの不満点を改善してきた新型 日産セレナ
ということで行ってきました!新型日産セレナの発表イベント。
イベントが始まると、ミュージカル調でセレナの魅力を伝えていく、という珍しいタイプの発表会。
ジャジャーーンとベールを取って登場した、新型日産セレナ。
セレナらしさを感じさせつつ、細かい部分がアップグレードされているような印象を受けました。
細かい部分を説明聞いてきたので、写真と共に紹介していきます。
進化ポイントをざっくりまとめると…
先に、進化ポイントをザックリまとめるとこんな感じ。
・e-Powerとガソリン車のラインナップ
・e-Power最上位モデルのLUXION(ルキシオン)はプロパイロット2.0
(ミニバン世界初、高速道路での手を離しての運転が可能)
・e-Powerは第2世代に進化、よりパワフルで静音に
・LUXION(ルキシオン)は7人乗り、その他は8人乗り
(e-POWER搭載セレナで8人乗りは初)
・車酔い軽減技術
・価格はガソリン車で276.8万円〜
セレナは、1991年の初代発売以降、30年もの間、家族のためのミニバンとしてファミリー層を中心に高く支持されてきました。
かくいう私も、2017年にセレナを購入したセレナオーナーです。うちのセレナが第5世代のC27。今回発表されたものが第6世代のC28となります。
今回発表された新型セレナは、初代から受け継がれる”BIG”、”EAZY”、”FUN”のコンセプトに代表される室内空間の広さや利便性はそのままに、移動時の快適性を追求し、最先端技術の搭載やさまざまな昨日の充実を図ることで、更なる進化を遂げています。
最上位LUXION(ルキシオン)にはプロパイロット2.0搭載
今回の1番の目玉機能として搭載されたのが、最上位モデルのLUXION(ルキシオン)に搭載されたプロパイロット2.0。
スカイライン・アリアに続き3車種目となるプロパイロット2.0搭載で、ミニバンでは世界初となります。
プロパイロット2.0とは、高速道路にてハンズオフ走行(手離し運転)を可能とした自動運転技術。
家族とともに、遠くまで車で旅行する際のドライバーの負担を大きく軽減してくれます。
e-Powerは第2世代に進化!よりパワフルで静音に
e-Powerも先代のモデルから進化した第2世代を搭載しており、よりパワフルに・静音になっています。
発電用のエンジンは、1.2Lから1.4Lへと大型化。パワフルになったので、これまでと同じ発電量をより静かに行うことができるようになっています。
また、目的地周辺では発電用のエンジンをOFFにしてモーターのみで静かに走行することも可能にしています。夜間の帰宅や目的地到着でも近所迷惑にならないのは嬉しい配慮ですね。
地味だけどとても大切!「車酔い軽減技術」
私も小さい頃から乗り物酔いするので、この「車酔い軽減技術」はとても嬉しいアップデート。
車酔いの原因となる、急な頭の動きを軽減する工夫が「サスペンション」や「シート」に適用されています。
また、ミニバンが苦手とする横風を受け流す車体構造によりふらつきを抑え、高速でも安定した走りを実現しています。
また、視界をよくすることで車酔いを軽減できるため、2列目3列目からの視界の広さにも拘っています。
後部シートのモニターの位置まで工夫してあり、モニターを見ていても景色が目に入るため、体性感覚のずれが生じにくく酔いにくくなっているんです。
他にも、「新車のあの匂い軽減」「腹部を締めすぎないシートベルト」など車酔い軽減のためさまざまな工夫がされています。
せっかくの楽しい予定やドライブも、家族の誰かが車酔いしてしまうと一気に楽しさ半減しますからね…。こういう軽減技術はとてもありがたいです。
e-Powerでも8人乗りを実現!スマートマルチセンターシート
私が、現行のe-Powerのセレナ(C27)に魅力を感じなかった1つの大きな理由が、8人乗りに対応していないことでした。
が、今回この問題を新型セレナ(C28)では解消してきましたよ!
最上位のLUXION(ルキシオン)は7人乗りまでですが、それ以外のe-Powerは8人乗りに対応。
スマートマルチセンターシートにより、2列目を2席にして2列目〜3列目のウォークスルーにもできたり、2列目を3席にして8人乗りにしたりすることを実現してくれています。
いやーー!これを待っていた人、多いと思いますよ!
ただし、LUXION(ルキシオン)の運転席横はこのように動かせない固定のセンターコンソールボックスとなっているため、7人乗りのみとなっています。
デザインの進化!全てのランプをLED化!
外観のデザインはもう、是非みてもらうのが良いと思います。
セレナらしさを抑えつつも、新しさを感じられるデザインかと思います。
ちなみに、すべてのランプをLED化しており、洗練されたヘッドランプになっています。
リアランプも、LEDの粒が一切見えない面発光にこだわり綺麗なラインを実現しています。
インテリアは視認性の良いセンターディスプレイ。
シフトレバーなどはなくなり、P/R/N/Dというボタンを押すだけ!
先進感、見栄えと使いやすさ、足元の空間の広さを実現しています。
ここがスッキリしたことで、助手席↔︎運転席の移動もかなりしやすくなっています。
セレナの魅力の1つ「デュアルバックドア」が進化!
そうそう!セレナの魅力の1つでもある、バックドアの上部だけが開く「デュアルバックドア」機能も進化しています。
ドアの全長を短くしてより狭い場所でも開けやすくなっています。
ガラスが小さくなっているわけではなく、ガラスから下の部分を短くしているそうですよ。
我が家の駐車場でも、これが無いと困る!というほどこのデュアルバックドア機能を使っています。
その他も細かな進化!
その他も色々と細かい進化をしてくれています。
2列目・3列目のUSBの端子はUSB-Cに。
運転席側のみ、USB-Aのままですが助手席もUSB-C端子に。
また、オプションとなりますがe-Powerでは1500Wのコンセントがつけれるようになっています。
運転席周りに1つと、最後列(3列目シートの後ろ)に1つ。
災害時やキャンプの際に役立ちそうです!
助手席周りの収納がかなり増えています。
逆に、運転席のハンドルの奥にあった収納スペースは無くなりました。
ここだけは残念ポイントですね…。
全席、ドリンクホルダーが500mlの紙パックが置けるようになっていました。
SDGs的にペットボトルが減って紙パックになっていくとしても安心ですね。
こちらもオプションだったと思いますが、HDMI端子も助手席についています。
スマホで撮った動画や、ストリーミング動画などを大画面で再生も可能なのはありがたいです。
わんぱくブロガー的まとめ
ということで紹介しました、2022年11月28日に発表しされた、新型日産セレナ。
広々快適なミニバンとしてのベースも進化しており、セレナの魅力がさらに正当進化した、という印象を受けました。
まずはガソリン車から発売となり、来春くらいにe-Powerが発売となるそうです。
人気が出そうなので、欲しい人は急いで予約しに行った方が良さそうですね。