先日公開しました、以下の記事。
説明部分もかなりボリュームがあったので前編的に説明編だけの記事を公開いたしました。
今回はその続きとなる、試乗編!
実際に6種の電気で走るクルマに乗ってきましたのでご紹介したいと思います。
日産の電気で走るクルマに試乗!
ということで、本日試乗できるのは、こちらの6車種。
■電動化車両(100%電気自動車)
• SUV:日産アリア
• ハッチバック:日産リーフ
• 軽自動車:日産サクラ
■電動化車両(エンジンで発電、モーターで走るe-Power車)
• SUV:日産エクストレイル e-POWER
• ハッチバック:日産ノート オーラ e-POWER
■他(比較用に)
• 軽自動車:日産デイズ
2022年5月に発売になったばかりの日産アリア、2022年6月に発売の日産サクラ、2022年7月発売の日産エクストレイルe-Powerなど新商品も目白押し!
日産の電気で走るクルマを試乗!
それでは、お待ちかねの試乗タイム!それぞれ試乗した感想を写真と共にご紹介していきます。
今回した順番に紹介していきますね。
日産ノート オーラ e-POWER
まずは、日産ノート オーラ e-POWER。
外装、内装の細部に至るまでこだわり「上質をまとったコンパクトカー」として2021年8月に発売された日産オーラ。
2021-2022日本カー・オブ・ザ・イヤーなど3冠を受賞しており、日産ノートと合わせて2022年上半期の国内登録車販売において電動車(ハイブリット車含む)No.1を達成している大人気商品です。
日産のe-Power車のスタンダードとも言えるこの日産オーラから試乗スタート!
グランドライブのテストコース(約4km)を1周。
説明編でも解説した、アクセルペダル1つで加速も減速も行える「e-ペダル」が便利!
加速ゾーン、減速ゾーン色々ありますが、ほぼブレーキを踏むことなくコースを1周することができました。
これ、実際運転する人ならばわかるのですが、一般のクルマを運転している時は、信号やら前の車との車間距離やらで、案外右足がアクセルとブレーキをウロウロウロウロ何度も往復させているんですよね。それが、このe-ペダルだとそんな操作が半分以下になるので、疲れが全然違います。
日産デイズ
お次は、軽自動車の日産デイズ。
今回唯一のガソリン車になります。
電気自動車のSAKURAとの比較のために用意された車種なのでしょうが、なかなかどうして。悪く無い。
今の軽自動車ってこんなにも進化してるの?というほどのパワフルさを感じますが、どうしてもガソリン車かつ軽自動車なので、加速ゾーン(時速100km越えまで一気にベタ踏みするエリア)では、エンジンがすごい音を立ててますし加速が遅いと感じます。
この前に乗った日産オーラに比べると足回りもチープな感じはしました。
ただ、軽自動車とは思えない装備で、プロパイロット、タッチパネルによるエアコン操作、バック操作に入れた際に真上から俯瞰で撮影したような映像を表示してくれるアラウンドビューモニターなどを搭載しておりかなり便利。
リーズナブルにちょい乗り用だとこれで十分かも、と感じました。
日産サクラ
お次はこちら!個人的に今回1番気になっていたのが、この日産サクラ!軽自動車の電気自動車です。
見た目のサイズ感などは、まさに軽自動車。
ただし、乗ってみるとこれはもう「小さいリーフ」。
まず驚いたのが、電気自動車としての静音性。
アクセルを踏んだ時の、ブォォンではなくヒュィィンという高級感さえ感じさせる控えめなモーター音。
この時点でもう、軽自動車だとは思えない満足感というか高揚感が得られます。
さらには、先ほどの日産デイズですごい音を立てていた加速ゾーンでも、静かにしかもアクセルに連動するように気持ち良く加速してくれます。
2列目のシートを倒すと大容量の荷室になりますし、日々の買い物などだと問題ないレベルです。
冗談抜きに、2台目として日々の買い物や子どもの送迎用にこの日産サクラが欲しくなりました。
日産リーフ
4台目は、日産リーフ。
初代リーフは2010年に発売され、このモデルは2代目として2017年にフルモデルチェンジしました。
日産の電気自動車の象徴とも呼べる日産リーフ。
この日産リーフは、より電気自動車としての特徴をわかりやすく表現するため、他の電気で走るクルマよりもかなりメリハリがわかるようにチューンナップされています。
例えば他の電気自動車やe-Powerにも搭載されているe-ペダル。
通常のe-ペダルはアクセルを完全に離すと、ゆっくりと減速しつつクリープ現象でゆっくり進みますが、この日産リーフのe-ペダルだけはアクセルを離す=停止状態となります。
実際に運転してみると、加速ゾーンでの加速感、馬力の高さに驚きます。
電気自動車としてのポテンシャルを100%感じたい人にぴったりだと思います。
日産エクストレイル e-POWER
お次は、個人的にいつか所有してみたい日産エクストレイルの新モデルe-Powerです。
今年の7月に発売を開始し、2週間で受注1万2千台を突破。「エクストレイル」としても「e-Power」車としても最短日数で1万台の受注を越えた、大人気商品。
前回の説明編でも記載した、モーターを前後1つずつ搭載した4WD、「e-4ORCE」が魅力です。
今回はあえてe-ペダルはOFFにして試乗。
S字カーブなどをスピードを落とさずに曲がってみたのですが、膨らむことなく気持ち良いコーナーリング。
また、加速ゾーンではモーターのおかげで一気に、そしてスムーズに加速してくれます。
内装もかなりかっこ良く、カーナビ画面がタブレットを立てたような見た目になっています。
横から見るとかっこよさが伝わりますかね。
これのおかげでかなりフロントがスッキリとして見えて先進感を感じさせてくれます。
2列目のシートを倒せばほぼフラットになるので荷物も大量に詰めますね。
3人乗りにしても荷物が大量に詰めるので、帰省や旅行、キャンプ・釣りなどアウトドアにも良さそう!
日産アリア
最後は、お待ちかね!100%電気自動車のSUV、日産アリアへの試乗です!
2019年にコンセプトカーを見て以来なので、どう製品化されたのか気になっていました。
まずもう乗り込んだ瞬間から未来のコックピット感というかスッキリとしつつも高機能な感じがすごいんです。
かなりワイドなカーナビ画面。
その下のエアコンなどの操作パネルはフラットなパネルで、触るとブルッと振動で触覚をフィードバックしてくれます。
実際走らせた感想としては、もう未来のクルマがキタ!と言う感じ。
リーフよりも上質な雰囲気の内装もあってか、モーター音や加減速もかなり気持ちが良く、より上質な高級セダンに乗っているような感覚。
ガソリンエンジンが無いので、エクストレイルe-Powerに比べても静かで、モーター音と道路とタイヤの摩擦音だけが耳に入ってきます。
加速ゾーンではグッと踏み込むと思った以上の加速感で一気に100km/h越え。それでも無理している感じはなくスムーズに加速しているので「え?もう100km/h越えてるの!?」と驚きます。
今回は試せませんでしたが、手放し運転を可能にするプロパイロット2.0も搭載されているので、長距離を走る際、日産アリアだと本当に楽でしょうねぇ!
プロパイロットパーキングを体験!
試乗の後は、プロパイロットパーキングなどを体験。
カーナビ画面で駐車する場所を決定して、「駐車開始」ボタンを押せば、後はもうハンドルは自動でグリグリと動かしてくれて駐車することができる機能。
駐車が苦手、と言う人もこれがあれば楽チンです。
また、駐車場が狭くて運転手が降りにくいような駐車場に求められるような、リモコン1つで車外から駐車させられる機能「プロパイロットリモートパーキング」の実演も見させていただきました。
基本、真っ直ぐ下がるだけの機能なのですが、都心部の駐車場などで毎回降りるのを苦労している人もいると思うので、これは欲しくなる人いるでしょうねぇ!
また、VRで日産サクラに試乗する、という貴重な体験もさせてもらいました。
ただし、10分くらいの体験でしたが、乗り物酔いしてしまいました…。楽しいんですが、マイクラのプレイ動画や、短時間の電車などでも乗り物酔いすることのある私としては、VRはまだまだ体験するにはハードルが高いですね…。
乗り物酔いしないよ、と言う人にとっては、手軽に試乗体験できますし、面白い取り組みだと思います。
わんぱくブロガー的まとめ
と言うことで2回に分けて紹介しました、メディア・ブロガー向けの日産の電気で走るクルマの試乗イベント。
改めて日産の凄さ、電気自動車の凄さを体験できて、乗り換えしたくなってきました。
とはいえ、私が乗っているセレナも便利すぎて欠点があまり感じないんですよね。セレナもモデルチェンジが年末にありそう、と言う噂もありますし、ワクワクしてしまいますね。