家の中、家の外で、モノを無くした経験、誰しもがあると思います。
そんな探し物を「音」で見つけられるデバイス「Tile(タイル)」をご紹介したいと思います。
鍵・バッグ・カメラ・財布・自転車・自動車・ペット・楽器・パソコン…。
これらに取り付けることで、見つかる確率がグッと上がる素敵なアイテムです。
探し物を「音」で見つけるTile(タイル)
という事でご紹介しますのは、探し物を「音」で見つけるTile(タイル)というデバイス。
今回、ブロガー・メディア向けの商品発表イベントに招待されて行ってきました。
それでは早速商品の説明から入りましょう!
世界累計2500万個!全米・日本でのシェアNo.1
ということで改めまして、Tile(タイル)というのは、Bluetoothでスマホと接続させることで、大まかな位置が分かり、音を鳴らすことで見つけやすくなる紛失防止デバイスです。
同じジャンルの製品だと、TrackR(トラッカール)やMAMORIO(マモリオ)という製品を当ブログでも紹介してきました。
このタイルも競合という事になるのですが、タイルのすごい所は全米でのシェアが圧倒的だということ。
そして驚くことに、今日本でのシェアも1位なんです。
え!?MAMORIOじゃないの?というのが正直な感想でしたが、Amazonの売れ筋ランクを見ると一目瞭然…!
TOP10のうち6製品がTile(タイル)なんですよ…。圧倒的。
Tileで出来ること
で、このTile(タイル)で出来ること(特徴)を紹介しておくとこんな感じ。
・Tile側からスマホを鳴らせる
・最後に検知した場所を記録(Bluetoothが切れた場所)
・同じTileアプリを入れている人が近くを通るとアプリに通知が来る
という感じ。
順番に紹介していきます。
スマホからTileを鳴らして見つける
まず、メインの使い方となるであろうこちら。スマホのアプリからTileを鳴らして見つけることができます。
鍵や社員証、財布はもちろんリモコンなど、家で紛失しやすいものを見つけやすくしてくれます。
絶対この部屋、もしくは家の中にあるのにどこ行ったんや!という場合にとても便利な機能です。
Tileからスマホを鳴らして見つける
逆に、うぉー!スマホが見つからん!電話かけてもマナーモードや…!って時に便利なのがこちら。
Tileのボタンをダブルクリックすれば、スマホ側がマナーモードでも音が鳴らせるので、見つかりやすくなります。
最後に検知した位置を記録
そして、最後に検知した位置も記録してくれています。
このTileは普段からBluetoothでスマホとずっとペアリングされており、スマホと距離が離れて通信が切れてしまった時の位置を記録してくれています。
なので、「あ、駅で通信が切れてるから電車に置き忘れたな…」「あのカフェに置いてきたんだ!」なんてことも分かるというわけ。
「財布がないけど履歴的に会社に置いてきたんだな…。じゃ明日朝取りに行けば良いか」なんて安心を得ることができます。
Tileユーザーみんなで探す
最後の特長はこちら。Tileのアプリをスマホに入れている人全員が助けあえるサービス。
道端で落としたり、拾われて位置が動いていたりしたとしても、Tileアプリユーザーが近くを通ると自動で検知して、通知をしてくれるんです。
誰が見つけたかは匿名性があるので、ご安心を。
なので、ユーザーが増えれば増えるほど、無くしモノが見つかりやすくなるというわけ。
(まぁ、この辺りの仕様はTrackRでもMAMORIOでも同じなので、ユーザーが一番多いデバイスが一番見つかる可能性が上がります)
JapanTaxi(ジャパンタクシー)2万台にTileセンサー搭載!
で、すごいのがこちら。
JapanTaxi(ジャパンタクシー)2万台に、このTileのセンサー(アプリ入りタブレット)を搭載しているんです。
なので、タクシーの中はもちろん、タクシーが走る道端や近くのお店などに置き忘れたものも見つかる可能性が出てくるんです。
2019年11月時点での対象の県は、北海道・東京都・千葉県・埼玉県・神奈川県・愛知県・石川県・富山県・京都府・大阪府・兵庫県・福岡県。
Japan Taxiのタブレットが搭載されているタクシーが対象となります。
現在、TAXIで1日6万個くらいの数を検知しているそうで、日本中でTileによる無くしモノが見つかりやすくなっているんです。
Tileプラットフォームに加わる製品も続々と!
そしてそして。ヘッドフォンやノートパソコンにこのTileのチップを内蔵して、見つかりやすくするという製品が続々と登場しているんです。
対応していないと、Tileをわざわざ張り付ける必要がありますが、これらの製品は内蔵されているので取り付けも不要。電池交換も不要。
普通に使いつつTileアプリと連携させるだけで、いざと言う時に見つけやすくなるんです。これ良いなぁ…。
製品比較
ということで最後に、Tileにはどんな製品バリエーションがあるの?というのをご紹介しておきます。
現行品はこちらの4種。
左上から、
・Tile Sticker(シール張り付けタイプ・2個入り)
・Tile Slim(カードタイプ、クレジットカード2.5枚分の厚み)
・Tile Mate(スタンダードモデル)
・Tile Pro(高性能モデル)
それぞれどのような特徴があるのかは、公式サイトの情報を元に掲載しておきます。
Tile Mate (電池交換版) |
Mate(2020) 電池交換版 |
Pro(2020) 電池交換版 |
Slim(2020) | Sticker(2020) | |
---|---|---|---|---|---|
希望小売価格 | オープン価格 | オープン価格 | オープン価格 | オープン価格 | オープン価格 |
実売価格 (Amazon調べ) |
2017円 | 3193円 | 4254円 | 3813円 | 5344円 |
カラー | ホワイト | ホワイト | ホワイト&ブラック | ブラック | ブラック |
電池タイプ | 交換可能(CR1632) | 交換可能(CR1632) | 交換可能(CR2032) | 交換不可 | 交換不可 |
電池寿命 | 約1年間 | 約1年間 | 約1年間 | 約3年間 | 約3年間 |
最大接続距離 | 約45m | 約60m | 約120m | 約60m | 約45m |
商品サイズ(mm) | 35.0×35.0×6.2 | 35.0×35.0×6.2 | 41.6×41.6×6.5 | 85.5×53.9×2.7 | 27.0×7.3 |
防水性 | 防滴(IP55) | 防滴(IP55) | 防滴(IP55) | 防水(IPX7) | 防水(IPX7) |
音量 | より大きい | より大きい | 最も大きい | より大きい | 大きい |
重さ | 7.5g | 6.0g | 12.0g | 14.0g | 5.0g |
こう見ると、2018モデルがかなりリーズナブルですが、性能はそこそこ。
お金を出せば性能の高いPro。
財布にはSlimで、自宅でリモコンとかに付けるならStickerですねぇ。
Yahoo!にも動画をアップしましたのでご覧ください!
わんぱくブロガー的まとめ
個人的には既にTrackRとMAMORIOを使っているユーザーです。
が、TrackRはここ数年新商品が出ておらず、時代遅れ感が出てきたところ。MAMORIOは良いんですが、音が鳴らないので、この辺にあるのにー!というのには対応できず…。
そういう意味で、Tileは丁度良いニーズを満たしてくれる商品だと思います!
これから紛失防止デバイスを買いたい、と思っていた人はTileにしてみると便利だと思います。
また、今回のイベント参加者には、2020モデルの4種をモニター品としてご提供頂きましたので、こちらは別途使ってみてレビューをしたいと思います。