細マッチョではなく、スマッチョを目指します!むねさだ(@mu_ne3)です。
私自身、昨年6月から半年間かけて約11kgのダイエットに成功しました。
それから半年。体重はほぼキープできているものの、なんだか体が細くなって貧相になった気がします…。
ダイエットに成功した今、どうせなら動ける体にしたい。カッコ良い体になりたい!そう思っている人にピッタリなイベントが開催されましたのでご紹介したいと思います。
青山剛コーチの「スマッチョ×スイッチ!ナイト」Vol.1~夏直前!誰にでもできる美BODYエクササイズ!
ということで、2018年6月21日に開催されたのは、青山剛コーチの「スマッチョ×スイッチ!ナイト」Vol.1~夏直前!誰にでもできる美BODYエクササイズ!というイベント。
なにこのメチャクチャ気になるタイトルのイベントっ!
会場は、渋谷にある東京カルチャーカルチャーです。
本日メインの登壇者は、ランニング・クロストレーニングの専門家、青山剛さん。
青山さんはトライアスロンのプロアスリートのコーチとして活躍するかたわら、初心者から競技者まで幅広く指導しているランニングとクロストレーニングのプロフェッショナル!なんです。
会場には青山さんの出版された書籍やDVDが大量に並べられていました!すごい…。
2018年3月に開催された、「肉とビールでダイエット!?ナイト」でも登壇されて、正しい走り方について大切なことなどを教えてくれました。
この時の青山さんの話がとても役立つものばかりで、もっと話が聞きたい!と思っていたんですよね。
今回は、「美ボディのつくりかた」や「ストレッチ」についてより詳しく教えてもらえる内容になってますよ!
それではイベント開始ですっ!
スマッチョと細マッチョの違いは!?
まずは、イベントタイトルにもなっている「スマッチョ」って何なんでしょう?細マッチョとは違うの?という話から。
細マッチョは、単純に筋肉をつけただけの体。
それに対して、スマートで賢い、使えて動ける体にすることが、「スマッチョ」。
トライアスロンをしている青山さんで言えば、ジョギングしても疲れない、思った通りに泳げる体ということです。
見た目だけにこだわるのではなく、動ける体にして行くと、結果見た目は細マッチョになっている、というのがスマッチョなんです。
良いですね!これ。
今日のメニューも、このスマッチョを意識したビュッフェ形式のごはん!
玉こんにゃくのステーキ、厚揚げのステーキ、ローストビーフ、サラダ、にんじんの冷製スープ、冷製カッペリーニ。
ヘルシーな料理を中心に構成されています。
そんな料理を食べつつ、生ビールで乾杯ですっ!
この料理を食べつつお酒を飲みながら話が聞ける、登壇者もガンガンお酒を飲むのも東京カルチャーカルチャーならでは。後半は青山さんもテンションがどんどん上がって行きますからね!
ダイエットのために走らなくても良い!?
冒頭にも紹介しましたが、青山さんはプロのアスリートコーチ。
そんな青山さんから、早速驚くような話が出てきます。
「ランニング=頑張らなければいけない」と感じている人もいるかと思いますが、よほど上手に走れる人じゃないと、ランニングで脂肪を燃やすことができないんですって。
「ランニングがツラい」と感じている時点で、そのランニングは間違っている可能性が高いんです。
じゃ、ダイエットにはどういう運動が向いているのか?
それが、早歩き!
この歩き方については、また後半で詳しく話を聞いて行きましょう。
運動を始める前に決めること2つ!
次に、運動を始める前に決めること2つ!それが、「目的」と「目標」。
目的は具体化。目標は数値化。これを混同している人が多いんですよね。
例えば、60kgになりたい、は、目標であって目的ではないんです。
仕事でいうと、売り上げは目標であって、目的ではないんですよね。「この商品で世の中を幸せにする」というのが本来の目的なんですよ…。
うん、この話は心にしみますよね…。
なので、どういう自分になりたいのかを考え、それに合わせた運動をして行くべきなんです。
太りづらい&痩せやすい体に変える
これからエクササイズをしていくにあたり、「太りづらい&痩せやすい体」に変えていきます。
ちなみにこの、「太りづらい体」と「痩せやすい体」は、分けて考える必要があります。
現状から太らないようにするのは、比較的簡単なんです。ちょっと糖質を抑えておけば良いんです。
が、一旦太ったところから痩せようと思うと、大変なんですよね。
そういう意味で、スタート地点は大切なわけです。
私でいうと、去年までの私が「痩せやすい体」。ダイエットに成功した今、「太りづらい体」を目指すことになります。
この辺りの話は、先日公開された「メシ通」の青山さんのインタビュー記事に詳しく紹介されていますので、こちらもご覧ください。
毎日続けよう「ストレッチ」と「スイッチ」
じゃ、何をすれば良いのか!という話になると思うのですが、そこで実践すべきなのが「ストレッチ」と「スイッチ」。
2つのストレッチ!
まずは、2つのストレッチから。
会場のみなさんと一緒に、全員でストレッチを行って行きます。
まずは、手のひらを腰の後ろで組み(手は忍法の術をかける時のように人差し指だけ伸ばす)、前かがみになりながら手をグインっと前方へ倒します。
指が指している角度が、12時の方向まで行くのが1つの指標。
スポーツ選手は3時くらいまで倒せるそうです。
12時まで行かないよ…という体の固い人は、この状態でジムに通ったりスポーツをしても、怪我をしやすいので危険なんだそうです。
もう1つのストレッチはこちら。
手の甲を腰に当て、そのまま肘をぐいっと前に持ってきます(反対側の手で引っ張ってあげる)。
固い人は体の横くらいまでしか行きませんが、スポーツ選手は体の正面まで、もしくはもっと肘が回るんです。
ちなみにこれ、左右やってみるとバランスが悪い人が結構いました。このストレッチによってどちらの肘も同じくらいになるようにするだけでも、スポーツで怪我しにくくなるんだそうです!
また、体が固い=今から伸び代がある、とポジティブに考えましょう。
「今から「新体操選手」にはなれません。けど、健康寿命を伸ばす体は誰にでも手に入れられるんです!」という青山さんの言葉に、会場中から安堵の声が聞こえてきました(笑)
スイッチを入れる運動
次に、ストレッチでほぐれた肩甲骨周りを運動できる体に変える「スイッチ」運動。
自分の体の重さを使ったエクササイズ(分かりやすく言えば軽い自重筋トレ)なんですが、これも会場の全員で行って行きます。
実際にこれらをすることで、肩こり・腰痛の人が半減したという実績もあるそうです。
また、この肩甲骨周りには、褐色脂肪細胞があり、これを刺激することで脂肪が燃えやすい体になるんですよ。これは良いこと聞いた!
詳しい方法などはこちらのサイトに説明されていますよ。
また、ウエストくびれの運動もかなり参考になりました。
こちらは動画の方がわかりやすいと思いますのでこちらをどうぞ!
もうね、これを一通りやっただけでもかなり汗ばんでますよ…。
ただ、これだけならば、忙しい人でも隙間時間(歯磨きしながら)でもできちゃいますよね。
「忙しい」って言い訳しちゃう私などに言い訳させないわけです(笑)
隙間の時間の工夫でできるのが、青山さんが提唱する「ストレッチ」と「スイッチ」なんですよ!
これならなんとかできそうな気がしてきました…!
トライアスロン的フィットネスライフのススメ
日本って、1つのことを執着させやすい文化なんですよね。
「サッカーならサッカー」「野球なら野球」。ずっと長くすることが美徳とされる所、ありますよね。
けど、海外のスポーツ選手って「サッカーが上手な人はバスケットも上手だったり」複合的に体を動かせるようにしているんです。
そうすることで、多様性が生まれて体が丈夫になる。それがトライアスロン的なフィットネスライフ。
「ジムにいけない」で運動をやめてしまうのではなく、暑い夏ならスイミング、寒い時期には温まるランニング、気持ちが良い時期は自転車、という感じで。
1つの方法に執着せず、体を動かすことに集中していけば良い、という話は目からウロコでした。
ウエスト周りのためにウォーキング
お次は、ウエスト周りを引き締めるための、ラン&ウォーキングについて。
ウォーキングで大切なのは、「腕を引いて歩く」こと。
こうすることで、ストライドが伸びて早歩きになるんです。また腕の可動域が広がるということはそれだけ筋肉が動いているので、脂肪が燃えやすいんです。
上級者はランニングでこの方法を行うわけですが、難しいので、リズムにて紹介されている動画を参考にしてみてください。
立ち方からしっかりと動画で紹介されていますので、これはダイエットやスポーツに興味がある人は必見ですよ。
しっかりと走れるようになるコツは、骨盤を前傾させるのが大切なんですって!そうすることで、お尻の筋肉をうまく使えるようになるので、プリッとしたお尻にもなる、と。
バストアップにはスイム&アクアウォーク
次に、女性が気になる「バストアップ」、男性が憧れる「逆三角形」に最適な、スイム&アクアウォークについて。
いきなりプールで長距離泳げ、と言われても普通泳げませんよね。その際に推奨しているのが「アクアウォーク」。
水中を歩きつつ、手はクロールのように水をかく。
これを続けることで、上半身の筋肉がつきつつ、有酸素運動を行えるんです。
美脚のために自転車に乗ろう!
自転車って足が太くなる、と勘違いしている人いませんか?
競輪選手のイメージが強いので、自転車=足が太くなると勘違いしている人がいると思うのですが、あれは陸上でいうと短距離選手なので。
マラソン選手のように、長距離走るツールドフランスの選手は足が細い人が多いんです。
つまり、下半身を締めるには自転車が最適で、上手に自転車に乗ることで、足を細くすることができるんです。
これは、スポーツサイクルが必須というわけではなく、いわゆるママチャリでも、以下のことを心がければ、しっかりとしたエクササイズになるんです。
・骨盤を曲げて前かがみに
・母子球でふみこむ
・踏み込んだ時にちょっとだけ膝が曲がるくらいのサドルの高さに
・かかとは落とさない(足首の角度は変えない)
背中をピンと伸ばすのではなく、骨盤を曲げて、前かがみになるのが自転車でいう良い姿勢なんです。
これは通勤や通学でも参考になりそうですよね。
スマッチョ×スイッチナイト連続企画!
後半は、なんと私むねさだと、noomの管理栄養士大田さんが登壇して、実際にスマッチョボディにして行くにはどうしたら良いのか?という、私を被験者?にした連続企画。
スマッチョを目指したいなら、目的を明確にしよう。その上で行うべき運動は?
栄養面では何を気をつければ良いのか?という話を3人で行ったのですが、こちらも紹介したい内容でいっぱいなので、別記事にてご紹介したいと思います!
今日明日には追加記事を公開する予定ですのでお楽しみに!
わんぱくブロガー的まとめ
いやもう1記事でまとめきれないほど、この前半の青山さんの話が役に立つし、知らないことだらけでした!
これから夏にかけて薄着になるため、スマッチョ目指して、ストレッチやスイッチエクササイズを行い、動けて引き締まった体を目指しませんか!?
じゃ、実際に運動の時間が取れない素人がスマッチョを目指すには何をしていけば良いのか、の話が出てくる後編はこちら!