肉もビールも、自転車も大好きな、むねさだ(@mu_ne3)です。
肉とビールって、ダイエットの天敵だと思っていませんか?
そんなことは無いんです!
肉とビールを楽しみつつダイエットできる知識をつけられるイベントが「肉とビールでダイエット!?ナイト」。
第一回は昨年3月。それから3か月ごとに開催されており、なんと今回で5回目となります。
そんな肉とビールでダイエット!?ナイト。
個人的にも一番興味がある内容で、会場も大盛況でしたのでご紹介したいと思います。
肉とビールでダイエット!?ナイト
という事で始まりましたのは、東京カルチャーカルチャーで開催された「肉とビールでダイエット!?ナイト」。
メイン登壇者は、こちらの3人。
お肉が大好きで、肉を食べまくって15kgやせた肉食ダイエットのカリスマ女子、「最強肉食ダイエット」の著者の長谷川香枝さん。
ビールが大好きで、飲み会や居酒屋にもよく行くという小林さんは、ビールをガマンせずに毎日飲んで25kgやせた飲み会ダイエットのカリスマ「ビールを飲んでも飲んでも腹が凹む法」の著者。
そして、ダイエットサポートアプリのNoom Japanで管理栄養士をしている太田桃子さん。
今回も満員御礼!既にビールを片手にワイワイと盛り上がるなかイベントはスタートします。
登壇者の紹介の後は、もちろんビールで乾杯ですっ!
ちなみに、本日の料理はこんな感じ。
食べ放題ではないですが、結構なボリュームの美味しいビュッフェ料理。
私ももちろん、食べて飲んでの参加です!
ハラミポーズと体操から!
イベントはまず、長谷川さん考案のダイエットの為のポーズや体操を参加者全員で行っていきます。
毎度のことながら、この体操をするだけでジワッと汗ばむからすごいんですよね。
これを毎日するだけでも十分痩せられるんじゃ無いかと思うほどですよ…!
参加者も笑顔で体操している人が多く見受けられました。
肉とビールでダイエットの内容振り返り
この後は、これまでのイベントで何度か説明してきた内容の振り返り。
居酒屋はダイエットの天敵ではなくむしろ味方。
ビールとハイボール、ジョッキ1杯のカロリーの差は50kcalで、お寿司1貫のシャリ程度。
野菜・海藻・キノコ。こういう食物繊維を最初に注文。
その後に、シメサバなどの糖質の低い蛋白質から食べると良いそうです。
ちなみに、今回のイベントの料理も、野菜・キノコのスープが出た後、お肉の料理が出てきているんです。
そう、食べる順番がダイエットには大事なんです。
最後に、食べ過ぎない程度に炭水化物。これはエネルギーになるので、少しは摂った方が良いそうですよ。
お肉はダイエットの味方!
そして、お肉はダイエットの敵だと思う人も多いかもしれませんが、むしろ味方なんです!
お肉って、糖質がほぼゼロって知っていました?
そして、お肉のたんぱく質は脂肪になりにくく筋肉になりやすいという性質もあるのだとか!
更にさらに!お肉にはL-カルニチンという脂肪を燃焼させる成分も入っています!
そして、しっかり噛んで食べる。これ大事です。
TEAM AOYAMAの青山剛さん
ここからはお待ちかねっ!今回のスペシャルゲスト、TEAM AOYAMAの青山剛さんの登場です。
ランニング、クロストレーニングの専門家でもあり、トライアスロンのプロアスリートのコーチとして活躍するかたわら、初心者から競技者まで幅広く指導している、ランニングとクロストレーニングのプロフェッショナル!
そんな青山さんが加わり、ダイエット、ストレッチ、走り方、自転車の乗り方など幅広く話が展開されて行きます。
正しい走り方知っていますか?
まず最初は、「正しい走り方を知っていますか?」という質問から。
早く走る=正しい走り方、ではないんですよ!?
正しい走り方は、「体幹を使って走る」事が大切なんです。
この走り方が出来ていたならば、ランニングでは足は太くならず、細くなっていくんですって!
バスケットやフットサルなどは、足が太くなる競技なのですが、ランニングは体幹をしっかりと使えていると、足が太くならないんです。
これは知りませんでしたが、確かにオリンピックのマラソン選手や箱根駅伝で見る選手は、みんな細いですもんね…。納得。
目的と目標は違う
面白いな、と思ったのが、目的と目標は違う、という話。
これは、似て非なるもの。
例えば、「フルマラソン4時間を切る」のは目標であって、目的ではないんです。
目標と目的をはき違えると、せっかくフルマラソンを走りきってもタイムが前回よりも悪いと、落ち込んだり、追い込みすぎて怪我をしたりするんです。
青山さんおススメの「走る目的」は、「健康の為」。
目的は「健康」とか「子どもと一緒に走りたい」とかタイムでは無い何かにすべきなんです。なるほどなぁ。
なのでベストセラーよりもロングセラーを目指す。
「3か月で10kgダイエット!」なんて一時的な結果はどうでも良いんです!大切なのは数値じゃなく、継続すること!
長くじっくり、健康に走り続けることこと大事なんです!
まさに健康には、一気に結果を出すベストセラーは必要無く、ずっと続けていけるロングセラーを出すことが大事なんです。
正しく走るために正しい姿勢を!
ここで動画を見ながら、青山さんに正しく走るための姿勢について、解説してもらいます。
動画はこの辺り。
いや、他の動画も見るとメッチャ参考になりそうな動画ばかり!これは後でじっくり見たいと思ます!
こちらは青山さんのチームのコーチですが、理想のフォームで走ってる動画が紹介されています。
箱根駅伝で5区を走ったこともある、選手としても優秀な方。
流石にフォームが綺麗ですよね。
3つの「S」で体幹を使って走れるようになる!
じゃ、どうやったら体幹を使って走れるようになるの…?と思われた方。
答えはこちら!「ストレッチ」「スイッチ」「ストレングス」!
この3つの「S」を行う事こそが正しい走りにつながるんです。
食べるのも順番が大事なのと同じく、トレーニングの順番も大事。
ストレッチをして体をほぐし、体の運動のスイッチを入れ、そして運動することで、体が動きやすくなり、結果ダイエットにもつながるんですよ。
中でも大事なのが、「肩甲骨のストレッチ」。
肩甲骨が動かない人は痩せにくいんですって。
脂肪を燃やす為のストレッチと運動の順番
ダイエットしたい人に参考になる話がまだまだ続きます!
肩甲骨と肩甲骨の間に「褐色脂肪細胞」という脂肪燃焼を促進する細胞があるんです。
まずはここをほぐすのがダイエットへの近道。
ちなみに、間違えてはいけないのが、ストレッチ自体で痩せるわけではなく、ストレッチをして痩せやすい状態にしておく、のが目的なんです。
ストレッチをして伸ばす、その後体を動かすと、脂肪が燃えやすくなるんです。
胸を張って肩甲骨を寄せるだけでも効果があるそうですよ。
話を聞きながら私を含めた会場のみなさん、ついつい胸を張ったり背筋が伸びてる人が多く見受けられました(笑)
肩甲骨のストレッチはいくつか紹介されましたが、一番手軽にできそう&知らなかったストレッチが、こちら。
両手をうえにあげて万歳をした状態から、手のひらを外側にひねりながらガッツポーズの位置におろしてくるだけ。
これだけで、背中が「ゴリゴリッ」となった人…私だけじゃないですよね?
このような肩甲骨をほぐすストレッチを習慣化すると、ランニングも自然と良い姿勢で走ることができるんです。
この記事を読んだからには、毎日少しずつでもストレッチをすると痩せやすい体を作って行くべきです。一緒に頑張りましょう!
痩せたければ、ストレッチをして体をほぐし、スイッチで体を呼び覚まし、ストレングス(運動)で燃やす。
これが大事なんです!
うぉぉ…これは参考になる!明日から朝起きたらストレッチしよう!
ちなみに、モデルの人がバストアップや胸が垂れないようにするためのストレッチがこちら。
これは…女性は毎日やりましょう(笑)!
ストレッチしてスイッチを入れたら、後は楽しくストレングス。考えすぎず、楽しく走るのが大事、と締められていました。
正しい自転車の乗り方
ここからは、正しい自転車の乗り方。
ビアンキの自転車がずっと壇上に置いてあって気になってたんです…。
そして、青山さんに具体的に正しい自転車の乗り方、悪い例などを紹介してもらいます。
これ、分かりますかね?良いフォームと悪いフォーム。
骨盤の角度が違うんですよ。ちなみに悪い例はランニングのように骨盤が立っていて、逆に良い例としては骨盤が丸くなっているんですよ。
自転車にしっかりと力を伝えて、筋肉も太ももの裏を使うぺダリングをするには、腰が丸まっている必要があるんです。
逆に、骨盤が立って腰が沿っていると、踏み込み時しか足の力がペダルに伝わらず、太ももの前側のみを使うことになり、足が太くなる漕ぎ方になるんだとか。
あと、正面から来る風の抵抗も受けやすくなるので、有利なことが無い、とのことでした。
なるほどなぁ!もっともっとこの辺りの深い話が聞いてみたいですね…。
むねさだダイエット企画
ここからは、毎回恒例の企画。
ブロガーむねさだが、肉とビールとダイエット!?ナイトの内容を参考にしつつ、オムロンの体重計で体重を測り、noomを使って食事ログやコーチのアドバイスを受けつつ、実際にダイエットを行うという企画。
2017年6月20日のイベント時に74.1kgあった体重が、半年後の12月には63.8kgに。
それまではnoomでしっかりとコーチが食事に対してコメントやアドバイスをくれていたのですが、12月からこの3月までは、完全に自分だけでのダイエット…。
今回の測定結果は…!?じゃじゃん!63.85kg。
12月とほぼ同じ体重!まさにキープです!
正直、忘年会や年末年始で4kg増加したり大変でしたが、無事体重をキープすることができました!
これまで、ダイエットは何度かしてきましたが、一気に落とした後はまたリバウンド…というのが多かったのに、3か月キープできたのは初めてだと思います。
やりました…!
太田コーチからも、「もう食事に関する考え方や、どの食事をどのように取ると良くないという事が理解できてるから大丈夫!」とお墨付きを頂きました。
とりあえずは、noom無料版にて食事ログを続けようと思いますが、noomがある限り大幅なリバウンドはあり得ないと思っています。
それくらいnoomは、摂取カロリーの可視化が上手くできており、それが私にしっくりきましたね。
質疑応答!
最後に、会場の参加者から寄せられた質疑応答を、登壇者の皆さんが回答していく事に。
こちらも、いくつか紹介しておきます。
低糖質ダイエットしたけどリバウンド…
「糖質ダイエットを半年行って20kg落としたが、便秘になったり肝臓にダメージが来て、結局リバウンドして戻ってしまった。今後はどうするべきか?」という質問。
管理栄養士の太田さんの回答としては、「低糖質ダイエットは食べる量が減るので、便秘になる可能性がある。自分にしっくりくるダイエットに切り替えるべき。糖質はエネルギーなのである程度は摂取するべき」という事でした。
ダイエットに最適なランニングの時間帯は?
お次は、「ダイエットに最適なランニングの時間帯は?」という質問。
これに回答するのはもちろん、青山さん。
朝は脂肪が燃えやすいけれど怪我しやすい時間帯。
しっかりとストレッチをしてからランニングができるならば、朝が一番効率が良い。けど、怪我しやすい。
夜は、体が動く準備が出来ているので、心配能力を上げたり体を作りたい場合に適しています。
ちなみに、脂肪燃焼効果が高いドリンクを飲んでからランニングを始めるとより効率が良いそうですよ。
会場には青山さんプロデュースの飲むコスメドリンクの「SWITCH」が展示されていました。
2018年4月から発売とのことなので、気になる人は上記ウェブサイトをチェックしておいてください。
冷え性なので、健康的に太りたい
最後は、「冷え性なので、健康的に太りたい」というレアなお悩みの質問。
これに対して回答したのは、青山さん。
太りたいという考えをまずやめて、体を動かして代謝を上げる、というのが冷え性にも効果があるのだそうです。
運動をして、食欲を上げて、食事をして、血行を上げる。という良いサイクルに乗せることが大事とのことでした。
イベント後に自転車体験!
ちなみに、イベント終了後に、壇上に展示してあったこちらの自転車システムの体験会が行われました。
ゾロゾロと集まる自転車好きたち!
もちろん、私も試乗させてもらいました。
これね、実際にロンドンオリンピックのロードレースのコースを疑似体験できるようになっており、坂道になったら前輪がグッと持ち上がり傾斜が付き、更にはローラーに抵抗がかかり、実際に坂道を登っているような感じになるんですよ!
しかも、世界中で同じコースにログインしてる人と一緒に走ることができるので、自転車好きなどは「友人達と時間を合わせて一緒にログインして、一緒に走る」んだそうですよ。
オンラインゲームみたいで面白そうっ!これは機会があれば試してみたいなぁ…!
わんぱくブロガー的まとめ
いやぁ!今回は個人的には過去一番実用的で、体を動かしたくなる情報を聞けたイベントでした。
最後、登壇者の方々が〆の言葉として、「ダイエットは辞めなければ成功できるし、一時的にするものでもない」と言われていたのが印象的でした。
何事も楽しみながら、続ける事が大事。
さらに青山さんは、「ダイエットの数字自慢は辞めよう」「ダイエットするなら目的を持つべし」「そもそもダイエットするなら太るな」という厳しいお言葉で締められていました。
うん…。刺さる…。数字自慢をすることなく、しっかりとストレッチや運動をしつつ、健康を保って行きたいと思います!
今回の「肉とビールでダイエット!?ナイト」。
「目的」と「目標」は似て非なるもの。ダイエットは目的ではなくあくまで目標。その先に何を求めるか。という意識の部分の話が聞けただけでも十分参加価値のあるイベントでした!
それに加えて、青山さんにラン&バイクの正しい乗り方を聞けたり充実した内容のイベントでした。
皆さん、ダイエット気になる人は是非今回の登壇者の方たちの書籍を読んでみたり、無料版でも良いのでnoomを試してみてください。