この週末行われた、「第2回つながるカンファレンス」というイベントに参加してきました。
このつながるカンファレンスとは、
ブログやSNSを利用して行う、
個人による情報発信メリットや活用方法について一緒に学んでいくためイベント。
とのことで、かなり興味を持って参加してきました。
イベント内容
イベント中は、色々な人の講演を聞きつつ、
ワークの時間を使って自分の考えをグループの中で発表するなど、
刺激的な時間を過ごさせていただきました。
色々な人の講演があった中で、
今の僕にズバッと突き刺さった言葉を耳にしました。
「信頼残高」と言う考え方
jMatsuzaki氏の講演で出てきたキーワード「信頼残高」。
「信頼」と言う言葉も、「残高」と言う言葉も知っていましたが、
これらを組み合わせた、「信頼残高」と言う考え方を初めて聞きました。
おおもとは、
7つの習慣―成功には原則があった! スティーブン・R. コヴィー Stephen R. Covey キングベアー出版 1996-12 売り上げランキング : 88Amazonで詳しく見る by G-Tools |
この、7つの習慣というビジネス書に書かれている考え方。
普段の行動で、
- 「約束を守る」
- 「親切と礼儀」
- 「期待に応える」
- 「謝る、謙虚な態度」
- 「悪口を言わない」
ということをすると自分の信頼はプラスされて残高が増えていく。
逆のことをすると、信頼はマイナスされてしまい、残高は減っていきます。
そして、自分が何かしら人を説得したり協力を仰ぐ時には、
この「信頼残高」を引き出して使うのだ、と。
信頼に応えられる人になるために
「信頼残高」と言う考えかたは、こうやってブログを書いている私にはとても心に刺さってきました。
皆に知って欲しい情報があるから、こうやって情報発信(アウトプット)しているわけですが、
僕が思ってもいないのに「良いね!」「美味しいね!」「便利だね!」と言って紹介していると
誰も信用してくれなくなります。
逆に、僕が厳選して、本当に良いと思ったものだけを伝え、
それを試してみた人が心から「良いね」と思ってもらえたとしたら、僕の「信頼」は1つプラスになるはずです。
なので僕は、良いと思ったことは良いと思って薦めますし、
そうでもなかった場合は記事にすること自体しなかったり、
記事にする場合もそうでもないと感じた理由や、もう少しここがこうだったら良いものなのに、とか
僕はそうでもなかったけどこういう人にはズバリ来るはず。
というような紹介の仕方をするようにしています。
興味を持ってくれて僕の情報に耳を傾けてくれている人がいる以上、
その信頼に応えられる様な情報を発信する責任があるんですよね。
これって仕事でも日常生活でも一緒ですよね。
普段から、しっかりとした仕事の進め方をする人、言うことに責任を持っている人の言うことならば、
「この人が言うならやってみよう」という信頼をもたれるわけです。
jMatsuzaki氏の講演は、
ブログを書くという上でのストック(ブログに書くということ)とフロー(SNSなどで人に伝える)についてと、
この「信頼残高」についてでしたが、とても心に刺さるプレゼン内容でした。
わんぱくブロガー的まとめ
普段何気なく考え、行動していたことがこの「信頼残高」と言う考え方でスッとパズルがはまったような、
そんな感覚を受けました。
意識して貯めて行こう!というのも何か違うと思いますが、
少なくても「自分が人を説得する時に納得してもらえる程度の信頼残高」はしっかりと残して行きたいですね。
そういえば先日、父の1周忌が行われたのですが、この「信頼残高」と言う考え方で見てみると、
信頼って言うのは亡くなった後にもしっかりと残るものなんだな、と感じました。
父の残した信頼は、残された家族である我々にしっかりと引き継がれますし、
逆に父が残したこの信頼残高を無くしてしまわない様に残された我々が周りの人に対してどのように接していくかが重要だと感じました。
この7つの習慣という本は結構難しい本で、普段本を読まない人は読みきれない人もいる、との事なので、
興味があればこっちで読んでみても良いかもです。