写真を撮るのが大好きな、むねさだ(@mu_ne3)です。
娘が産まれて以来、更に写真を多く撮るようになりました。
そこで、ふっと思い出すのが、実家に置いたままになっている大量のアルバムに入った、自分が小さい頃の紙写真。
正月やお盆・法事などで親戚が集まるタイミングで、宴会の後半にひっぱり出してきてアルバムを見返したりするわけです。
そういうのを見返す度にこういった小さいころの写真を丁寧にアルバムに入れて管理してきてくれた両親に感謝しつつ、それを見ながら昔話で盛り上がったりします。
が、同時にこういう事も思うわけで。
1枚1枚剥がして、ScanSnapでスキャンすれば良いのは分かるんですが、実家に帰省してる間にその時間がなかなか取れないし…。と腰が重く行動に移していませんでした。
そんな私に、おもいでばこのバッファローさんの紹介で「昔の写真をアルバムごと送りつけるとデジタルデータ化してくれるサービス」をモニターとして体験させてもらいました。
私の手元には、既に紙の写真アルバムからデジタルデータ化した写真およそ1150枚がありますが、この昔の写真がデジタルで手元にある体験、は是非とも皆さんに味わってほしいのでご紹介したいと思います。
写真をアルバムごと送るだけ!節目写真館
という事で今回ご紹介するのは、昔の写真をアルバムごと送ればデジタルスキャンして送り返してくれる「節目写真館」というサービス。
業界最安値の写真スキャン・デジタル化・データ化サービス|節目写真館
基本は、自宅にあるアルバムやバラ写真などをそのまま段ボールに詰めて送るだけ。
送料は、佐川の配送サービスを使うと往復で1000円。
※しかも今なら送料無料キャンペーン中(2015年5月11日12時までの申し込み)。
後は1ヶ月程度待っていれば、デジタルデータ化された写真と共にアルバムが戻ってきます。
どういう事をしてくれるの?
では、具体的にこの節目写真館がどういうサービスをしてくれるかをカンタンにご紹介していきます。
まずは、全体の行程はこんな感じ。
古い写真を「撮影もしくはスキャン」し、「デジタル化処理」を行い、「品質チェック」をして、「出荷(送り返してくれる)」という流れ。
この作業を全て専門スタッフが手作業で行ってくれるというのがウリです。
機械でオートマティックにガンガン読み取るのではなく、「人の手」によって「人の想いのこもったアルバム」をスキャンするからこその良さがある訳です。
(ここはスキャン後の写真を見て本当にそう思いました。)
さて、手順として、バラバラの写真やフィルムの場合はスキャナーで。アルバムの場合は高解像度カメラとマクロレンズで撮影する事によってスキャンして行きます。
アルバム写真は上から撮影するので元の写真を痛めないのがポイントです。
古いアルバムだと無理に剥がそうとすると、変な後が付いたり端がめくれたりするが怖いですからね。
スキャンもしくは撮影が終わった写真は、人の手により1枚1枚、トリミングや回転作業などデジタル処理化して行きます。
お願いするコースによってはここに、色補正なども含まれます。
最後に品質チェックを行って問題が無ければDVDもしくはSDカードにデータを入れた状態でアルバムと共に送り返してくれるというわけ。
これは手間と時間がかかってるし丁寧にしてくれてるのが分かりますね。
全て手作業というのは、大切な写真を預ける際にとても安心感があります。
送る前の一工夫
上記のように写真を撮影することでアルバムの写真をスキャンするという事を理解した上で、アルバムを送る前の一工夫を紹介しておきます。
※あくまで、私個人の工夫なので、節目写真館さんの推奨でもありませんし真似をして写真を痛めたりなどした場合の保証はできませんので、そこを理解の上実施するようにして下さい。
まずは、写真1枚1枚を「剥がさず」に写真を撮ってスキャンするということは、重なっている写真は、欠けて撮られたり重なった状態でスキャンされてくるという事。
なので、重なっている写真のうち、剥がせる写真はなるべく重ならないように貼り直して送るのが良いでしょう。
例えばこういう写真は…。
スペースに余裕があるならばこういう感じで、写真が重ならないように貼り直すことで、全ての写真がキッチリとスキャンされて来ます。
ただし、古い写真だと貼り直す際写真が痛む可能性があるので、その点注意しながら行って下さい。
後述しますが、案外重なっていても良い感じにスキャンしてくれますので無理はせずに。
写真が届いた!
さてさて、待つ事1ヶ月と数日。
到着しましたよっ!アルバムたちと一緒にスキャンした写真データが!
送った時は適当な段ボールで送ったのですが、戻ってくる時は節目写真館の段ボールで丁寧に梱包されて戻って来ました。
箱には、「おもいでは一生もち歩く時代」と書かれていました。
なるほど…。コレはグッと来る。
デジタル写真にしすると、実家にはもちろん、自分のパソコンやスマホの中、クラウドなどに入れていつでも見れるようにできますからね。
箱を開けると、中には丁寧に包まれたアルバム写真と共に、SDカードとDVDケースが入っていました!
(実際にはこの上にもDVD達が移動しないように緩衝剤が入っていました)
さぁ!デジタル化された私の幼少期の写真たち。
通常はDVDのみでコレが付いて来ます。
今回は特別にmicroSDカードにもデータを入れてもらいました。
これはまた別記事にて紹介したいと思いますが、バッファローのおもいでばこで写真をすぐに見れるように(有料のオプションにて)SDカードでもデータ化してもらったんです。
通常はDVDのみの書き出しを選ぶので良いと思います。
パソコンが無くてスマホで写真を見るよ、とかデジタルフォトフレームで写真をすぐに見たい、という人達の為にmicroSDカードという選択肢が用意してあるんです。
アルバムは、段ボールの中でプチプチに包まれていて、それを開けてみると、しっかりとした(巨大なジップロック的な)袋に個包装されていました。
なので、昔のアルバムはアルバムで大切にこのまま保管しておけるんです。
今後、よりこの昔のアルバムは見なくなると思われるので、こうやって湿気対策などがしてあるのは有り難いです。
スキャン後の実際のデータ
今回利用したのは「スタンダード・プラス」プラン。
ページ全体と写真1枚1枚をそれぞれデジタル化してくれるので、写真1枚1枚のデータは欲しいけど、各ページに貼られたコメントも思い出なんだよね、という人向けのプランです。
写真は取り込み後に色補正もしてくれるため、古い写真も違和感無く見る事が出来ます。
解像度はL版写真で300dpi(約1,500✕1,000ピクセル)となります。
さて、それでは気になるスキャン後の実際のデータを紹介して行きたいと思います。
(写真をクリックするとFlickrで生データが見れます)
当然ですが、スキャンされる元データのピンぼけ具合などによってスキャン後の写真も大きく変わります。
元が綺麗な写真なら当然綺麗にデジタルデータ化される!
元の写真のピントや光の入り方が綺麗だったからでしょうね。そのままの良さをデジタルデータ化してくれています。
ただ、こちらの写真は、元が少しボケていたため、当然ですがデジタル化した写真もボケたまま仕上がって来ています。
ただ、拡大してみなければ特に問題は無いと思います。
嬉しい配慮!
次に紹介するのはこちら。
これもスキャンされたデータとして戻って来たのですが、コレなんだと思いますか?
正解は、記念館の入場チケット。
こんな場所に行ったよー!という事が分かるように、アルバムに入場券を挟み込んでいたんですね。それもしっかりとデジタルデータ化してくれていました。
もう1つ配慮が嬉しかったのがこちら。
本来機械的にトリミングを行っているならば、写真部分だけを切り取るでしょう。
が、人の手でスキャン&トリミングしてるからこそ、「あ、これは土台込みで思い出の1枚だ」と判断してくれたのか、このように枠込みでのスキャンデータとして戻って来ました。
こういう細かい配慮が出来るのも、機械ではなく人の手で1枚1枚スキャンしてるから。
表紙もデジタルデータ化されて戻って来た!
この写真を見てもらうと分かるように、アルバムの1つには表紙にも大きく写真が貼られていました。
コレでこの1冊が幼稚園の卒業アルバム的に仕上がっていたんです。
流石にこの表紙の写真はデジタルデータ化されないのかな?と思っていたのですが、この表紙の写真までスキャンしてデータ化されて戻って来ました。
これはおそらく、ページ丸ごとのデータもデジタル化する「スタンダード・プラス」プランだったからでしょう。
この辺りもコースを選択する際の目安にすると良いと思います。
重なった写真はどうなるか?
重なった写真はどうなるか?気になりますよね。
こちらがアルバム1ページのスキャンデータ。左上の写真の上に、別の写真が重なっています。
右下に別の写真が映り込んだままデータ化されていました。
元の写真を痛めず(移動させずそのまま)スキャンしているのでここは仕方が無い部分でしょう。
というよりも、データ化された写真を見返していてもそんなに気にならないんです。
アルバムを作る当時に、既にその部分は不要だと判断して重ねて貼っているためですかね。
そんな心配するほどマイナスではなかったです。
ただ、大切な写真はやはり貼り直してしっかり綺麗な状態でスキャンしたい所。
ここは写真の痛み具合とで自己判断でしょうね。
節目写真館で昔の写真をデジタルデータ化して感じた事
今回この、節目写真館というサービスを体験し、実家にあったアルバムをデジタルデータ化して思うのは、やはり「これ以上劣化しないデジタルデータ」として「複数箇所(クラウド含め)に保存しておける安心感」と「いつでも気軽に見れるようになった」ということです。
これは別記事にて紹介しますが、私は今、写真のほとんどをバッファローのおもいでばこに入れて、テレビの大画面で見れるようにしています。
ここに、自分の昔の写真が入ってくる事が違和感があるかな?と思ったのですがコレはコレで楽しいんです!
昔の写真もSNSでシェアしやすくなる
また、Facebookで昔の仲間に「こんな写真あったよねー!」と気軽にシェア出来るようになったのも良い点だと感じました。
私の周りには定期的に「1日だけFacebookのプロフィール写真を昔の自分の写真に変えてみる」ということをしている人達がいます。
横目で見つつ、昔の写真が全て実家にある私は、こういう事も出来なかったのですが、今後は昔の写真の全てが私の手元にデジタルデータとしてあるので、こういう事もすぐに出来るようになった訳です。
このデジタルデータ化した写真たちは実家のパソコンや兄弟にも共有したいと思います。そういう事が出来るのもデジタル写真の強みですよね。
あと何より、実家にしかなかった写真が自分の手元に来て、デジタルデータ化される事によって、より気軽に見返す事ができ、「こんな写真もあったのか!」という発見も多くありました。
不満点も少々…
ただ、正直言うと解像度がもう少しだけ高めにスキャンして欲しかったですね。
1枚辺り1500×1000ピクセルの写真とすると、もうデジタルテレビやフルHD液晶のパソコンだと全画面で見ると拡大されちゃう訳です。
4Kテレビに対応、とまでは言いませんがフルHD液晶で見てクッキリ見えるデータになっていると嬉しいな、と感じました。
追加料金でお金を払えばより高精細なデータにする事も出来るのですが、ちょっとお高い…。この辺りは各自の判断でプランを検討してみて下さい。
わんぱくブロガー的まとめ
連休にお正月に帰省している人も多いんじゃ無いでしょうか。
昔の写真、どうすべきかな、なんて考えている人は、思い切って節目写真館にアルバムごとゴソッと送ってしまうのも手だと思います。
そうする事で昔の写真を振り返りやすくもなりますし、いざという時複数箇所にデジタルデータとして持っておく事で消滅…という事を防げるからです。
写真の原本が無くなってしまってからでは遅いので、最初の「めんどくさいな」という気持ちを一歩踏み出してこういうサービスを使ってみると良いと思いますよ!
そうそう。気になる料金ですが、アルバム1冊(40ページまで)の丸ごとスキャンで1980円〜。
今回私が体験した、スタンダード・プラスプランだと1冊(写真200枚まで)で3980円。
この値段でデジタルデータ化してくれるなら安いと思います。
思い出はまさにプライスレスですからね。消えてなくなったり、痛んでしまう前に、シッカリとデジタルデータ化を検討してみては如何でしょうか。
業界最安値の写真スキャン・デジタル化・データ化サービス|節目写真館