「獺祭(だっさい)」という日本酒を知っていますか?
「獺祭(だっさい)」に出会って日本酒が好きになったむねさだ(@mu_ne3)です。
「獺祭(だっさい)」というのは、山口県の旭酒造株式会社が発売している美味しい日本酒。
獺祭の蔵元|旭酒造株式会社 / Dassai Official Web Site.Asahishuzo CO.,LTD.
そんな日本酒の獺祭が飲める、「東京獺祭の会2013」というイベントに行ってきましたのでご紹介したいと思います。
去年行われた「東京獺祭の会2012」も行ってきたので2年連続での参加となります。
↓去年の記事
日本酒「獺祭(だっさい)」をたらふく飲めるイベントに参加してきました! | むねさだブログ
大人の雰囲気の会場
2/15~17日の3日間に分けて行われるこのイベントには、1日400~450人くらいの人が集まります。
応募開始とともにすぐにチケットが完売してしまう、人気のイベントです。
会場は、永田町にある「都市センターホテル」。
去年と同じ会場で、とても落ち着いた雰囲気の会場。
来場者も大人な雰囲気のある、落ち着いた人たちが多かった印象です。
受付で参加費4000円を支払い、開場を待ちます。
開場すると、このようなお猪口とグラスを受け取って中に入ることができます。
会場にはテーブルがいくつか置かれている、立食パーティー形式。
テーブルには、獺祭の定番商品である、「純米大吟醸 獺祭50」と「純米大吟醸 磨き三割九分 獺祭39」と、
お酒を造る時に欠かせないきれいなお水の「仕込み水」が置いてありました。
仕込み水は、当然ノンアルコールなので、口の中の味をリセットしたり合間合間に飲むために置いてあります。
まずは、獺祭50を飲みながら会が始まるのを待ちます。
ちなみに、一緒に行ったメンバーは気合入りすぎて、会場一番乗り(笑)!
受付時にもらったパンフレットに本日飲むことができる獺祭のリストが書いてあります。
普段なかなか飲むことができない貴重なお酒も飲み放題なので、胸が躍ります。
胸が躍るといえばこちら。
参加費を支払った時に、一人1枚です。と言って渡された「試飲引換券」。
後ほど、この券につきましては説明を致します。
という記載が気になります。
おっと、会が始まる前にこういうものはしっかりと飲んでおかないと!
途中で味がわからなくなるほど酔ってしまっては勿体無さすぎますからね。
乾杯の挨拶
18:30。司会の方の挨拶とともに、東京獺祭の会2013スタートです!
まずは、乾杯の前に獺祭についてのイメージビデオをみんなで鑑賞しました。
なかなか見ることのできない仕込みの風景や、他メーカーだと機械化している部分もこだわって人間の手で行っている事等を紹介され、ちょっと感動。
そんな感動の後には乾杯のために、旭酒造株式会社の代表取締役社長の桜井さんの登場です。
獺祭を、もっともっと有名にしたい。
将来的には、「巨人・大鵬・卵焼き」のように、獺祭がメジャーなものになり、みんなが好きだと言い続けられる存在になりたい。
と言われていたのが印象的でした。
獺祭の会は料理もうまい
東京獺祭の会は料理も旨いんです。
おいしそうな料理が、乾杯のタイミングを今か今かと待っています。
上品な小鉢はもちろん、
こんな豪華なお刺身の船盛りがあったり。
握り寿司も大量に用意されています。
お肉系も、牛肉、豚肉、鶏肉、焼き鳥、揚げ物など大量に色々な種類の食べ物が用意されているんです。
乾杯と同時に、料理に人が群がります(笑)。
今回我々は8人で1テーブルを確保できたので、そこにまずは手分けをして料理を取ってきます。
空腹のまま食べてはすぐに酔っぱらってしまいますし、うまい酒にはうまい料理が合わさってさらにうまくなるからですね。
色々な種類の獺祭を飲み比べ!
お腹もちょっと満たされたところで、獺祭の飲み比べ開始です。
このように、ずらりと並べられた獺祭。
販売している獺祭の全てが用意されているそうです。
こちらは、左が温め専用のお酒。比べるために、常温と温めた後で飲み比べさせてくれます。
同じお酒でも、常温と燗でこんなに味が違ってくるのか!というほど味の違いが分かります。
右側は、期間限定の「獺祭」寒造早槽48です。
50に対して、8:2の割合で3割9分の獺祭をブレンドしたお酒です。
発泡性のある、スパークリング日本酒の獺祭もズラリ。
こちらについては、僕もブログで紹介させてもらっています。
スパークリング日本酒「獺祭 発泡にごり酒」は癖になる美味さだぞ! | むねさだブログ
今回の獺祭の会に行って驚いたのが、グローバルな方々が多く参加されていたことでした。
そして、それらの人に対して、英語で接客する獺祭の社員さんたち。
すごいなー。と、感心するとともに、日本酒を世界に広めたい!という思いがヒシヒシと伝わってきて僕としても嬉しくなってしまいます。
普段は高くてなかなか買うことができない、磨き2割3分遠心分離というお酒と、その2割3分遠心分離のおりがらみ元旦届けという正月にしか買えない貴重なお酒を飲み比べたり。
普段はなかなか市場に出てこない、純米大吟醸45。 50と39のいい所取りしたような、お酒でした。これは美味かった。
僕のお気に入りはこの、磨き2割3分発泡にごり酒。
しゅわしゅわして、日本酒が好きじゃない人でも美味しく飲めると思います。
もちろん、他のお酒も全部美味しい!
いやーー、獺祭ってすごいお酒だわ…。
ところで50とか39って何?
ところで、先ほどから50とか39とか、2割3分とかって言葉が出てきていると思いますが、この言葉について簡単に説明しておくと、
「使っているお米の精米具合」の数値なんです。
獺祭に使っているお米は全て山田錦。
右から、玄米→50%まで精米→39%まで精米→23%まで精米したものです。
そう。50、39、2割3分という数値は、この精米歩合の数値だったんです。
2割3分だと、玄米を100とした場合23%しか残らないほど磨きに磨いたものを使って作っているのです。
アップで見るとこんな感じ。
上と同じく右から、玄米→50%まで精米→39%まで精米→23%まで精米したもの です。
2割3分のお米とか本当に小さくなっています。
獺祭 磨き その先へ!!!
入り口で渡されたこの、「試飲引換券」。
ついにその正体が明らかにされました。
桜井社長が持って登場したのがこちら!
「獺祭 磨きその先へ」。
獺祭の最高級品が、先ほども紹介した玄米を2割3分にまで磨いて作られたもの。
その先にさらに磨き続けるとどういう味になるのか、ということで作られたそうで、
公式サイトには、説明として以下の記載がありました。
常識的な純米大吟醸で踏み出せない酒質を目指しました。
美しい香りと両立する味の複雑性・重層性と長い余韻を持っています。
今回、数量限定の1人1杯分のみ持ち込まれたもの。
ラベルは、1枚1枚手書きで書かれているそうで、その希少性がうかがえます。
通常でもスッと飲める獺祭ですが、こいつはもう水のように喉をスーッと通り過ぎていきます。
精米歩合は一切公表しない、とのことでしたが2割3分以上磨いていることは間違いない。
これが完成形とは思っておらず、今後もさらに究極の日本酒を求め続けて行く。とのことでした。
まさかの社長と…
会場には、獺祭のハッピを着た社員さんたちが至る所にいて、直接交流を図ることができます。
ほら。こんな感じで。と、後姿を撮っていると、その方こそ先ほどから紹介していた桜井社長ご本人ではないですか!!!
せっかくなので一緒に行ったブロガーメンバーで記念写真を撮ってもらいました。
この後は、名刺交換をしていろいろお話させてもらいました。
「ぶっちゃけ、どの獺祭が一番旨いと思います?」みたいな質問を桜井社長にしたり…。
即答で、「そりゃ、2割3分ですよ!」という回答でした。
いやー。今年も大量の獺祭を堪能させて頂きました。
最後は会場の一番前の社長が挨拶していた場所でみんなで記念撮影!
ってことで今年も終了した「東京獺祭の会2013」。
最高でした!
もちろん、来年も参加したいと思います!
お土産売り場
お土産売り場では、このようにお酒や酒粕、獺祭カレーや獺祭石鹸など多くの獺祭製品が並べられていました。
僕が気になったのは、上の写真の左下にかけられている紺色の「獺祭前掛け」。
もちろん購入!
そのまま獺祭前掛けを付けて、社長さんと副社長さんと並んで写真を撮ってもらいました!
こうやって一緒に笑顔で写真を撮ってくれる社長さんってすごいですよね!
ってことで、僕が購入したお土産のご紹介。
こちらが前掛け。
買って帰って、奥さんに「何に使うの?」と白い目で見られながらも、「そりゃ、カッコいいから何にでも使えるでしょ!」と、答えておきました。
ね、カッコいいでしょ?
何に使おう…。
とりあえずは、今度獺祭を買ってきた時にこれを付けて飲むことにしよう。
獺祭グラスと獺祭のお猪口。
家で獺祭を飲むときに雰囲気も楽しめるようにセットで購入。
これで奥さんと一緒に獺祭を飲むのだ!
獺祭を使った酒ケーキと、獺祭の酒粕を混ぜ込んだパウンドケーキとバニラクッキー。
クッキーとパウンドケーキは昨年も購入したのですが、今年は酒ケーキも購入してみました。
こちらは、別途食べた後レビューを書きたいと思います。
わんぱくブロガー的まとめ
昨年以上に楽しめた、東京獺祭の会2013。
会場にあった巨大な看板の前で記念写真を撮ったのですが、左上の文章が最高にカッコいい。
酔うため 売るための酒ではなく 味わう酒を求めて
ただ単に、商売のためではなく日本酒全体を盛り上げていこう、獺祭を世界に広めたい!という思いが伝わってきた今回の東京獺祭の会2013。
獺祭という日本酒をこれからも美味しく飲み続けていきたいので、応援していこうと思います。
みなさん、獺祭飲んだことなければ是非とも一度飲んでみてください。
日本酒が嫌いな人も、日本酒に対するイメージがガラリと変わると思いますよー!
昨年のイベントの様子はこちらです。
日本酒「獺祭(だっさい)」をたらふく飲めるイベントに参加してきました! | むねさだブログ
獺祭に関する記事はこちらです。
スパークリング日本酒「獺祭 発泡にごり酒」は癖になる美味さだぞ! | むねさだブログ
このTシャツを着ていきました。
あの「獺祭」Tシャツがユニクロから発売中! | むねさだブログ
前掛けが気になる人はこちら。
他にも石鹸とか酒粕も買えるみたい。