「上田宗箇 武将茶人の世界展」という展示が、
松屋銀座で開かれていたので行ってきました。
「ウツクシキ」桃山の茶 秀吉、織部そして宗箇
上田宗箇(うえだそうこ)って誰?という人の為に、超カンタンに言うと、こんな感じ。
・戦国時代の武将であり、茶人でもあった人
・名古屋生まれ、後半は広島にいた人
・上田宗箇流っていう茶道流派があるほど有名な人
・現在NHKでテレビアニメ放送中の「へうげもの」にも登場
さて、会場に向かうには銀座線銀座駅からそのまま地下街を通ってエレベーターで8Fに。
ドーンとした入り口とチケット売り場。
で、展示では武人としての宗箇・茶人としての宗箇のゆかりの品などが展示してありましたが、
写真撮影NGとのことなので、まったく写真が撮れなかったのが残念。
(当然っちゃ当然ですよね…)
会場には、茶道をしている風な人が多く来場しており大盛況。
年配の方が多い印象。かなり混雑の中展示を見る感じでした。
茶道具や皿や甲冑や槍などがあり、茶道をしている人は当然ながら
戦国時代が好きな人でも楽しめる内容の展示でした。
で、ちょっと脇道?にそれますが僕的には、先ほど紹介しました
NHKでアニメにもなっている山田芳裕 作「へうげもの」という漫画の視点からご紹介したいと思います。
NHKのへうげものサイト
http://www9.nhk.or.jp/anime/hyouge/
へうげものの作中では、「上田佐太郎」という名前で登場しています。
(剃髪後は宗箇と名乗り、その名前の方が有名になっています)
展示の中に、
漫画「へうげもの」を使ったイラストや説明書きがありました。
こういうのがあると、歴史上の人物関係があやふやな人にも分かりやすい!
主人公の古田織部のゆかりの品もいくつか展示してありましたが、千利休など
作品中に出てくる登場人物のゆかりの品も多くあり、
「あぁ、アノ人物のね。」とか「あの時使っていた茶器に似てるかも!」というものもあり
漫画「へうげもの」を読んでいると、また違った楽しみ方ができると思います。
そして、展示会場を抜けた関連商品売り場にしっかりとへうげものコーナーが設置してありました。
びっくりしたのは、iPhone4/4S用のケースまで売ってたこと。
僕はそこでメモ帳やらポストカードを購入しちゃいましたよ。
へうげものグッズコーナーでは、漫画コミック「へうげもの」を立ち読みしたり購入していく方もいらっしゃいました。
茶道や戦国時代が好きな方も楽しく読んでもらえる漫画だと思います。
興味があればまずはNHKの放送を見ていただきたいです。
(1月末で放送終了なので要注意!)
山田芳裕さんの漫画は独特でダイナミックな表現が多いので、
笑いありつつ勉強になりつつ。
コミック「へうげもの」は、単行本サイズと文庫本サイズそれぞれで出版されています。
他にも「デカスロン」という陸上競技の十種競技の漫画なども描かれていて、
大好きな漫画家さんの一人です。
デカスロンについて、語ろうと思うとまた長くなるのでまた今度。
(僕の人生のバイブルです。)