
旅行と写真を撮ることが大好きな、むねさだ(@mu_ne3)です。
以前ブログでもご紹介したように、新潟県観光協会さんにご招待され、新潟県糸魚川市へと行ってきました。
2泊3日で行ってきたのですが、その2日目に観光した場所をご紹介したいと思います。
糸魚川の大自然のパワーと芸術に圧倒された1日でした…!
新潟県糸魚川「フォッサマグナミュージアム」
2日目の午前中、まず最初に行ってきたのは「フォッサマグナミュージアム」。

ここは紹介したいこと山盛りでしたので、すでにここだけでブログ記事化しております。
「化石の谷」という場所で、300円2時間化石を掘り放題!(持って帰れるのは5点まで)

館内はヒスイや化石がゴロゴロと展示されているんです!

フォッダマグナについて学習も出来ますし、小学生中学年〜中学生くらいのお子さんを連れてくるとお勉強にもなると思いますよ!

個人的には、ここで丸1日いても堪能できるほど気に入りましたよっ!
まだ居たい…という気持ちをグッと抑えつつ、次の施設へ移動します!

谷村美術館と玉翠園
次に向かったのは、谷村美術館と玉翠園。

翡翠園、玉翠園・谷村美術館 – 建築家 村野藤吾・木彫芸術家 澤田政廣・造園家 中根金作 3人の巨匠の技がここに結集。
2つの施設が併設されているので、まずは谷村美術館から。

ちなみに、料金はこの2つの施設見学で500円。この後行く「翡翠園」まで合わせると800円となっています。

1983年に開館した谷村美術館は、村野藤吾さん設計による澤田政廣さんの作品展示館。

お二人の経歴も美術館内に掲示してありますが、すごいんですよね…。
昭和の巨匠2人による、夢のようなコラボ美術館がこの谷村美術館なんです。
美術館の外観はこのように独特な形状になっています。

シルクロードの、砂漠の中の遺跡をイメージして設計されたという建築は遠くからでも近くからでも見ていて飽きないほど作り込まれています。
普通の美術館は、色々な作品を飾れるように汎用的な室内なことがほとんどですが、この谷村美術館は、「澤田政廣」さんの作品を飾るためだけに作られた施設。

10点の仏像の魅力を最大限引き出すような室内空間をしています。
(※作品の撮影は禁止されています。今回特別に許可をいただき撮影しております)
各仏像に合わせて照明や窓、天井の高さも計算されているんです。

そのため、作品の移動も一切なし。
館内は複雑な作りなのですが、面白いのが「部屋から出ると次に進むべき仏像が視界に入り、そっちに向かっていくことで正しい順路で仏像を見て回れる」んです。

閲覧者の動線まで考え抜かれている建築なんですよね。
照明を使う、ということは影を操るということ。

作品の魅力を引き出すため、影の出方も工夫されているんですって!
谷村美術館に隣接した広大な日本庭園「玉翠園」
そんな谷村美術館に併設される形であるのが、玉翠園(ぎょくすいえん)です。

見とれるほど美しい日本庭園を、室内から眺めることができます。

カフェも併設されているので、ここで庭園を見ながらお茶するという、なんとも贅沢な時間を過ごすことができます。

ちなみにこのカフェに置いてあるテーブルもヒスイの巨石を使ったもの。

すごい…。美しい!
ヒスイ原石を配置した本格的日本庭園「翡翠園」
車で少し移動した場所にあるのが、翡翠園。

15000平方メートルもある広大な日本庭園と、ヒスイが展示されている「ひすい美術館」も併設されています。

入り口を入ると一番に目に飛び込んでくるのが、巨大なコバルトヒスイの原石!

なんだこれ…!70トンですって!すごすぎるっ!
その奥に広がるのは広大な日本庭園!

ここは実際に中を散策することができます。

春夏秋冬、それぞれの花や景色を楽しむことができる日本庭園で、私たちが行った時にはちょうど桜が咲き始めでした!

ひすい美術館は、こじんまりとした地下室に「ひすい」を使った作品が所狭しと並べてあります。

美術館というよりは、すんごい金持ちの家の自宅地下の作品貯蔵室という感じでしたね…。
ヒスイを使った彫刻作品は、作ってみないとひすいの模様がどのように活きるかわからないそうで、このように美しくなるのは稀なんだとか!

ちなみに、ヒスイと言っても色々な色があるのでその色を活用した作品がそれぞれ展示してあり興味深かったですね。

糸魚川産のヒスイは昭和30年代に国の天然記念物に指定されているため、ここの作品には値段がつけられない(二度と作れない)ものが多くあるんだそうです!
昼食は漁師直営居酒屋「傳兵」で!
ちょうどお昼になったので立ち寄ったのは、日本海側に面する糸魚川ならでは!漁師直営のお店「傳兵(でんべい)」。

地元の人も多く利用し、土日は混雑するというこのお店。
お寿司や丼、定食などがあるのでここから数種類を選んで注文します。

ちなみに夜は居酒屋として魚介類を楽しむことができます。

カニはもちろん様々な魚介が入ったお汁の豪華な定食。
日本一の糸魚川さん南蛮エビが乗った南蛮エビ丼(1400円)。

もうちょっと乗せ方を工夫してほしいところですが、美味しいエビ大量の、エビ好きにはたまらない丼!
こちらは名物!漁師海鮮丼華(1800円)。

あふれんばかりの海鮮がドドドーーンッと乗ってますよね!
最後は、豪快!刺身盛り合わせ定食(2500円)。

お値段的にも見た目的にも一番豪華なこちら。お腹がいっぱいになりますよ!
大絶景で自然のパワーを感じられる「小滝川ヒスイ峡」
腹ごしらえが終わった後に向かったのは、小滝川ヒスイ峡。
道中に現れた絶景は、標高540mにある自然の池、高浪の池。

今回訪れたのは4月ということもあり、まだ雪も残る景色がとても美しかったですね。

同行したメンバー全員、この絶景に見とれてしまいます…!

せっかくなので近くまで行ってきました!

施設内には高原交流センター(食堂、大広間)、売店、キャンプ場、グラウンドゴルフ場(2007年、日本グラウンド協会公認コースとして認定。8ホール×3コース)なども整備され、楽しみ方も様々。

ここは夏に来ると楽しそうな施設ですよねっ!

さらに奥に車を走らせると見えてくるのが…小滝川ヒスイ峡です!

目の前には大迫力の岩山「明星山」。

3奥年前のサンゴ礁が石灰岩となり、隆起して巨大な山となったこの明星山。

この山から取れる石灰岩の中にはサンゴの化石も多く見つかっており、この明星山がかつては海の底だったことがわかる証拠になっています。

ちなみに、この明星山はロッククライミングの名所でもあるそうです。怖すぎる…。

時間があったらこの遊歩道をじっくりと歩いて堪能してみたかったくらいです!

実際に正面にある明星山と同じ材質の山が、こちら側にもあるため触って確かめることも可能です。

身がすくむほどの絶景でしたが、大地のパワーを感じまくれる観光スポットです!

糸魚川火災にあってしまった肉屋が運営する絶品コロッケ屋!
ヒスイ峡から本日の宿へと移動する最中に、どうしても気になってふらりと寄ったのが、こちらのコロッケ屋さん「肉のひらさわ支店」。

糸魚川のB級グルメと書かれると寄らずにはいられないじゃないですか!

店内では、手を止めることなくコロッケがどんどん揚げられており、どんどんと地元の人が買いに来るんですよ!


目玉商品の「かまぼこメンチ」は、国際ご当地グルメグランプリにて4位になった実績をもつ美味しい料理!

価格もリーズナブルなので私たちも、かまぼこメンチとメンチカツを買って帰りました!
このメンチカツはジューシーで美味しかったですねぇ…!

もう一度食べたいくらいっ!
後から知ったのですが、このコロッケ屋さんは、糸魚川大火災で全焼してしまったお肉屋さんの支店だそうです。

とにかく美味しいメンチカツとコロッケと、かまぼこメンチが食べられるお店です!
もう一度糸魚川に行くならば、また立ち寄りたいお店ですね!
温泉宿!笹倉温泉龍雲荘
コロッケ屋を出ると、一行が向かったのは本日のお宿「笹倉温泉龍雲荘」。

宿に到着すると、ちょうど夕焼け時間帯。

棚田に映る夕日がとても幻想的でした。
ここ、笹倉温泉龍雲荘は、もちろん温泉旅館!

露天風呂もあり、とてもいいお湯でした!旅の疲れも吹っ飛びます!

信楽焼きの陶器壷風呂なんてのもあり、温泉好きにはたまりませんよ!

わんぱくブロガー的まとめ
食事を終えた後に宿の外に出てみると、満天の星!

熊が出るほどの山奥なので短時間だけサッと撮影しましたが、見とれるほど美しい夜空でした…!
今回観光してみて、糸魚川には多くの観光する場所があり驚いています。
子どもを連れて行っても、大人だけでも楽しい施設が多くあるので、糸魚川大火災の復興支援も兼ねて、是非とも一人でも多くの人が足を運んでくれると嬉しく思います!
今回の糸魚川観光の記事一覧はこちら
・新潟県の最西端!糸魚川市2泊3日プレスツアーに参加するぞ!
・ガラス張りの豪華列車「えちごトキめきリゾート雪月花」で絶景&絶品料理を堪能したぞ!
・3億年前の化石堀り体験ができるっ!ヒスイも大量に展示がある「糸魚川フォッサマグナミュージアム」が最高だったぞ!
・1日目のまとめ:あの大火災から4ヶ月。新潟県糸魚川の今を体験するため観光に行ってきたぞ!

