旅行が大好きな、むねさだ(@mu_ne3)です。
先日お伝えしたように、4月下旬に新潟県観光協会さんにご招待され、新潟県の糸魚川市のプレスツアーに参加してきました。
多くの観光ポイントを巡ってきたのですが、中でも気に入ったポイントをご紹介していきたいと思います。
今回は、ガラス張りの真っ赤な豪華列車「雪月花」について!
ガラス張りの豪華列車「えちごトキめきリゾート雪月花」
ということでご紹介しますのは、ガラス張りの豪華列車「えちごトキめきリゾート雪月花」。
リゾート列車と呼ばれるこの雪月花、2016年4月23日〜運行されており、ちょうど1周年のタイミングで乗車することになりました。
運行は土日祝日のみ。午前中は上越妙高駅→糸魚川駅間。午後は糸魚川駅→上越妙高駅の運行となります。
今回は午後の便ということで、糸魚川駅から出発です!
なお料金は、大人・小児同額で料理込みが14,800円。料理無しは、6,000円となります。
つまり、料理の代金が8,800円ということで料理にかなり力を入れていることが分かりますよね。
なお上記お値段には、ウェルカムドリンク(アルコール・ノンアルコール選択可)が付いてきます。
車内が豪華!
まず、乗り込む前から驚くのが車内・車外が豪華という点!
いたるところに木材が使われていたり、豪華仕様なんです!
しかも素材も新潟産にこだわった作り!
バーカウンターのあるラウンジもこんな感じ!
そして客室はドドドーンっと開放的な窓!
最高でしょう!?
実はこの雪月花、車内の内装はもちろん外装全て、新潟の工場で生まれたオール新潟県産。
調度品の一つ一つに至るまで新潟が世界に誇る技術を採用し、デザイナーの意匠が随所に散りばめられているんです。
この開放的な窓を備える「all made in NIIGATA」の豪華列車に乗って、食事をしながら優雅にプチ観光旅行ができるのがこの雪月花のすごい所なんです。
まずはウェルカムドリンクで乾杯です。
海側には日本海が!そして、山側にはまだうっすらと雪が残る山々を見ながら走れる幸せ!
さぁ、3時間弱の雪月花の旅をご紹介していきます。
食事も豪華すぎる和食のフルコース!
まずは食事についてご紹介!
豪華な3段の重箱でやってきたのは、江戸時代から続く地元糸魚川の老舗割烹・鶴来家(つるきや)が提供する、和食のフルコース。
ビールとともにいただきますっ!
この景色とこの料理…。笑顔もこぼれますわ。
ちなみに、日本酒も注文することができるのですが、全て新潟産なんですよ。
今回は、新潟第一酒造の「越の白鳥」で。
お弁当の中身も、新潟産にこだわって作られています。
季節を感じられる食材を地産地消でいただきます。
どれもこれも美味しいのですが、印象的だったのはこちらの「紅ズワイ蟹のちらし寿し」!
溢れんばかりのカニが大量に乗っているんです。
最高です…本当に美味しいっ!
デザートにはこちらの甘酒やさるなしの寒天にコーヒーを添えて。
これ、先ほども紹介しましたが江戸時代から続く地元糸魚川の老舗割烹・鶴来家(つるきや)が監修・調理しているんです。
実はこの鶴来家は、2016年末にあった糸魚川大火災で店舗が火災にあって全焼してしまいました。
跡地に行ってみたのですが、完全に焼け野原となっていましたが、この雪月花への料理提供のため、年明け1月8日には仮設店舗を建て、調理を再開したんだそうです。
地元の観光のために、という熱い思いが伝わってきますよね。
観光名所が随所に!
えちごトキめきリゾート雪月花には、道中電車を停めて駅に降りたりできる場所がいくつかあります。
今回乗った糸魚川発の便ですと、こんな感じ。
まずは名立(なだち)駅。
列車に乗って最初に降りられる駅なので、ここで改めて雪月花の車両を外から眺めたり記念写真を撮る人が多く見受けられました。
改めて見ると窓ガラスの面積の多さに驚きます。
この天井まで広がるガラス張りの車両は日本ではこの雪月花だけだろう、とのことでした。
女性などは「日差しが気になる…」という方も多いかもしれませんが、大丈夫!安心のUVカットガラスで、紫外線を99.99%以上カットしてくれているんです。
駅弁を購入できる「直江津」駅
美しい日本海を見ながら列車は次の駅へと向かいます。次に到着したのは、「直江津(なおえつ)」駅。
こちらでは、駅弁を購入することができます。
豪華な和食料理を食べている途中ですが、せっかくなのでこのお弁当も購入してみました!
直江津名物の「鱈めし」です。「たい」じゃなくて「たら」!
酒の肴にもなりそうなしっかりと煮込まれた鱈や四季折々の旬な食材を使ったお弁当。
こちらも美味しかったですね!
食事無しの運賃の人は飲食物持ち込み不可なので、こちらの駅弁を購入しましょう!
スイッチバックが見られる二本木駅
お次は、せっかくですので先頭車両に行ってみましょう。
開放感のある窓と明るい車内。
そして先頭は運転席を完全に見渡せる、ハイデッキになっています。
こんな先頭車両から見られるのは、日本でも十数箇所でしか見られないスイッチバックの様子。
スイッチバックとは、急勾配を走行する際、走行方向を反転しながら運行する区間のことで、現役で残っている物は全国でも希少なんだとか!
そんなスイッチバックを終えて寄ったのは、二本木駅。
駅のホームではお土産物を売っており、ここでしか買えないアイテムも!
ここで記念のスタンプなども押せるので、スタンプ好きな子どもにも楽しめると思います!
せっかくなので雪月花と記念写真を撮っておきました!
雪の残る山々を眺めながら妙高高原へ!
スイッチバックを終えると、列車はどんどんと山の中へと進んでいきます。
季節も良かったのでしょうが、雪の残る山々を見ながら進む雪月花!
景色も良いし最高です!
途中、妙高市蔵々にある、馬蹄型に川が棚田を囲う、巾着棚田を眼下に見下ろします。
こういう観光箇所になると解説の放送とともに、列車のスピードを落としてくれるのも雪月花の魅力の1つなんですよね。
標高510mの駅「妙高高原」駅
標高510mにある妙高高原駅(みょうこうこうげんえき)では、停車時間が長めに設定してあるため、お土産をじっくり買うことができます。
駅の前にはお土産屋さんがどーんとあるのでそちらへ向かいます。
柿の種やかんずり、民芸品やお酒などを購入することができます。
日本酒好きとしては、地元のお酒がずらりと並んでいる風景にはワクワクしました。
上にチラッと手だけ写っていますが、車掌さんが降りてきて色々と解説してくれていたのも印象的でしたね。
旅行しないと買えないお酒、旅酒の31もこの駅で買うことができます。
最後は上越妙高駅まで行って今回の雪月花の旅は終了です。
最後にお土産(お米かコーヒーかを選べる)まで頂いて、とても楽しい体験でした。
わんぱくブロガー的まとめ
乗車前は、「3時間の観光列車に14,800円!?」と驚いていましたが、高級感溢れる列車に乗り、豪華な料理に舌鼓を打ち、新潟の海を山を体感できたことはとても貴重な経験でした。
電車好きはもちろんですが、ちょっとゆったりと特別な体験をしたいという人にはオススメの観光だと思います。
また、今回糸魚川駅から乗車して上越妙高駅で雪月花を降りました。
帰りは、1駅だけ北陸新幹線(1530円)に乗って帰るのも良い体験になりました。
今回行った、糸魚川プレスツアーの様子はまだまだ紹介したい場所がありますので、引き続きブログをお楽しみにっ!