
先日、久しぶりに家族でドライブに行ってきました。
行き先は千葉県の房総半島。
ふらりと通過予定だった養老渓谷の紅葉がとても綺麗だったので急遽立ち寄ってみました。
養老渓谷の出世観音 立國寺(りっこくじ)
ということで立ち寄ったのは、養老渓谷の出世観音のある、立國寺(りっこくじ)というお寺の周り。

養老渓谷については、以下のHPにまとめられているので参考にすると良いでしょう。
この立國寺への参道入口にある綺麗な赤い橋と周りの紅葉の綺麗さに惹かれて、立ち寄りました。

立國寺周辺には500円前後の有人駐車場がいくつかありましたが、どこも8割方埋まっていたので時期や時間帯によっては停められない可能性があるかも。まぁ、少し遠い場所で良ければどこかしらかには停められそうな気はします。
まずは、こちらの橋を渡ってみましょう。

すると、橋の上から綺麗な紅葉と川が見えてきました!

どうやら、川のすぐ近くまで降りれる模様。

ただ、あそこへ降りるには別の場所から向かうことになるので、一旦お寺へと向かってみます。

出世観音なんてとても縁起が良さそうですもんね。
ということで、この本堂まで200mを歩くことにしたのですが、かなりの勾配を上がっていくことになります。

ひーひー言いながら登り切ると、本堂と観音像が見えてきました。

出世観音の由来についても書かれており、源頼朝公が由来だったんですねぇ。

おみくじを引いたりしつつ、本堂を後にします。

帰りは下るだけなので楽ちん。

この道中の立て看板もよく読むと良いことが書いてあるので、この辺り読みながら進むと良さそうです。

印刷して、トイレにでも貼っておきたい位大切な心構えですなぁ。
養老渓谷は温泉旅館でいっぱい!
全く気にしていませんでしたが、どうやらここ養老渓谷は温泉旅館でいっぱいの地域のようです。

のんびりと紅葉を見るために温泉旅館に泊まるのも良さそうですねぇ。
今回立ち寄ったのは、上のマップの左上のあたりです。
せっかくなのでこの周りも散策してみることにしました。

先ほど橋から見えた川のそばにはここから降りていけるようです。
キャンプ場にもなってるんでしょうかねぇ。と思ってみてみたら、台風の被害で現在休業中とのこと。
先程の立國寺から道路沿いに南に数百メートル行くと、紅葉が綺麗に見えてきました。

そのすぐ奥には、釣り堀がありました。

ここにも立ち寄ったのですが、そちらはまた別記事にて紹介したいと思います。
二階建てトンネル!?共栄・向山トンネル
そこから数百メートル進むと、見えてきたのはトンネル。

ただし、普通のトンネルでは無く、二階建てトンネルというなんとも珍しいもの。

新旧のトンネルの出口が違っていて、そのまま古い出口を残したためこのような姿になっています。
中に入ってみると、まさにこの写真の通りのまま!

崩れないの!?と心配になりますが、昭和40年代からこの状態らしいです。いやー!面白い。
このトンネルを抜けると、橋があり、その向かい側には川沿いを歩ける歩道があります。

ここからの景色が良いんですよ!
川沿いに見える赤や黄色に染まった山が目の前に広がっています。

この川の中もなんだか地層のようになっていて不思議な雰囲気。

そして、この川も渡れるようになっているんですよ。

渡った先には、弘文洞後(こうぶんどうあと)と呼ばれる絶景が見えてきます。

これ、160年前に人口で切り開かれた随道。
当時は上がつながっており、O型の穴だったそうですが、昭和54年に崩落し、現在の姿になったそうです。

本来は、ここから先程の立國寺の橋の横まで歩いてぐるっと回れるそうですが、台風の影響で道が崩れて通行止めになっているとのことで、ここで引き返して駐車場まで戻りました。
わんぱくブロガー的まとめ
ふらりと立ち寄ったのですが、思ったよりもしっかりと紅葉も見れ、川沿いを気持ちよく歩けた養老渓谷の散策。

これを目的に、神奈川や東京から行くにはちょっと物足りないかもしれませんが、何かのついでに行きや帰りに寄ってみる、というのにちょうど良さそうなのんびりとした観光地でした。