テレワークでほぼ1日中イヤホンをつけている人、多いと思います。
耳の穴にイヤホンを入れるタイプだと耳が痛くなるし、周りの家族の声が全く聞こえなかったりする不便さありますよね。
骨伝導タイプを選ぶのも1つですが、締め付け感が気になったり、音楽を楽しむには音が籠ったようになるのが難点。
そんなどちらの課題もクリアしてくれる、素敵なイヤホンをご紹介したいと思います。
オープンウェアラブルオーディオ「Oladance」
ということで紹介しますのは、耳を塞がないオープンウェアラブルオーディオ「Oladance(オーラダンス)」。
もともと、2022年6月にMakuakeにて1億円以上の応援金額を集め、イヤホン部門歴代2位の大人気プロジェクトで日本上陸。
8月には支援者に商品を配送し終え、その後一般販売が始まったという状況です。
今回は、メーカーさんより商品「Oladance本体」と「Oladanceチャージングケース」をご提供頂き、レビューしています。
まずはこちら!Oladance Wearable Stereo(本体)からご紹介します。
箱の中身は、ケースに入った本体、ケース、充電用USB A to Cケーブル、説明書など。
説明書は日本語で書かれており安心感があります。
こちらがイヤホンを入れるケースになります。
シンプルなフォルムに艶消しのマットブラックでカッコ良いです。
これを開くと、中にはOladanceのイヤホンが入っています。
個人的な最初の印象は、思ったよりも大きいな…。でした。
耳に入れ込むタイプのイヤホンを想像すると、数倍の大きさに見えますよね。
イヤホン部分はマグネットでケースに吸着するような作りになっているので、なんとなくで近づければパチンッと収まってくれます。
Oladanceを装着してみた
Oladance本体は、こんな感じ。
今回はブラックに近い色味ということでブルーをチョイスしましたが、ほぼほぼブラックでロゴが入っている部分がうっすらと紺色という感じです。
初見ではどうやって装着して良いのかわからない形状ですが、その辺りも説明書にしっかり書かれていますので大丈夫。
この、音の出る方(ロゴのある方)を手に持ちまして。
耳の輪郭に沿わせる形で回すように装着します。
耳の形状的になんとなく落ち着くというか固定される場所があるので少し動かして装着完了。
写真からは分かりにくいかもしれませんが、耳の穴を塞いでいるわけではなく、少し耳の穴の上にスピーカーが浮いている感覚。
当然耳を塞いでいないので、外の音はしっかりと聞こえます。この状態で他の人と普通に会話も可能です。
まさにスピーカーを装着している感覚
スマホとペアリングして音楽を聞いてみましたが、驚きます!
イヤホンというよりも、スピーカーが近くにあってそこから音が流れている感覚!
耳を塞いでいない自由な感じなのに、音質は良く、イヤホンを使っているという感覚がないほどです。
実際、音楽を聞いたり、テレワーク中の会議用にほぼ1日中使うということを数日試してみましたが、音に関してのストレスは皆無!
締め付け感もありませんし、耳の穴も痛くないし、それでいて周りに音が漏れていないので日中に窓開けっぱなしでも、夕方・夜に家族がいても気にせず会議が可能。
もちろん、マイクも内蔵しているのでこれ1つで音楽も、電話も、会議も可能となっています。
外出先でのバッテリー切れを気にしない!チャージングケース
そして今回、Oladance本体と一緒にご提供いただいたこちらのチャージングケースも使ってみました。
このケースにバッテリーが内蔵されているので、手に持つと少し重量を感じます。
開封すると、当然ですがOladanceのイヤホンを装着できるようになっています。
実際に装着するとこんな感じ。
この状態でワイヤレス(コードを繋がなくても)で充電が開始してくれるのが、このチャージングケースの良さです。
旅行とかキャンプなどに行く際、このケースがあると安心ですね。
標準添付ケースとチャージングケースの違い
ちなみに、冒頭で紹介したOladance本体についてくるケース(右)と後述したチャージングケース(左)の違いを説明します。
簡潔にいうと、
・標準添付ケース(右):充電用ケース。有線接続で給電しないと充電できない。
・チャージングケース(左):バッテリー内蔵。これ単体でOladanceを充電できる。
です。
Oladanceは、単体でもカタログ値で16時間再生が可能です。チャージングケースを使えば、78.4時間分の充電が可能で、合わせて94.4時間の再生が可能となります。
個人的には、日帰りで早朝から深夜まで使い続けるような日でなければ、標準添付のケースで十分だと思います。万が一の時には、標準ケース+USB-Cケーブル+モバイルバッテリーがあれば充電できますしね。
充電ができないような状況が長時間続く(旅行、特にアウトドア)場合は、チャージングケースがあると安心です。
まずは、チャージングケース無しの本体のみ購入し、必要だと感じたらチャージングケースを後日追加するのが良いかな、と思っています。
Oladanceの不満点は?
せっかくレビューする機会がいただけたので、特徴やプラスのことだけではなく、私が感じた不満点も紹介しておこうと思います。
耳が小さいと外れやすいのかも?
一つ目は、私の耳が小さいのもあり、どうも安定性が良くないこと。
正確にいうと、ピッタリハマる位置もあるのですが、「音がより良く聴ける位置」と「耳にしっくりハマる位置」が少し違うので、ついつい音がより良く聴ける位置にズラして使ってしまい、少し不安定というか外れやすくなってしまいます。
この点は、おそらくOladance公式も課題に感じているようで、このようなツイートがされていました。
何かしらの補助バンドのようなものでしょうかね。ちょっと期待したいと思います。
髪の毛が長いと外れやすい
耳にかける系のワイヤレスイヤホンは同様の課題があるかもしれませんが、髪の毛が耳にかかるくらいの長さの私が、Oladanceを装着後少し髪が巻き込んでしまったので髪をかきあげるように手櫛を通したら、髪に引っ張られる形で外れる、ということが何度かありました。
一旦装着しきれば問題ないのですが、装着する際は一旦髪の毛を耳から離れるように掻き上げておいてから装着しないと危ないと感じています。この辺りは慣れかもしれませんが、電車待ちのホームとかでの装着は相当気をつけないといつか落としそうだな…と思います。
ケースや本体に指紋がつきやすい
音質面としては全くもって不満がない、むしろ大満足なのですが、ケースや本体に指紋(皮脂?)がつきやすいのが少し難点です。
ちょっと分かりにくいかもしれませんが、上記写真でいう右下のあたりが少しテカッていて。これが、マットな素材だからなのか、拭いても取りにくいんです。
イヤホン本体の方も、装着する側は同様のマット素材でして、そこに脂染みのような感じでテカリが出るのが少しストレスです。
人から見える部分では無いのですが、お肌が脂っぽい人は少し気になるかもしれないな、と思います。
気になる場合は、装着前に耳の周りを制汗シートなどで拭くと良いかもしれません。
わんぱくブロガー的まとめ
ということで紹介しました、オープンウェアラブルオーディオ「Oladance」。
最後に不満点を書いたのですが、音質や使い勝手は、他のワイヤレスイヤホンのマイナス面をほぼクリアするほどの満足感!
耳を塞がず、家族の声かけや宅配のチャイムなどがしっかり聞こえるのに、音質も良くしっかりと聞こえて、マイクも内蔵でテレワークの会議も全く問題なく、しかも単体でもロングバッテリーで長時間使えますし、チャージングケースを使えば数日間使えますからね。
Amazonのレビューなど見ても、多くの人がこの音質と付け心地に満足しているのがわかると思います。
耳の穴に入れるイヤホンや挟み込むタイプだと耳や頭が痛くなる人、骨伝導だと音質に満足できない人、どうせなら良いイヤホンでストレスなく音楽を楽しんだりテレワークに集中したい人におすすめです!