GoPro HERO7 BlackやOsmo Pocketを持っています、むねさだ(@mu_ne3)です。
「アクションカメラと言えばGoPro」というほど有名ですし代名詞のようにもなっていますが、ついに来ましたよ!
ガッツリ勝負できる対抗馬がっ!
発表会にご招待され、一足お先に実機を触ることもできましたのでご紹介したいと思います。
ドローンやジンバルで有名なDJI
ということで、2019年5月16日に開催されたのは、DJIから初となるアクションカム「OSMO Action」の発表会。
DJIと言えば、ドローンで圧倒的なシェアを持ち、手振れ補正やジンバルのノウハウを持っている会社。
国内で言うと(1万円以下のおもちゃのドローンは除くと)、8割9割のシェアを持っているんじゃないでしょうか。
もちろん、ドローンにはカメラも搭載している為カメラの技術も持っています。
そんなDJIから昨年12月に発売されたのが、「DJI OSMO Pocket」という超小型のカメラ搭載ジンバル。
私も当然、発売日に購入したのですが、画角的に広角ではない為、GoProと併用する形で使っております。
そんなGoPro対抗として、雪山・海・スポーツシーンで使えるように、と開発されたのが今回の新商品。
電子手振れ補正搭載!「OSMO Action」
数日前からティザー広告を出し、かなりの力の入れ具合で発表された、アクションカム「OSMO Action」。
発売日は、2019年5月17日~。
ざっくり特徴を上げるとこんな感じ。
・電源オフから2秒で録画開始できる機敏な動作
・DJIのノウハウを活かした「RockSteady」で強力な電子手ぶれ補正
・4K HDR動画60Pの高画質
・8倍スローモーション
・水深11mまでの防水
詳しくは公式サイトを見て頂くとして、実際の商品を見てみましょう!
デュアルスクリーンが良い!
こちらがOSMO Actionのレンズ側。
背面には、2.25インチと大きめなタッチパネル液晶を搭載。
なんと、電池は裏蓋兼用。
これは、互換バッテリーが作りづらそうですね…。防水性能にも響きますので、大人しく純正のバッテリーを買い増すのが良さそうです。
充電にはUSB Type-Cケーブルを使います。microSDカードは256GBまで対応。
この「OSMO Action」、レンズ部分のフィルターが着脱可能。
これによりNDフィルターを装着させることができるんです。
これは良いな。将来的にここにワイドコンバージョンレンズをつけたり、望遠レンズをつけたり、なんてこともできるんでしょうかねぇ?こういうギミックは、ワクワクします。
前側の液晶を表示させると、思った以上に明るく見やすい表示。
これだけ綺麗に見えると、自撮りもしやすいですよね。これは良い!
ちなみに、前側と後ろ側の液晶は、2フィンガーでのダブルタップで切り替えます。
これで、ケースなしでも水深11mまで防水ですからね…改めて驚きます。
では、気になるGoPro HERO7 Blackと比較してみましょう!
GoPro HERO7 Blackと比較!
私が普段使っている、GoPro HERO7 Blackと並べてみました。
一回り、OSMO Actionが小さく見えますが、実際は、高さが低いものの横幅や奥行きはOSMO Actionの方が大きいです。
それでいて、液晶画面が大きいのがすごいところ。
しかも、液晶が明るく見やすい!比較すると差がわかりますね。
両方電源をONにしてみました。
録画時に自分の様子を確認しながら撮れるのは、やはり大きなメリットですよね。安心感があります。
撮り比べてみた!
では、気になる手ぶれ補正の性能を比べるため、実際に撮影してみましょう。
こちらのように、2台を平行に固定して、録画状態で手持ちをしつつ小走りしてみました。
わかりやすくするために、2台の動画を半分ずつ、組み合わせてみました。
どちらも手ぶれ補正機能はかなりすごいです。が、あえて比較するならばGoProの方が少し強めにガクガクっとする部分がありますかね。
OSMO Actionはその部分でもスムーズな動きをしていると思います。
しかも、聞いたところによると今回使わせてもらったOSMO Actionは発売前のバージョンで、手ぶれ補正部分に関しては更に高性能化するのだとか…。
これは期待できます!
OSMO ActionとGoPro HERO7 Blackとスペック比較
最後に、OSMO ActionとGoPro HERO7 Blackとスペック比較をしておきます。
OSMO Action | GoPro HERO7 Black | |
---|---|---|
公式ストア価格(税込) | 44,820円 | 53,460円 |
重量 | 124g | 116g |
サイズ | 65×42×35mm | 62.3×44.9x33mm |
ディスプレイ | フロント画面1.4インチ、300ppi バック画面2.25インチ、640×360 325ppi |
フロント画面ステータス表示のみ バック画面2インチ |
静止画 | 12MP | |
動画 | 4K60 / 1080p240 | |
防水 | 水深11m | 水深10m |
スローモーション | 8倍スローモーション | |
タイムラプス | ◯ | |
ライブストリーミング | 現在未対応 | ◯ |
その他特徴 | 120秒の長時間露光撮影で星空撮影 | TimeWarpビデオでブレの無い早回し動画 顔検出 |
値段的に1万円近い差がありますが、GoPro HERO7 Blackは発売してしばらく経つため、他のショップでは45000円くらいまで落ちている模様。
そうすると、値段の差もあまりない状況ですね。
わんぱくブロガー的まとめ
これまでGoPro一強だったこのアクションカムにガチでの競合製品として発表・発売されるDJIのOSMO Action。
実際触ってみると、さすが後発というだけあって、GoProでの不満点をしっかりと潰す形で、機能や性能を搭載しているのがさすがだな、と。
サクサクと起動して、機能を切り替えたり、あらかじめ設定を5パターンほど覚えておけるカスタムモードなど、使い勝手がかなり良いと感じました。
この、サイドのQS(クイックスイッチ)ボタンで機能をサッと切り替えられる部分とか。
なにより、前面の液晶に自撮りしている映像が見えるのは、安心感と共に失敗を減らせるので、今後アクションカメラを買うならば間違いなくGoProよりもこちらのOSMO Actionをお勧めすると思います。
私も、買い替えをかなり前向きに検討中であります!
Yahoo!にも動画をアップしましたのでご覧ください!