先日、10日間のチェコ取材ツアーに参加してきました、むねさだ(@mu_ne3)です。
個人的にははじめてのチェコ訪問。
見るものすべてが可愛いしかっこいいしおしゃれだし!食べるものは美味しいし!でチェコが好きになりました!
今回は、個人的にもチェコで一番いきたかった場所の1つを紹介したいと思います。
アルフォンス・ミュシャのスラヴ叙事詩
今回チェコ第二の都市である「Brno(ブルノ)」で訪れたのは、ブルノエキシビジョンセンター。
ここでは、2018年12月31日までアルフォンス・ミュシャの「二つの世界 − スラヴ叙事詩とポスターたち」展が開催されていました。
2017年には東京の国立新美術館にて展示されていたため、知っている方も多いかもしれませんね。
あの時は大人気で、入場まで3時間待ちだった日もあるそうです!
2017年の美術館入場者数1位の展示だったことからも、日本での人気の高さが伺えます。
さて、そんなミュシャのスラヴ叙事詩とポスターが、ミュシャが幼少時代を過ごしたブルノで展示されているとのことで、個人的にも今回のチェコ旅行で一番期待していた場所でもあります。
場内に入ると、ドーーーーンッと巨大な絵が飾られています。
これが、ミュシャのスラヴ叙事詩。
チェコおよびスラヴ民族の伝承・神話および歴史を描いた全20作品から成り、サイズは小さいものでもおよそ4x5m、大きいものでは6x8mに達します。
大きさ、伝わりますでしょうか?
ミュシャの画力と大きさとが相まって、ものすごい迫力…!
東京での展示の時は、人混みを掻き分けながら見る感じだったのですが、ここではもう貸切状態…!
なんて贅沢な…!
もちろん、本当の貸切ではないので、時々団体客が入ってくるもののサーっと帰っていきます。
で、また絵の前は私一人で貸切状態…というような信じられない状態に。
このスラヴ叙事詩だけでも感無量なほどなんですが、その周りにはミュシャのポスターも展示されています。
ミュシャを一躍有名にした「ジスモンダ」
ミュシャを一躍有名にした、舞台女優サラ・ベルナールの芝居のために作成した「ジスモンダ」 のポスターももちろん展示。
他にも、見たことあるもの見たことないもの含めて、大量のポスターや石鹸の箱などが展示されています。
画集やポストカードなどでは多く見ているミュシャの作品も、本物を見るとより細かい描写に驚きます。
もう、幸せいっぱいで、閉館ギリギリまで作品鑑賞を楽しませてもらいました。
いやもう、半日でもこの中にずっとい続けたいと思えるほどの展示ボリュームでした。
わんぱくブロガー的まとめ
圧巻、とはまさにこのこと。というほどのパワーを感じた、スラヴ叙事詩。
全20点のうちの9点をまとめて閲覧するという幸せ。
そして、細かな描写とデザインとしての完成度も高いミュシャのポスターたち。
このミュシャフォントと呼ばれるフォントも美しかったし、うまく切り貼りすれば、MUNESADAが作れるんじゃない?なんて思いながら必死に細かい描写を観察していました。
もし、ミュシャの作品をより多く見たい、本場の地を巡りたい、という人はチェコ共和国に足を運んで見るのも良いと思います。
プラハにあるチェコ美術館も行って来ましたので、こちらも後日ご紹介したいと思います。
今回のチェコツアーについて
今回のチェコ共和国に関する取材ツアーは、「チェコ政府観光局」からお声がけ頂き参加しています。
旅費・宿泊費・食費・アクティビティ費をチェコ政府観光局に負担いただいてますが、記事の内容はブロガーの主観に任されております。
当ブログのチェコに関する記事はこちらにまとめる予定です。