現在、15年前に発売されたキューブの乗っています、むねさだ(@mu_ne3)です。
2018年3月に車検を迎えるため、車の買い替えを検討。
これまでの経緯をブログにまとめてきました。
上記記事を読んでいない人は、ぜひ第一弾の記事から読むと臨場感と気持ちの変化がわかって良いと思います。
さて今回は最終局面…。
車選びで迷っている方の参考になれば幸いです。
ここまでの経緯
詳しくは、前回までの記事「その1」「その2」を見ていただくとして、簡単にここまでの記事をまとめておきます。
現在乗っているのは15年ものの日産キューブ。車検を控え、車の買い替えを検討。
ディーラーを巡りつつ理想の車を見つけていきます。
日産 ノートe-POWER(良い車だけど5人乗りなのでNG)
↓
トヨタ シエンタ(コンパクトなのに7人乗り ニーズにぴったり)
↓
フォルクスワーゲン トゥーラン(安全性は魅力だがスライドドアじゃない)
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ホンダ フリード(シエンタのほうがしっくりくる)
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トヨタ シエンタ(最終確認のためディーラーへ)
↓
偶然試乗したトヨタ エスクァイアに魅了される
(このサイズありやん!と気づく)
↓
日産新型リーフ発表会に取材参加
(日産も良いな。あ、セレナがあるやん!?)
↓
日産セレナを試乗 ←その2の記事はここまで
自分たちには大きすぎる、運転しづらそう、と試乗さえしていなかった8人乗りサイズのミニバンが、6〜7人乗りのシエンタよりも視点が高くて運転しやすいことに気がついたんです。
トヨタのエスクァイアと、日産のセレナ…。
このどちらかにすべく、もう一度考えを整理していきます。
エスクァイアとセレナの特徴を整理
夫婦で、エスクァイアとセレナの特徴を整理しつつ、話し合いをしていきます。
ちなみに、エスクァイアはハイブリッドGi、セレナはハイウェイスターVセレクションにセーフティーパックB追加というグレードにするつもりで比較検討。
トヨタ エスクァイア | 日産 セレナ | |
---|---|---|
価格 (本体のみ) |
330万円〜 | 293万円〜 |
価格 (オプション・諸費用込) ※値引き前の値段 |
431万円 | 421万円 |
寸法mm (全長・全幅・全高) |
4695x1695x1825 | 4770x1740x1865 |
室内寸法mm (長・幅・高) |
2930x1540x1400 | 3240x1545x1400 |
運転席の座面の高さ | ◯ ※体感でエスクァイアが数cm高い |
△ |
高級感 | ◎ | ◯ |
コンセント | 1500W対応 | 追加料金で100W対応 |
USB端子 | 2列目までの 4席分搭載 |
3列目までの 6席分搭載 |
ウォークスルー | 7人シートなら1〜3列目まで可 8人シートなら1〜2列目のみ可 |
8人シートでも1〜2列目、2〜3列目が可 |
純正ナビ機能 | T-Connect対応 | Apple CarPlay対応 |
燃費 | 23.8km/L | 17.2km/L |
どちらかにしかない機能 | 自動ハイビーム 1列目左右別々温度調節可エアコン フロントガラスUV/IRカット効果 |
高速道路自動運転 上空俯瞰ビュー デュアルバックドア ハンズフリーオートスライドドア |
ざっくりですがこんな感じ。
カーディーラーのサービスも大事
気にしない人もいるかもしれませんが、今後車検やメンテナンスなどでお世話になるディーラーの様子も大切です。
特に小さい子どもがいる我が家にとっては、キッズスペースは重要なんです!
これ、あくまで各店舗でのサービスの差なので、同じトヨタ・日産でも店舗によってサービスは違うと思いますので、私の身近な店舗で、という感じの比較です。
ご自分の行ける範囲に複数店舗ある場合は、両方行くとかGoogleストリートビューで雰囲気をチェックしてから行くのもアリだと思います。
神奈川日産の場合
まずは、神奈川日産の場合。
開放感のある高い天井と、道路側全面ガラス張りで明るい店舗。
キッズスペースも広く、お子さんが複数いても遊べる広さがあります。
おままごとセットがあるのも女の子持ちとしてはありがたいです。
ちなみに、ドリンクは無料のカップの自動販売機があるので、メンテナンスなどで行った際は自分でお代わりいただけます!
神奈川トヨタの場合
で、ですよ!神奈川トヨタの場合…。
キッズスペースは日産に比べてスペースは小さいものの…。なんとゲームセンターにおいてある「えーでるすなば」があるんですよ!
無料でやり放題!もうね…。ゲームセンターで200円くらいでやったことがあるこのゲームが、無料ですよ!子ども大興奮!
そして、夏休み期間のみかもしれませんが、お子さんの夏休みの工作にもなりそうな手作り体験ブースがあるんです。
うちの子はここで水族館作りました!
さらにさらに…。
親として嬉しいのが、こちらっ!
カフェカウンターがあるんですよ…(震
本格的なコーヒーはもちろん、アイスクリームやワッフルなんかも出てくるんです。もちろん無料!
トヨタすごい!
そして、この店舗限定かもしれませんが、「手洗い洗車が840円」らしいんですよ…!
お出かけ前や、特に何も予定が無い土日など、子どもを連れてここへきて、子どもはキッズコーナーで遊ばせつつ、車を手洗い洗車してもらい、自分はコーヒーとアイスクリームを食べつつノートパソコンでブログを書く…。なんて休日が予想できるんですよ!
これはめっちゃ魅力的。コーヒー代+αで、車も綺麗になるし、子どもも喜ぶし、ブログ書く時間ができると思うと、トヨタ車にしたくなります…。
夫婦でも、通いたくなるディーラーはトヨタよね。という話に。
じゃエスクァイアで決まりか!?というと…。セレナにしかない魅力的な機能がいくつかあるんですよね…。
セレナだけの魅力!
では、具体的にセレナだけの魅力的な機能についてご紹介していきます。これ、あくまで我が家にとって、という視点で見ておりますのでご了承ください。
8人乗りでも3列目にウォークスルー
一番大きなポイントが、この多彩なシートアレンジ。
エスクァイアだと、7人乗りだと1〜3列目までのウォークスルーなのですが、8人乗りだとウォークスルーではないんですよね。
↑※エスクァイアのシートアレンジ
せっかくこんなに大きなサイズのミニバンにするのに7人乗りにするのももったい無い…。
その点、セレナは8人乗りを選択しても、ウォークスルー可能なんです!
その秘密が、日産が特許を取得していると言っていた、この「スマートマルチセンターシート」。
わかりますかね?
運転席と助手席の間にあるボックス部分が、2列目にスライドして座席にも変化するんです。
3列目を使わないならば、2列目にセットして5人乗り風にして、1〜2列目をウォークスルーに。
6〜7人で使うときは、ボックスを運転席横にスライドさせれば、2〜3列目がウォークスルーに。
8人で使うときは、また2列目にスライドさせてのフル乗車!
こんな感じで自由自在に使えるのは、8人乗りミニバンの自由度をグッと引き上げてくれると思うんですよね。
デュアルバックドアで、狭い駐車場でもバックドアが使える!
次に、セレナだけの魅力として、バックドアがデュアル方式で開閉できるという点。
後ろが狭い駐車場だと、この大きなミニバンのバックドアを開けないんですよね。
それが、このデュアルバックドアを使えば、ガラス部分だけがパカッと開くんですよ。
我が家の駐車場はまさに後ろが狭いタイプなので、これは魅力的…!
車を擬似的に俯瞰して見れる!
これもおそらくエスクァイアには無い機能。
バック時に、車を擬似的に俯瞰してみることができる機能「インテリジェント アラウンドビューモニター」!
4箇所のカメラ映像を合成して、車を上空から見下ろしている可能ような映像を見ることができるんです。
狭い駐車場、慣れ無い場所での車庫入れの安心感が違いそうっ!これは、奥さん的には興味津々でしたね。
ガジェット好きにはたまらない!6席にUSB充電ソケット完備!
あとはこちら。年に1〜2回も使わないんじゃないかとも思うんですが、ガジェット好きとしては魅力的だったのがこちらの、6席にUSB充電ソケットがあるというところ。
3列目にもUSB充電できる端子があるとか、胸熱じゃないですか!
ブロガー仲間やIngressの仲間を乗せて旅行とか行ってみたくなる車です。
エスクァイアにしかない魅力
逆にエスクァイアにしかない魅力ももちろんあります!
ドライヤーも炊飯器も使えるコンセント搭載!
1つはトヨタのハイブリッドカーに搭載可能な、家庭用電源のAC100V1500Wまで対応のコンセントが付いているところ!
つまり、キャンプや災害時にも炊飯器やドライヤー、ホットプレート、PS4などのゲーム機も使えちゃうわけですよ。
やるかどうかは別として、50インチのテレビを乗せてキャンプに行って、キャンプ場で大画面で当日の写真をおもいでばこで見ながら振り返る、なんてこともできちゃうんですわ。
ガソリンエンジンで充電しつつバッテリーを使えるハイブリッドならではで、仮にフルに使ったとしてもガソリン満タンならば3日も電気を使い続けることができるんだそうです。
数十年以内に関東大震災クラスの大地震が来る可能性が高いと言われているこのご時世。安心のためにトヨタのハイブリッドを選ぶ、という選択肢、悪くないと思います。
フロアの高さが低く乗り降りしやすい
2列目の乗り降りのしやすさでいうと、エスクァイアが格段に良いです。
というのも、床の高さが地上から36cmで、子どもやお年寄りでも乗りやすい高さになっています。しかもフラットな床。
セレナはというと、バスの乗車口のように1段下がっている場所でさえ地上高40cmで、そこからさらにメインの床まで9cmの高さがあるんです。
子どもにとっては結構ここ違いそうですよね。
高級感はエスクァイア
あと、こちらは好みやグレードに寄るところも大きいかと思いますが、エスクァイアの方がデザインも奇抜で、インテリアも革張りなど高級感があるんです。
どことなく外車っぽい顔と室内の高級感で、「高い車買ったなぁ…!」という気持ちにさせてくれるのは間違いなくエスクァイアだと思います。
運転席と助手席でエアコンの温度設定が変えられる!
あとこれ、地味な部分かもしれませんが、運転席と助手席と後部座席、それぞれでエアコンの温度設定が変えられるんです。
私は暑がり、嫁さんは寒がりなので、この設定があるのはとても魅力的…!ドライブ中の「暑い・寒い」のやりとりによるストレスが軽減されると思うと魅力的です。
運転席の高さはエスクァイアが少し高い気がする
こちらは実際にメジャーを持って行って測ったわけではないのですが、実際に運転してみたところ、運転席の高さを一番上げた状態の高さがエスクァイアの方が数センチ高い気がしました。
ボンネットの形状デザインの違いもあって、前側の長さを把握しやすいのも運転しやすさに繋がっているんだと思います。
身長150cm以下の奥さん的にはここ、重要なポイントの1つでした。
悩みに悩んで決めた結論は…!?
もうね、最後の最後まで夫婦ともに決めきれず、結局再度トヨタ・日産に足を運び試乗して決めた結論は…。
日産セレナ ハイウェイスターVセレクション!
決め手はやはり、シートアレンジとデュアルバックドア。
8人乗りだけどウォークスルーのシートアレンジ
普段は3人、いざという時8人乗りたいというニーズを叶えるためには、エスクァイアだとウォークスルーを諦めて8人乗りを選択しておく必要があります。
が、そうなるとエスクァイアは2列目の真ん中も座席で埋まってしまい、2〜3列目への移動が常にウォークスルーできなくなるという痛し痒し。
(ガソリン車なら1〜2列目のウォークスルーはできますけど、ハイブリッドは運転席助手席の間にボックスがくるのでそれも難しくなる)
それが、セレナならば3人で使用する時は下の図でいう右側の状態にすれば、1〜2列目をウォークスルーにできます。
そして、近所に住む姉夫婦3人と一緒に遊びに行く時は左側の状態にして、2〜3列目をウォークスルーに。
という自由度が増しつつ、更にそこに祖父祖母が来るというケースが重なったとしても8人乗り仕様(その場合はウォークスルーできない)にできちゃうわけです。
7〜8人乗りの車を選ぼうと思ったポイントが、「祖父祖母や姉夫婦と一緒に1台で遊びに行きたい!」だったので、普段も便利に使えつつ3人・6人・8人の時で便利さと機能を変えられるセレナのシートアレンジの便利さ。
ここが一番重要でした。仮にセレナが30万円くらい高かったとしても、エスクァイアではなくセレナを選ぶだろうポイントはここでした。
自宅駐車場で有効そうなデュアルバックドア
我が家のマンションの駐車場は、横幅や後ろ幅がかなり狭めに作られています…。
そのため、現状のキューブでさえバックドアを全開にできないんですよね…。これがもう不便で不便で。
これが、小さくパカッと開けることもできるデュアルバックドアだと、後ろに乗せた荷物も取り出しやすい!はず。
まぁ、これも全開できるかどうかは購入後に試してみないとわかりませんが、エスクァイアの大きな扉1つのみよりは確実に使い勝手が高い&日々のことなのでストレス度合いが違ってくる、と考えました。
最後は付き合いの長さも!?
そして、まぁここまで悩むのならば8年ずっと付き合いのあった日産の担当さんから買いたいよね、という気持ちもあり。
自宅駐車場でバッテリー上がった時に「本当は有償ですよ…?」って言いながら自宅まで助けに来てくれたり、車検のたびにお世話になっている日産の担当さんから、最後の一押しされちゃうわけですから。
最後は値段交渉もしつつ、ある程度ネットで調べていた値引き額に近いものが引き出せたのもあって決めちゃいました。
本当は「この値段を持って他店に行って再度見積もり」、とすると更に値引きを引き出せる可能性もあったのですが、そこはもう労力と時間とを考えると、良いかなぁ…と。
それより気持ちよく買いたいし、この車と決めたなら早く乗りたいですしね。
まぁ、今いろいろニュースで賑わっている日産ですが、車の品質に問題があるわけじゃないですしね。これからもしばらく日産ユーザーを続けることになりました!
わんぱくブロガー的まとめ
ということでですね…。納車は明日です。
なんとかここまでの3部作の記事公開が間に合いました!
実際はこの間に中古車を探してみたり、外車にしようかと思ってみたり…。いろいろ悩みましたよ。日々心は揺れ動きましたよ。
値引きの目安はネットで調べる
ちなみに、各ディーラーが口を揃えたように「びっくりするようなお値段出します」「頑張らせていただきます!」も、いくらなのかが全く検討つきませんでした。
この辺りは、「自分が狙っている車の名前+値引き」で調べてみると、値引きの目安がわかってくると思います。
最終的には、「目標金額よりも20万円くらい下の額を提示するのが良いかと。これ、なんとなく交渉を終えての感覚です。
(目標額を伝えると、当然見積額と目標額の中間の値段を提示されて、そこからスタートになります)
ネットで下取り一括査定はご用心
が、「ネットで下取り一括査定」をするのはオススメしません…。私はこれやってみたところ、複数の中古車買取業者から1時間以上電話が鳴り止みませんでした…。
うちの15年もののキューブはネットでも査定額0万円って出たのに…、ですよ。
ディーラーで「数万円で下取りします」って言われてその値段に納得が行かない時は、この一括査定使ってみると良いかもしれませんね。本気でディーラー以外に売りたい時にはありだと思います。
今後は、セレナに実際に乗ってみてわかった良いところ悪いところを紹介していきつつ、アクセサリー類などもご紹介していきたいと思います!
自分が悩んで、いろいろ調べる大変さを味わっているからこそ、その悩んだ過程や決めた結論をブログとして共有し、誰かの役に立てば嬉しいな…と思ってます!
これまでの経緯を読みたい人はこちら。