現在3歳半になる娘がいます、むねさだ(@mu_ne3)です。
今回、東京都の「多摩の魅力発信プロジェクト」の取材として、三鷹の森ジブリ美術館へと行ってきました!
私自身がジブリ作品が大好きでして、娘が生まれた時から英才教育をしてきました。
「そんな娘とついに一緒に行ける…っ!」ということで娘以上にお父さんがワクワクしながら行ってきた「三鷹の森ジブリ美術館」についてご紹介したいと思います!
子連れで初めてのジブリ美術館へ行く際の楽しみ方の参考にどうぞ!
ジブリの聖地!「三鷹の森ジブリ美術館」
ということで行ってきましたのは、東京都三鷹市にある「三鷹の森ジブリ美術館」。
子どもが生まれる前は何度も行っていましたが、子どもが生まれてからは初めて。数年ぶりの訪問です!
場所は吉祥寺と三鷹駅の間にある、井の頭恩賜公園の南側に位置します。
三鷹駅からはバスも出ていて、運が良ければジブリ柄のバスに乗れるかもしれません!
トトロのオープニングシーンをそのままバスにしたような素敵なラッピングですよね!
チケットは完全予約制!
ちなみにこの三鷹の森ジブリ美術館は、完全予約制でチケットを事前に購入する必要があります。
購入方法は3通り。
それが、「ローソン店頭で購入」「インターネット・携帯電話で予約申し込み」「電話で予約申し込み」です。
どれも最終的にローソンの店舗にてチケット(入場引換券)と引き換えが必要です。
このチケットが人気でして…、発売開始後数日でほぼ売り切れる状態なんです。
さすがジブリ美術館!人気が伺えます
ちなみにチケットは記名式なので転売されたチケットでは、入場できません。
更には、入場時にチケットと同時に名前のわかる身分証明書の提示を求められました。
少し面倒ですが、不正なチケット転売撲滅の為なら喜んで協力します。
三鷹市・近隣市民枠のチケットがある!
そんな、売り切れることの多い三鷹の森ジブリ美術館のチケットですが、通常の販売枠とは別でチケットが売られているというのを聞いたことがありますか?
それが「三鷹市・近隣市民枠チケット」です!
三鷹市・近隣市民枠チケットとは、地域の方にさらに親しまれる三鷹の森ジブリ美術館をめざして、ローソンでの一般販売とは別に地域の方(三鷹市、武蔵野市、小金井市、西東京市に在住・在勤・在学)にチケットを優先販売するシステムです。
これはうらやましい…!
ジブリ好きとしては、これだけで三鷹市やその近隣に住みたくなってきますよね…。本気で。
さてさて、チケットの説明はこのくらいにして。
オープン時間前から長蛇の列!
今回チケットを取得したのはオープンと同時の10時入場枠!
9:15くらいに到着したのですが、すでに数組が待ち状態!
10時の開館時間には後ろが長蛇の列になっていました。
私たちが入って10分以上してもまだ並んでいたようなので、かなりの人だと思います。
入口でチケットを渡すと、このようなジブリ作品のフィルムが入った入場券が貰えます。
これ、主役級のキャラクターが入っているものもあれば、山や森だけが見える時もあるので、運しだいです。
(森だけでも、「ぽんぽこ」かな?「耳すま」かな?「もののけ姫」かな?と、家に帰ってDVDを見直すのも面白いです)
そうそう。この入館待ちの列の並びには、大きなトトロが受付をしている場所があります。
行列がない頃に行くと、記念写真が撮りやすいと思いますので、行きに寄れなかった人は帰る際に忘れずに寄るようにしましょう!
ちなみに娘はちょっとした魔女風コスプレをして行きました。
半袖の黒ワンピに、赤いリボンをピンでとめて、オレンジのショルダーにジジのストラップ付き。
もう少しこういう格好をしてきている人がいるかと思いましたが、あまりいませんでしたね…。
建物内は撮影禁止!
さて、実際に建物の中をご紹介していきたいのですが…。
この、三鷹の森ジブリ美術館は建物内は写真、ビデオ共に撮影禁止なのです。
ですので、文章多めの説明になってしまうとは思いますが、ここは是非とも実際に足を運んで自分の目で見て、感じて頂きたいです。
建物自体は地下1Fから2F+屋上で構成されています。
内部は迷路のように複雑に通路が入り組んでおり、迷路気分を味わうことができると思います。
ちなみに建物の外は写真撮影可能ですので、屋上、テラス、カフェ、地下のポンプあたりは写真を撮ることができます。
朝一入場ならばネコバスルームへ直行!
まず、入館と共に一目散に向かったのは、小学生以下の子どもだけが遊べる「ネコバスルーム」。
※写真はイメージです。実物は実際に子どもが中に入れるほどの大きさがあります!
中に入ったり、屋根に登ったり顔に抱きついたり。
時間制限で交代となりますが、朝一だと比較的空いていると思います。
屋上にはラピュタのロボット兵!
2〜3回ネコバスで遊んだ後は、すぐにそのまま外に出て、屋上へと上がってみましょう!
屋上で待っているのは…。天空の城ラピュタに出てきたロボット兵です。
かなりリアルに作ってあるので、じっくり見ても見飽きないほど。
いい感じに腰部分に草が生えていたり…!
娘も恐る恐る触っていました。
ここで記念写真を撮るのがオススメです。
前後の人と写真を撮りあうようにすると、家族全員で写りやすいと思います。
屋上の奥にはラピュタの巨大な石!
ロボット兵の後ろの道を通り抜けると…その先にあるのは、なんとラピュタの中枢にあった、あの不思議な石!
ムスカが飛行石を持って、ラピュタを操っていた、あれですっ!
お子さんと一緒にラピュタごっこができる貴重な場所ですよー!
「言葉をつつしみたまえ!君はラピュタ王の前にいるのだっ!」など、お気に入りのロムスカ・パロ・ウル・ラピュタの台詞を言ってみましょう!
地下の野外にはトトロのポンプと魔女宅の家!?
一気に地下1Fまで降りると、今度はトトロに出てきた手漕ぎポンプが!
「よ〜く漕ぎなぁ、水がちべたくなるまでぇ〜!」というおばあちゃんの声が聞こえてきそうなポンプ。
そしてこのポンプ。漕ぐと実際に水が出てくるんですよ!
これは子どもも大喜びしてくれること間違い無しっ!
さらにその横には、魔女の宅急便の世界観を感じさせる建物と植物たち。
魔女のコスプレがよく似合います…!
実際に蝶がひらひらと飛んでいたりして、ここだけでも物語の中に入り込んだような場所でした。
お腹が空いたらカフェへ!
そんなこんなで館内を回っているとお腹が空いてくると思います。
そんな時は、カフェ「麦わらぼうし」へ行ってみましょう。
お店は2箇所にわかれているのですが、室内型の「麦わらぼうし」は大人気で、1時間待ちはザラです…。
頑張って並んでも良いのですが、子連れだと外にあるテイクアウト方の「麦わらぼうし」が空いていて良いと思います。
メニューはこんな感じ。
ホットドックやハムサンド、大きなハルマキとドリンクやアイスクリームがあります。
ハムサンド3つにホットドックが1つ、ハルマキが1つとドリンクを注文。
ちなみに、このラムネの瓶はジブリ美術館オリジナル商品。
中に入っているビー玉の色が何種類かあるんですって!
この空き瓶はお持ち帰りもできるので、我が家も記念に持って帰りました!
映画の生まれる場所
大人も子どもも楽しめるのが三鷹の森ジブリ美術館の良いところ!
1Fには常設展示として「映画の生まれる場所」という部屋があります。
実際のアニメーションスタジオに迷い込んだかのような世界観で、子どもにとっては魔法の国のような!
大人にとっても、リアルな作業場を再現しているこの展示に、いくら時間があっても足りないほど見応えがあると思います。
絵が好きな人は間違いなくここが一番時間使うと思いますよ。
企画展示「食べるを描く」
同じく1Fには企画展示室もあり、現在は「食べるを描く。」が展示されています。
ジブリ作品といえば、毎作品出てくる美味しそうなご飯っ!
そのご飯について細かい設定や描き方などが解説されているんです。
また、トトロの草壁家の食卓やラピュタのタイガーモス号のキッチンが原寸大で再現されており、そこに自分たちも入れるんですよっ!
特にタイガーモス号のキッチンは、引き出しや棚を開けると、調味料や食材が入っているなど作りが細かくて楽しいんです!
あぁ、シータが手料理を作っていたあのキッチンに入れるなんて!めっちゃ幸せですよ…!
「おれヒマなんだ~、なにか手つだぉ…あぇ!」ってやり取りしてみたい!
この食べるを描く。は、2017年5月27日〜2018年5月まで開催されている予定ですので、気になる人は期間中に是非とも行ってみてください!
私もこの展示が行われている期間中にもう一度行きたいなぁ。
オリジナル短編アニメーションが見られる「土星屋」
この三鷹の森ジブリ美術館では、ここでしか見ることができないオリジナルの短編アニメーションが見られる小さな映画館「土星座」があります。
自分が行く際に何が上映されているのかは、事前にホームページで確認できますのでチェックしていきましょう。
だいたい1か月で作品が切り替わるようですよ。
私もまだ全種類は制覇できておりません…。
ジブリグッズがいっぱい!ショップ「マンマユート」
最後は、ジブリグッズが売られているショップ「マンマユート」へ!
数十万円するフィギュアから、数百円の文具やポストカード、Tシャツやぬいぐるみまで幅広い商品が売られています。
我が家も中トトロのぬいぐるみなどを購入しました!
いやぁ!本当に楽しい時間を過ごせましたっ!
大人も子どもも満足できる楽しい美術館!それが、三鷹の森ジブリ美術館なのだと思います!
わんぱくブロガー的まとめ
今回は初めて娘と共に行きましたが、親になると分かる細かい配慮がいくつもあり、とても気持ち良く見て回ることができました。
ジブリ作品が好きな人、アニメーションが好きな人、絵が好きな人、冒険好きな人、色々な人が楽しめます。
何度でも行きたくなり、行く度に新たな発見があるのが「三鷹の森ジブリ美術館」の面白い所!
今後も子どもの成長と共に、何度も何度も足を運びたいと思います。