大学時代は4年間、愛媛県で過ごしました。むねさだ(@mu_ne3)です。
年末に帰省した際、友人たちと飲みに行ったのですが、その時に教えてもらったのが今回のお菓子。
「松山にはこんなに美味しいお菓子があるってこと知ってほしい」とわざわざ買ってきてくれたんです。
ということで食べてみたのですが、本当に美味しかったのでご紹介したいと思います。
幻のお菓子「つるの子」
まず、今回頂いたお菓子の外観がこちら。
上品なパッケージで、「つるの子」という商品。
愛媛県松山市にある西岡菓子舗の看板商品。
このお菓子、調べてみると幻のお菓子と呼ばれているんだそうです。
幻のお菓子と呼ばれる理由
幻のお菓子と呼ばれる理由は、こちらのサイトに詳しく書かれていました。
つるの子|いよ観ネット
『つるの子』は、製造していた和菓子店の廃業とともに松山から姿を消して『幻のお菓子』と言われていました。
しかし、「娘の結婚式でつるの子を出したい。」というお客様の声に動かされ、その和菓子店で修業した西岡さんが復刻させたのが、今や店の看板商品となった『西岡のつるの子』です。
当時の味を思い出し、何度も失敗を繰り返した末に現在の味にたどり着いたそうです。
ということで、松山(愛媛)から一度姿を消してしまったこの「つるの子」。
求めるお客さんの声を聞きながら復活させたのがこの菓子店というわけです。
その後、多くの人に愛されるようになり、なんと昭和天皇を始め、皇太子殿下、皇太子妃雅子様、秋篠宮親王、秋篠宮紀子様、高松宮様、などの皇族の方々がご来松の折、西岡の「つるの子」をご宿泊先でお召し上がりになり、お土産としてお持ち帰りになられたほどなんです。
芸能界にも多くファンがいるようで、これぞ知る人ぞしる銘菓という感じ。
まさに玉子の外観!「つるの子」
ということで早速食べてみようと思います。
箱を開けると、紅白のかわいらしい玉子のようなお菓子が入っていました。
ふわっふわで、マシュマロのような外側。大きさもニワトリの玉子くらいの大きさです。
我慢できずパクッと食べると、中には黄身のような色をした餡が入っていました。
これ、本当に材料は玉子がメインで使われており、黄身と白身を分けてそれぞれ牛乳などを入れながら手作業で作られている和菓子。
いやもう、食べている感じは、和菓子なのか洋菓子なのかわからなくなるほど不思議な食感と上品な味なんです。
こちらは、うっすらピンク色の紅つるの子。
同じ様に外側はふわっふわのメレンゲ状で、中はしっとりとカスタードのような口当たり。
和菓子というと、甘すぎるという偏見を持っていたのですが、これはそんなことはなく甘すぎず、ほんのりとした味わい。
いやー!これ気に入ってしまいました。
次に松山に帰った時は、実際に店舗のように買いに行ってみたいと思いました。
わんぱくブロガー的まとめ
大学時代に4年間を過ごし、それから10年以上ほぼ毎年帰松していたにもかかわらず、全く知りませんでした。
それは、すべて手作業で丁寧に作られている和菓子なので、空港などのおみやげ屋さんに置かれないからなんでしょうね。
食べる前はそこまで期待していなかったのですが、いい意味で期待を裏切られましたね。
ということでちょっと珍しい、美味しい松山のお土産を探しているような人は、是非この「つるの子」を選んでみては如何でしょうか?
店舗は道後温泉から近い場所ですし、観光に行った際に行ってみると良いと思いますよ。