お子さんがいらっしゃる家庭では、雨の日や暑い夏のお出かけどうされてますか?
今回は雨の日でも、暑い夏でも快適に子どもと楽しむことのできる施設についてのご紹介です。
幼児や小学校低学年〜中学年くらいの子ども、乗り物好きの大人まで楽しめる施設ですし、渋谷からだと東急田園都市線で25分かからず行くことができる場所となっています。
川崎市の東急田園都市線「宮崎台」駅直結!
という事で今回ご紹介するのは、川崎市の東急田園都市線、宮崎台駅直結の「電車とバスの博物館」。
電車とバスの博物館 |東急電鉄
駅からこの写真の右側の通路を通って直結で博物館に行く事が出来ます。
博物館の入り口前には、何と本物の踏切(遮断機)が設置されています。
そしてこのふみきり。なんと実際に宮崎台駅を急行と準急が通過する時に、警報機が鳴って踏切が閉まる仕組みなんです。
そのため時刻表もあり、1時間に10〜12回程度カンカンと鳴っています。
うちの子どもも、踏切のカンカンという音が好きなようで、大興奮。
鳴ってないときもこんなに踏切に近づける事が無いため、興味津々でした。
入館料は、大人100円。子どもが50円です。
安いので気軽に来れるのも嬉しいポイント。
館内は、4階構造ですが、実質は1Fと3Fの2フロアーです。
入館券は切符!?
入館料を支払おうと思ったら、入り口にはこのような券売機が!
最近はSuicaやPasmoがあるおかげで、切符を買う機会もとんと減り、何とも懐かしい…。
こんな感じで入館券を購入します。
そして、この切符型の入館券を…。
自動改札機に通して入館するんです。
本格的っ!
あ、ちなみに切符を無くさなければ一時外出もOK。当日であれば再入場可能なので、お昼を食べに外に、なんて事も可能なんです。
HOゲージが一面に広がるパノラマシアター!
まず入り口を入ってすぐに目に飛び込んでくるのは、本物そっくりのHOゲージ模型(縮尺1/80)で、東急電車の1日を紹介してくれるパノラマシアター。
かなり立体交差した線路が何層にも入り組んでいて見応えのあるブースです。
が、残念な事に1日3回しかこのゲージは動かないんです…。
ちょっと時間を気にしつつ先に他のブースを見る事にしました。
こちらは、モニターとマウスを使って、クイズ形式で電車やバスについて学べる、「なんでも・ものしりステーション」。
お子さんが小学校上がる前後くらいだと一緒に楽しめそうですが、我が家の場合はここは今回はスルーしました。
古い、昭和30~40年代ごろの高津駅をモデルに、当時の駅舎や改札口と、デハ1形車両を復元しているブース。
昔の制服や改札鋏やライトなど、電車好きならワクワクするアイテムがズラリと並べられていました。
その奥にはジオラマシミュレーターゾーン。
モニターを見ながら、ジオラマの中を走るゲージをハンドルを使って操縦する事が出来ます。
1Fは、昔のバスや電車が展示!
1Fに降りると、レトロなバスが目に飛び込んできます。
整備師さんが使っていた道具や、タイヤの大きさが分かるよう実物が並べられていたり、普段間近で見れないものをまじまじと見る事が出来ます。
レトロなバスや電車(モハ510形)を運転体験!
そして、このバス。実際に運転席に座って、ハンドルを動かしたりワイパーやウインカーを動作させたり、ドアを開け閉めしたり車内放送を流したりなど一通りの操縦をする事が出来るんです。
うちの娘も、ボタンや計器に夢中…。男の子みたいに電車やバスが好きなんですよね。
レトロな電車(モハ510形)を運転体験出来る操縦席も復元されていました。
液晶画面が付いていて、豪華な「電車でGO!」的な気分を味わえます。
この電車、モハ510形は1931~1936(昭和6~11)年にかけて、通勤・通学用の郊外型電車として目黒蒲田電鉄と東京横浜電鉄によって製造されたレトロな佇まいの電車なんだそうです。
玉電デハ200形に座ってお弁当を食べれる!
こちらは、渋谷~二子玉川間の地上を走っていた旧玉川線(1907年開通、1969年廃止)の路面電車「玉電」。
この車内は飲食可!
シートに座って旅行気分でお弁当を食べる事が出来るんです。
そのすぐ横のベンチが並んでいる場所でも飲食可なので、博物館のすぐ脇にある東急ストアーでお弁当を買ってきて、ここで電車を眺めつつお弁当を食べている家族が何組もいました。
他にも何種類か運転体験出来るものがあり、自動車の教習所にありそうなシミュレーターでバスを運転出来たりなど、子どもが楽しめる要素がたくさんありました。
パノラマシアターのゲージが動き出す!
さて、そうこうしていると1日に3回しか無いパノラマシアターのゲージが動く時間帯に。
館内放送があったので急いでブースに向かいました。
開始5分前に到着したのですが、既に50人近くは集まっていて人気振りが分かります。
始発から終電までの1日の電車の様子をアナウンス付きで見る事が出来るので、子どもだけじゃなく大人も「へ〜っ」という感じで聞くことができました。
電車好きなお子さんは多いと思いますが、そういう子なら間違いなく喜んでくれる施設だと思います。
時間にして、昼食含めて3時間程度居たと思います。
我が家はまだ子どもが小さいので素通りした場所もありますが、お子さんが運転したりクイズを楽しんだりしているとそれ以上時間が過ぎてしまうかもしれません。
わんぱくブロガー的まとめ
大きな施設という訳ではありませんが、駅直結で小さいお子さんを連れて行くのにちょうど良いと感じました。入館料も安いですし。
雨天でも関係ないですし、暑い夏も空調が効いているので安心して子どもを連れて行けます。
今年の夏、もう1回くらいは行くと思いますし、子どもが大きくなってまた連れて行きたくなる博物館でした。