このむねさだブログを始めて、約2年半が経ちます、むねさだ(@mu_ne3)です。
8月23日、2014ブロガーズフェスティバルというイベントに参加してきました。
2014ブロガーズフェスティバル 【東京・8月23日】#ブロフェス2014 | Peatix
先日のブロネクの時にも説明しましたが、ブロガーズフェスティバル(ブロフェス)とは、ブロガーのお祭りのようなもの。
色んなジャンルのブロガーがトークセッションを行うイベントです。
私も現地に行ってそれぞれのトークセッションを聞いて来たのですが、これがもう、役に立つ内容ばかりだったのでご紹介したいと思います。
ブログのアフィリエイトで2年生活している私の実践術
テーマは「ブログのアフィリエイトで2年生活している私の実践術」について。
アフィリエイトについて、基礎用語から詳しくお話しして頂きました。
オフレコで現在の収入構成も公開したりなど、非公開トークもあったり。
その中で印象的だったり、自分が出来ていなかったことを少し紹介しておきます。
アフィリエイトの重要ポイント
◆ブログは出口を意識する
読者はブログを読んだ後どうするでしょうか?
特に興味を引かれるものが無ければ、ブラウザのバックボタンで戻るか、画面を閉じられてしまいます。
そこで、関連記事を読んでもらうのでも良いし、商品を紹介したならば販売サイトへの動線を用意しておくことが大事なんです。
◆類は友を呼ぶ
基本、ブログには自分(書き手)に似たような人が見にくるので、それに合わせた内容のアフィリエイトを貼って行くと良いそうです。
自分が好きなもの、興味があるもの=読者の興味があるものに近くなるということですね。
◆Amazonの検索結果ページを有効活用する
私はこれまで、商品へのダイレクトなリンクしか貼っていませんでしたが、検索結果ページ自体を表示させることが出来るんです。
それを貼れば読者に便利になるし、ブロガーとしても買ってもらいやすくなるのでどちらにもメリットが生まれます。
成功例だけでなく、失敗例も紹介したりすると良い、等かなり有用な話を聞けたと思います。
私(むねさだ)の場合
これは私自身の感想ですが、昔はアフィリエイトを貼ることに少し抵抗があった時期がありました。
そんな時に、ブロガーの先輩から、「逆にアフィリエイトがないと不親切だよ?記事を読んだ後、読者にわざわざググらせるの?」と言われてハッとしました。
それからは、読者のことを考えてアフィリエイトを貼れるようになりました。
ブログで商品を紹介したならば、買える場所へのリンクがあった方が読者にとって便利なんですよね。
Webのコンテンツを作る上で、人に読まれるためのノウハウを全部授ける
まとめ職人のnarumiさんのトークセッション。
まずは過去のバズった記事やよく読まれる記事について紹介していきます。
生ビール30円! お酒が安すぎる謎の居酒屋グループ【永久保存版】 – NAVER まとめ
1カ月半で10.5kgダイエットした人の全食事記録 – NAVER まとめ
その名も「サラダチキン」–ダイエットに最適な低カロリー・高タンパク食品をセブンイレブンで発見 : Blog @narumi
みな、1度はみたことがある記事が多いと思います。
narumiさんのまとめやブログは影響力が大きく、その結果紹介したものが売れすぎたり、お店が大混雑するほど…。すげぇ。
タイトルは1秒で判断される位重要ポイント!
興味深かったのが、タイトルの付け方。
今の時代、Twitterやニュースアプリなどで、情報を処理していることが多い読者は、読むか読まないを1秒で判断してしまうんです。
つまらないタイトルだと、そのまま多くの情報の中にまぎれて、スクロールされてクリックされないんです。
ということで、トコトンキャッチーなタイトルにするように。
その為には、常日頃から、色々なものにキャッチコピーをつける癖をつけるのが良い訓練になるそうです。
テクニック的には例えばこんな感じ。
- 575にすると日本人の耳に馴染みやすい。
- 漢字、ひらがな、カタカナのバランスを考える
- Twitterの反応をすぐに反応し、タイトルを変更することは良くある
- 切り口を考える
後は気になったポイントとして、以下のようなものがありました。
◆断言とボヤかし
関係ない部分で断定して、本論はぼやかす。
導入部でどうでも良い部分を断定し、本論はぼやかすと、ジワジワ効いてくる。
◆発想法
出た瞬間、そうそう!って思ってシェアしてもらえる。
- 自分の周りに3人噂している人がいたらバズる。
- 色々なものの「共通項」を探す
- ネット以外から情報を探す
◆本当に読者にとって必要かをちゃんと考えるようにすべき。
「知らんがな!」と自分の記事に突っ込んでみると、読者にとって必要な情報かどうかが見えてくる。
- こんにちは、10日振りの更新ですみません
- 一生懸命取材しました
- この記事を書くのに3日かかりました
全部読者には関係ないんですよね。
ブロガーとして何となく書きたくなっちゃいますけど。
私の感想
私もブログを書く際、「読者にとって情報になっているか」は常に意識するようにしています。
誰の情報にもならない記事は、日記や自己満足でしか無く、芸能人か家族や親しい友人のブログでないと読まれないと思っているからです。
今回のnarumiさんの講演は、そんな「情報となるような記事」を書いていきたい私にとってとても有益なものでした。
タイトルのつけ方とか、より多くの人に興味をもってもらえるような工夫をしたり、パッと見だと見てもらえない、興味を持ってもらえないものも、まとめ方の切り口次第でその人に見てもらえるようになるとか。
これらは、早速出来る所から実践していきたいと思います。
ブログを通じたセルフブランディング (人生とお腹まわりを広げるウエストワイドストーリー)
3つ目に私が選んだのは、イエス!フォーリンデブのはっしーさんのトークセッション。
ブログを使って人生開いていこうよ!っと言う話。
個人的に、はっしーさんにお会いするのは今回が初めて。
グルメブログのイエス!フォーリンデブというブログを書かれていて、美味しいものを外食して紹介しているブロガーさんです。
イエス!フォーリンデブ★
グルメネタを扱っているこのブログ。
「わんぱくブロガー」を名乗っている自分としてはブランディング的にも近しいものを感じていたため、気になっていたんですよね。
そんなはっしーさん、最近はテレビや雑誌にも出演したり、本もつい先日出版されたばかり!
タイトル見ただけでヤバいでしょw?私この本、即注文しちゃいました。
それでは、内容について気になった点を紹介していきます。
そもそもブログとは
はっしーさんなりのブログ論について、からスタートです。
自己満足に陥らない。
読者と発信者の関係を常に意識する。
より多くの人に見てもらえるようになるには専門性と規模、どちらも大切。
世の中の興味にあった情報を、自分の専門性を持って発信することで、みてもらえるようになるんです。
自分のブログに個性、キャラを持たせることで、今までみていない人にも興味を持ってもらえる。
自分ならではの特徴や感性を大切にすることが重要で、他のブログと差別化が必要。
この辺り、分かってはいたつもりでしたが、最近出来ていたかな?と自己反省しながら聞いていました。
グルメブログを書く際の注意点
次に、グルメブログを書く際の注意点をいくつか紹介して頂きました。
そもそも、グルメブログを検索から見に来ている人は細かく読まないわけですよ。だいたい、お店候補を探している時なので。
なので、情報として読みやすく探しやすい記事が好まれる。
地区、和食、中華、肉、餃子などなど…。ジャンルなどを細かく分けることが必要。
値段の表記も必要。1000円で食べれる料理なのか、5000円なのか。この辺りも情報として大切。
そう言う意味で、最近はメニューの写真は絶対に入れるそうです。
また、お皿全体が入っている写真を撮るようにしている。ボリュームがわかることが、情報として大切なんです。
ここは、私盲点でした…。
綺麗な写真を撮ることを意識しすぎて、皿のフチとかスケール感が分からない料理が最近多かったかもしれません…。
その他テクニック
◆「デブ」を前面に!
美味しいものを毎日食べているとどうしても贅沢自慢に見えてしまうため、そうならないように「デブ」を前面に押し出している。
コンプレックスを自虐的に持っていくといじってもらえるし、好感を持ってもらえる。
そうすることで、グルメを探す人以外の、エンタメを求める人、フォーリンデブさんの日常が知りたいって層に伝わるようになるんです。
◆ブログの立ち位置やコンセプトを決める
まだまだ規模が小さいうちに、アフィリエイトとなちまちま考える位なら、ブログの立ち位置やコンセプトを決めることの方が大事。
自分を売り込むツールにもなる。
ブログはツール。
発信メディアとしてのツールでもあり、人生を作るツールでもある。
このブログを使って自分をどうしていきたいかを考えて運営して行くことが大切なんです。
せっかく忙しい中書いているならば、自分の人生に影響があるように活用すべき。
◆美味しく無かった店は書かない
美味しいか、面白いか、のどちらかの理由じゃないと書かない。
美味しく無かったとしても、そのお店を好きな人も居るわけだし、わざわざ「美味しく無い」と書くことは無い。
私の感想
私も、グルメ系の記事にはかなり時間とこだわりを持って書いているのでとても参考になる話が聞けました。
「美味しいと思った店しか紹介しない」ってのは、私も同感です。
写真をたくさん撮ったとしても、美味しく無かったお店は書かないですからね。
あと、最後に私から気になっていたことを質問してみました。
◆お店には写真撮る前に聞いてます?取材って伝えてますか?
これほど有名なブロガーさんだと、お店に行く際に取材だと事前に伝えたりするのかな?とか、写真撮る際に一言聞いているのかと思いましたが、まさかの答えは、
「予約する際も伝えないし、基本は特に何も言わずに写真も撮っている」
そうです。
大切なのは、「笑顔で写真撮ること!」
これでお店から文句言われたことはないそうです。確かに、嬉しそうに写真を撮っているなら店員さんも「食べログに変なレビュー書かれたりしないかな…」なんて心配もしないでしょうからね。
ただし、デジイチは使わないそうです。
周りのお客さんに考慮して…。と。
確かになー…。綺麗な写真を撮りたいので私もデジイチですけど、ちょっと参考にさせてもらおうと思います。
最後に一緒に写真を撮ってもらいました。
ブランディングを考えたり、ブログで自分をどう見せていきたいのか、ということを考えないと行けないな、と強く思わされる講演でした。
懇親会がたっぷり2時間
最後に、懇親会が開催され、ここで気になっていたブロガーの人と話をしたり、逆に挨拶されたりなどして交流を深めました。
170人近く集まった会場で、ブログ論を話したりなど良い時間を過ごせました。
わんぱくブロガー的まとめ
正直、想像していた以上に、「役に立つ情報を得られたイベント」でした!
今回講演を聴かせてもらった3名の話は、どれもちょうど今の私が知りたかった内容、知っておくべき内容だったりして、これをしっかりと噛み砕いて自分なりにアウトプットしていかなければな、と。
にしても、この3人の話、どれも違うように見えて、1本になっているのに驚きました。
来年もおそらく開催されると思いますので、興味はあったけど行かなかったってブロガーの人、是非来年行くと良いと思います。
「人と話すの苦手なんです…。なので行きたく無いんです。」というブロガーの人。
じゃ、懇親会の時に抜け出して帰ってしまっても良いので、前半のトークセッションだけでも聞くべき!
それくらい、トークセッションが良かったですよ。ホント。