獺祭という日本酒が大好きな、むねさだ(@mu_ne3)です。
ここ数年、毎年楽しみにしているイベントがあります。
それが「東京獺祭の会」と呼ばれる、日本酒の蔵元さんが開催しているイベントです。
2012-日本酒「獺祭(だっさい)」をたらふく飲めるイベントに参加してきました!
2013-「東京獺祭の会2013」に参加。うまい酒を堪能して社長と写真を撮ってきたぞ!
「獺祭(だっさい)」というのは、山口県の旭酒造株式会社が発売している美味しい日本酒。
獺祭の蔵元|旭酒造株式会社 / Dassai Official Web Site.Asahishuzo CO.,LTD.
今、日本でもトップレベル勢いがあり、お酒好きなら知ら無い人はいないというほど有名になってきた話題の日本酒、それが獺祭です。
そんな日本酒の獺祭が飲める、「東京獺祭の会2014」というイベントに行ってきましたのでご紹介したいと思います。
今年も美味しい日本酒と料理を堪能してきましたよ!
2014年は雪が降る中、開催!
2014年2月14日。
関東で、というよりも全国的に大雪が降ったこの日、都内のホテルにある会場で開かれました「東京獺祭の会2014」。
1Fのクロークにコート等の荷物を預けることができます。傘は傘立てなので、紛失してしまう可能性があるのでお気をつけを。
2Fに上がると受付がありここで参加費を支払っての入場です!
昨年からの恒例「試飲引換券」と、本日飲む事が出来る獺祭のリストを受け取ります。
東京獺祭の会2014で飲む事が出来た獺祭のリストはこのようになっていました。
これが全て飲み放題であります!
開場されテンションが高まる!
受付をしてしばらくしていると、会場へと入る事が出来ました。
ホテルの巨大なパーティー会場の中央に料理ブースが。
それを取り囲む様に立食スペースがあり、壁際に獺祭を出してくれるカウンターが設置してあります。
テーブルには、例年通り「獺祭 純米大吟醸50」と「獺祭 純米大吟醸磨き三割九分」が置かれていました。
獺祭の中では一番スタンダードで入手しやすいお酒だと思います。
それと同じくテーブルに置かれているのが非売品である「仕込水(しこみみず)」。
いわゆる、お水です。
日本酒ばかりを飲んでいるとすぐに酔いが回ってしまいますし味が分からなくなるため、この仕込水で口の中をリフレッシュさせながら色々な種類の獺祭を楽しむのが良さそうです。
入場する際にスタッフから渡されたお猪口とグラスで今年も獺祭を飲みまくります!
会場の両端、2カ所にはこのように当日飲む事ができる獺祭の全てが並べられていました。
ここにグラスを持っていき、自分の好きな獺祭を入れてもらう事が出来るんです。
ブロガーじゃなくてもテンションは上がるみたいで、多くの人がここで写真を撮りまくっていました。
私は、というと昨年購入した前掛けと、2年前くらいに購入したTシャツのダブル獺祭ウェアでの参戦です!
平日ですが、朝からこのTシャツを来て会社行ってきました!
会場でも目立っていたようで、多くの人から「それどこで買えるの?」的に声をかけられる事も多かったです。
社長の桜井さんの挨拶で開会!
さて、会は旭酒造株式会社の代表取締役社長の桜井さんの挨拶から始まります。
日本国内ではなかなか入手が出来ないほどの人気、海外ではフランスはパリにも獺祭のお店をオープンさせる等絶好調な獺祭。
が、社長の桜井さんはおごるどころか、危機感さえ感じているような様子で、今が人気でも将来はどうなるか分からないからと、とても謙虚なご挨拶をされていたのが印象的でした。
「より獺祭を多くの人に飲んで欲しい!」という思いが伝わってくるスピーチでした。
乾杯は、なんと各テーブルに1本ずつ配られた「獺祭 純米大吟醸 磨き二割三分」。この1本で5000円する高級な獺祭です。
社長曰く、「獺祭の中で一番おいしいお酒は二割三分」と言われるほどのこのお酒で乾杯できる幸せ…。
ということで今年は大雪の中でしたが、無事獺祭の会開幕です!!!乾杯!
会場には先ほどもお伝えした様に、中央にドドーンと大量の食事が置かれています。
お刺身、お寿司、ステーキ、焼き鳥、揚げ物、肉じゃが、おでん…などなど、和洋風の様々な食事が用意されていました。
「どの料理にも獺祭は合う。」そういう自信の現れのようなこの料理たちをほおばりながら獺祭を楽しんで行きます。
複数人で参加すると色々な食事を少しずつシェアしながら楽しめるので、オススメです。
東京獺祭の会2014で飲めた獺祭紹介
さて、それでは早速今回飲む事ができる獺祭を紹介して行きますよ!
並んでいた順になりますが、早速高級な獺祭達。
磨き二割三分、磨き二割三分遠心分離、磨き二割三分遠心分離おりがらみ元旦届けの3本。
ちなみに、この磨き二割三分とか三割九分とかというのは、使われているお米「山田錦」の精米歩合の事。
玄米を100として、23%になるまで磨きに磨きをかけて精米したお米を使って作られているのが、この磨き二割三分なんです。
通常は、五割以上磨いてある物を「大吟醸」と呼んで良いそうなのですが、23%となると磨くのも難しくなるそうで、単価が上がって行くのも分かりますね。
お次は、獺祭 純米大吟醸45(39と50をブレンドしたお酒)、獺祭純米大吟醸 磨き三割九分、獺祭 磨き三割九分 遠心分離の3本。
遠心分離、とは通常はギュッと押し込んで加圧することで濾過する行程を、いわゆる洗濯機の脱水のような形で遠心力でもろみと分離させていく手法。
加圧せずに酒ともろみを分離させるため、純米大吟醸もろみの本来持つ香りやふくらみ等の美点が崩れることなくお酒になるんです。
そしてこちらが、獺祭 純米大吟醸50、磨き二割三分発泡にごり酒、磨き三割九分発泡にごり酒。
発泡にごり酒とは、スパークリング性を持った白濁したお酒の事。
日本酒の概念をガラリと変えてくれるほどのお酒です。
最後は、獺祭 発泡にごり酒50、獺祭 寒造早槽48、温め酒50です。
温め酒50は、純米大吟醸の獺祭を熱燗にして飲むために仕上げた期間限定のお酒です。
これらの中からお気に入りの1本を見つけるため、順番に飲んだり、2杯を飲み比べてみたりできるなんて贅沢が出来るのがこの獺祭の会の良い所。
普段高くてなかなか手が出ない、二割三分も試す事が出来るので嬉しいですよね。
私のオススメは、発泡にごり酒と温め酒。
これらを飲んだ事が無い人は是非とも飲んで欲しいです。
二割三分系はどれも間違いなく美味しいので、これも当然オススメ。
寒造早槽48も美味しいので是非飲んで欲しいです。
ってほとんどになっちゃいますね。
途中、なんと副社長が私たちのテーブルに来てくれるというサプライズ!
「スタッフが酒を飲んでいるのかと思いましたよ!」と私のウェアを見て冗談まじりに言ってくださいました。
とてもフレンドリーで話しかけやすい雰囲気の副社長さんです。
超高級日本酒 「獺祭 磨 その先へ」
そうこうしていると、今年もやってきました。「獺祭 磨 その先へ」の試飲タイム。
「二割三分の上はどこまでいけるんだろう?」という思いで開発がスタート。
通常では磨ききれないような特殊な手法を使って米を削り(削り歩合は非公開)、作られたこの「獺祭 磨 その先へ」。
720mlで3万円以上する超高級な獺祭とあって、さすがに1人1杯の試飲です。
入場時に貰ったチケットと交換する形で注いで頂きました。
昨年は、「磨きすぎて旨味まで減ってしまい、水のような印象」を受けたこのお酒。
特に作り方は変えていないそうですが、今年は何だか複雑な、繊細な旨味がギュッと詰まった日本酒になっているという印象を受けました。
そうそう。会場にはこのTシャツを着ていた人がもう1人いらっしゃいまして、その方と社長との3ショットで写真を撮ってもらう事に成功しました!
(※顔出ししてもOKという承諾を頂いております)
2012年の春に発売されたユニクロコラボTシャツ。
もう入手できないレアTシャツなので、これを着ている人が2人いる事に社長も驚かれていました。
売店ではお土産販売
会場の外、ロビーには毎年こんな感じで獺祭や、獺祭の関連商品が購入できるブースが作られています。
多くの人がお土産を買って行くので、イベント終了時ではなくイベント中に買いに行くのが混雑を避けるコツでしょうか。
桜井社長の執筆された書籍「逆境経営」も販売されていました。
この会場で買うとサイン入りという事です。
この本、Amazonで売り上げ1位を獲得したこともあるそうで、かなりの人気書籍となっています。
最後まで楽しめる東京獺祭の会
会の最後は、出口で社長と副社長がゲストをお見送りして下さいます。
最後の方、人が少なくなるのを見計らって写真を一緒に撮ってもらいました!
ついでに、このレアなTシャツに桜井社長のサインを入れて頂きました!
これは嬉しいぃぃぃぃ!!!
2ショットで握手写真まで頂きました!
こんなに人気な獺祭を販売している会社の社長さんとは思えないほど気さくな方で、更に獺祭のファンになってしまいました。
わんぱくブロガー的まとめ
大雪の中開催された東京獺祭の会2014。
毎年毎年、申し込みの競争率が上がって来ており、参加するのも難しくなって来ていますが興味が有る方は、来年の1月頃に毎日の様に旭酒造さんのHPをチェックしていると良い事が有ると思います。
そして、獺祭自体も酒屋で売り切れ続出するほどの人気のためなかなか気軽に飲む事が出来なくなってきましたが、こちらもなんとか入手し楽しみながらまた来年の東京獺祭の会を楽しみに1年を過ごしたいと思います。
そうそう。ブロガーを集めて酒蔵見学に行きたい!と社長に直談判してみましたので、もしかするともしかするかもです。
獺祭に関連する記事はこちら
昨年の東京獺祭の会2013の様子です。
「東京獺祭の会2013」に参加。うまい酒を堪能して社長と写真を撮ってきたぞ! | むねさだブログ
今はもう入手困難な、獺祭Tシャツはこちら!
あの「獺祭」Tシャツがユニクロから発売中! | むねさだブログ
前掛けはAmazon等でも買う事ができるようです。