先日、山梨県の富士山のふもとに観光に行ってきまして。
その際に立ち寄った、国の天然記念物である「鳴沢氷穴」についてご紹介したいと思います。
国の天然記念物「鳴沢氷穴」
ということで行ってきたのは、国の天然記念物に指定されている「鳴沢氷穴」。
ここは、富士山の噴火によって発生したガスによってできた洞窟です。
全長150m、地下21mのたて穴の洞窟。
天井の高さ91cmという低い場所を通り抜けて進む結構ハードなアクティビティです。
天然の氷がある、ということで「氷穴」という名前なのですが、美しい「氷柱」ができるのは2月〜6月の期間だそうです。
それ以外の時期は、四角い氷の塊だったりは見ることができます。
そもそも、どうして噴火の影響でできた洞窟が氷ができるほど寒いのか、という理由も説明されていました。
富士山の雪解けの冷たい水が地下に入り、地下内に万年氷として存在しているそうです。
そこから冷気が上がってくるので、年中0〜4度という気温をキープできているんです。
ちなみに、昭和4年に国の天然記念物に指定されていました。
それでは、実際に鳴沢氷穴の中に入ってみましょう!
階段でどんどん降りていく!
まずは、階段でどんどんと地下に向かって降りていきます。
途中からは完全に洞窟内になり、狭くなってきます。
そして、思ったよりも早めに、1番の難所「高さ91cmが5m続く場所」に到着。
ライトで照らされていますが、前の人の影になると一気に暗闇になるので、スマホのライトをつけたりする人もちらほら見受けられました。
こんな感じで、いわゆる「あひる歩き」状態。
身長190cmとかの人はかなりきついかと思います。膝をついたり、手をつかないと通れないかもしれませんね。
地面や壁は濡れているので、滑りにくい靴が良いでしょう。
ということでなんとか通り抜けると、高さのある場所にでます。
江ノ島の洞窟まで続くという伝説のある地獄穴
正面になにやら看板がありますが、これが恐ろしいことが書いてあります。
富士山の山梨県側にいるんですが、「伝説によると江ノ島の洞窟まで続いている穴」と記載があります。
覗いてみましたが、まさに足がすくみますね…。
万が一転がり落ちると、と想像すると恐ろしいです。
この地獄穴が折り返し地点という感じ。
自然の冷蔵庫!「氷の池」
そこから少し進むと、見えてきました!氷の塊。
氷が、テーブル状に重なるように出来上がっています。
説明書きがあり、昔はここの氷を医療用に用いたりしていたそう。
温暖化の影響で、昭和40年くらいからは氷を外部から追加しているそうですが、それでも奥の方にある氷柱は天然の氷だそうです。
私が立ち寄ったのが11月初旬なのでおそらく一番氷が少ない時期かと思います。
春頃が一番見頃なんでしょうねぇ!
最後は、降りてきたのと逆で急な階段を上がっていきます。
これも結構一苦労なので、膝や腰が悪い方は、自身の健康と相談しつつ入るようにしましょう。
わんぱくブロガー的まとめ
ということで紹介しました、山梨県にある国の天然記念物「鳴沢氷穴」。
洞窟の中を探検する感じで、子どもも大人もワクワクしながら入れると思います。
小さな懐中電灯などあると便利かも。
ちなみに、この「鳴沢氷穴」から車で2〜3分の場所に「富岳風穴」という洞窟もあります。
せっかくならば是非こちらにも足を運んで、セットで観光すると良いかと思います。
「富岳風穴」については、近日中にブログ記事化したいと思いますのでお楽しみに。