昨年秋に日産セレナを新車で購入しました、むねさだ(@mu_ne3)です。
その半年後にセレナe-Powerが発売され、少しグヌヌとなっていた私ですが、そんなモーターで走るe-Powerや電気自動車に気軽にカーシェアで試乗できるって知ってましたか?
今回は、そんな日産の電気自動車のカーシェアについてご紹介したいと思います。
日産のカーシェア NISSAN e-シェアモビ
ということで今回ご紹介するのは、日産のカーシェア NISSAN e-シェアモビ。
横浜にある日産本社ギャラリーにて、新規事業推進チームの高橋さんにご説明頂きました。
「e-シェアモビ」導入の背景
「e-シェアモビ」とは、2018年1月15日からスタートした、EV(電気自動車)を対象としたカーシェアリングのこと。
車メーカーの日産がカーシェア!?と驚く方も多いかと思います。
が、これからの社会を考えた際、高齢化・少子化からくる過疎化により、移動手段の確保がより必要になる時代がやってくるのは明確です。
このままだと、交通弱者の方にとっては(免許返還含め)、生きることに必要な足がなくなるという状況になるんです。
都会は都会で、駐車場が6万円する場所もあるため、気軽に車が持てない状況。
そのため、時代的にカーシェアリングのニーズが増えてきているんです。
レンタカーという方法もありますが、若い人ほどスマホからサッと手続きできるカーシェアリングサービスの利用が高まってきているんですって。
2018年現在、カーシェア大手会社の会員の数はおよそ150万人ほどに増えているそうです。
ちなみに、免許取得者は8000万人なので比率としてはまだまだ低いもののこれからどんどん増えるのは間違いありませんよね。
日産インテリジェントモビリティを体感してほしい!
そんな時代背景もあり、日産もカーシェアへと参入。
どうせならば、日産の最新技術に触れてもらえるような、ワクワクする体験をして欲しい、ということで、EV車である、リーフと、ノートe-Powerに車種を絞って、サービスを開始したんです。
NISSAN e-シェアモビの3つの提供価値
ビジョンは上記でも触れたように、ニッサン インテリジェントモビリティを多くの人に体感してもらいワクワクしてもらうこと。
そして、ユーザーに対して提供する価値は以下の3つ。
運転サポートによる「安心」
1番大事にしているのが「安心」感。
日産の最先端の技術による運転サポートで、安心感を与えます。
カーシェアを使う人が1番不安に感じることが「駐車」。
ここをインテリジェントモビリティにてサポートしているんです。
細かい工夫で「快適」に
また、細かい工夫で快適性も高めています。
例えば、免許証がIDカード代わりで、特に鍵の受け渡しは必要なし。
毎日掃除をしているので清潔(他社のカーシェアは1週間に1度というところもある)。
ETCカードを車両に標準搭載。(もちろん、料金は後日利用者に請求)
もちろん、EVならではの快適な走りも含めて、ここもこだわりポイントです。
「気軽」に使える
そして、入会金や月額料金なしという気軽さ。
スマホでさっと登録すれば、早ければ数時間で入会登録が完了。
後はウェブサイトにログインして、借りたいステーションの借りたい車を予約するだけ。
現地では、免許証をカードリーダーにかざすと車のドアが開くというお手軽さ。
鍵の受け渡しなどが不要なのは良いですよね。
また、ステーションの数もどんどん増えており、2019年3月末までに全国で500ステーションの設置を目標にしているそうです。
現在設置済みのステーションや今後の予定もWebサイトで確認可能ですので、気になる人はチェックしてみましょう。
1回の予約で2泊3日まで借りられるため、リーフで数百キロのドライブに出かけ、パーキングエリアやカフェ、スーパーなどで充電を行う、という体験をすることもできます。
EV車指定で使うことができるので、EV車でロングライドしたい人の利用も多いそうですよ。
実際に利用体験
この後は、日産本社ギャラリーに一番近い、カーシェアのステーションで実際に車を借りる際の手順を体験することに。
2台用のスペースですが1台は既に借りられているようでした。
もちろん、この残っている1台も担当者さんが予約をして確保していたからここに残っているわけです。
分かりますかね?
この車の後ろのガラス面にカードリーダーのマークがあります。
ここに免許証をタッチすることで、車のドアロックが解除される仕組みです。
この免許証をタッチするのは、借りるときと返す時のみ。
途中休憩や食事、ショッピングなどで車を離れる際は、車の中のリモコンキーを持って出れば、通常の車と同じように使えます。
車を返す際にはこのように充電ケーブルをつないでおくため、これを外して乗り始めることになります。
外さないとエンジンがかからないので、「付けたまま発進してしまった」なんてミスはありません。
普段車に乗らない人にとって、ETCカードが標準搭載ってありがたいですよね。
もちろん利用料は後日登録したクレジットカードから引き落とされますが、気にせず乗れるのはありがたいです。
今回は、ドライブ…をする時間は無いため、ちょっとだけ車を出すところまでのデモンストレーションでしたが、手続き的にはカンタンだったので、これなら車に不慣れな人でも大丈夫だと感じました。
最後に、リーフは「巨大な蓄電池」として災害時などの電気利用にも使える、という説明もしてもらいました。
こちらの巨大な変圧器が必要なのがちょっと大変ですが、これがあればドライヤーや電子レンジも動かせるため、万が一の際に温かいご飯を食べることも可能なんです。
これはまぁ、個人利用というよりも自治体や会社に1つあると、保険としてアリかな?という感じでした。
わんぱくブロガー的まとめ
電気自動車に興味があった人も、お手軽にレンタカーを試してみたい人も、この日産のカーシェアリング「e-シェアモビ」興味が出てきたと思います。
今ならば入会金も月額料金も無料。
使うときにだけ料金が発生するだけなので、自宅や職場、旅行先にステーションがあるかどうか確認してみてはいかがでしょうか?
日々数が増えているので、こまめなチェックがおススメですよー!