最近、子ども(8)が恐竜にハマってまして。
夏休み終わりに、いつか行ってみたい!と言っていた群馬県立自然史博物館に行ってきましたのでご紹介したいと思います。
リアルな化石展示が大量!群馬県立自然史博物館
ということで紹介しますのは、群馬県富岡市にある群馬県立自然史博物館。
今回は、マイカーで行ってきました。駐車料金無料。近くに公園があるので、遊んで帰っても良いかと思います。
まず、駐車場から博物館入り口に歩いている途中にあるのは、巨大なカブトムシのオブジェ。
いやいや。もうデカすぎでしょう。3m近くあるんじゃないでしょうかね。しかもかなりリアル。
記念写真を撮って、いざ博物館へ!
現在、コロナ禍での混雑を避けるため、事前予約制となっています。平日など人が少ないタイミングだと「本当は予約が必要ですけど、今日は少ないのでそのままでOKですよ」なんてやりとりがありましたが、スマホからでも予約できるのでサクッと予約していきましょう。
博物館の中は、大きく分けて常設展示と企画展示室があり、常設展示は1Fと2Fがあります。
ちなみに、入館料は中学生以下は無料。大人が通常時510円。企画展示がある際は料金が変わって800円になったりします。事前に確認していくのが良いかと思います。(私が行った8月末は大人800円でした)
それでは、常設展示から順番に紹介していきましょう。
リアルな化石がいっぱい!
まずは、青く光るトンネルのような廊下を通って、現代から過去の地球(というかビッグバン)まで遡る体験をします。
廊下を抜けると「地球の歴史」的な内容のブースに。
ここは、ちょっと地味ですのでお子さんが小さいとスルーしたがるかもしれませんが、三葉虫・アノマロカリスなどの展示があり、うちの子はここでもじっくりと展示を見ていました。
で、すごいのが図解などイラストで説明するのではなく、展示のほとんどがリアルな化石を使って行われていること。
あ、もちろん模型などもあったりイラストもあるのですが、上の写真のように「三葉虫の進化」という展示説明に化石が多く使われていたりするんですよね。
そんな、ちょっと真面目なブースを抜けると、ここからは恐竜の世界に!
実際の化石発掘現場を再現!
もう、大人も子どもも声を出して驚くほどすごい展示がこちら。
実際の化石を使いつつ、化石発掘現場を再現してあるんです。
しかもその展示の上がガラス張りになっており、上を歩けるんですよ!
いつか恐竜発掘してみたい!と夢見る恐竜好きなお子さんも多いかと思いますが、それを原寸大で上からみることができるのは最高ですよ!
動くティラノ模型や巨大な恐竜化石!
そんなブースを抜けると、ここからが本番!巨大な恐竜の化石や動くティラノサウルスの模型がお出迎えです。
動くティラノサウルスももちろんすごいのですが、この写真左側にある足の化石!
すごいサイズでしょう?
マンモス、メガロドンなど誰もが知っている化石はもちろん、その他も大小すごい量の化石や模型が展示してあります。
恐竜が絶滅していなかったら?ディノサウロイド
今回、私も実物を見たかったのがこちら。ディノサウロイドの模型。
もし、恐竜が絶滅していなかったとしたら、当時比較的脳みその大きかった恐竜が6600万年かけて進化するとこんな可能性があったよ、という模型です。
かなりしっかり作られていて、ゾクッとします。
他には、始祖鳥のような化石も展示してありましたが、説明を見て驚きました。
このイナバウアーのように反ったポーズ。これは死後硬直によるものだと考えられているそうです。
なるほど!これは勉強になった。
群馬の自然と環境エリア
恐竜の展示が終わると、お次IIは群馬の自然と環境エリア。
かなり大きなブナの森を再現したブースがあったりしてこちらも見応えがあります。
鳥は剥製に、魚や植物はアクリルに封入されており、リアルな姿がそのまま確認できるのがすごいです。
ここの最後にトイレがあるので、小さいお子様などはトイレ休憩させると良いでしょう。
ここから階段を使って2階に上がります。
2階はダーウィンの部屋・自然界におけるヒト・かけがえのない地球エリア
2階に上がると、3つのエリアに分かれていますが、Eのかけがえのない地球はサラッと見て終わるので、実質2ブース、くらいのイメージです。
その中でも、メインはこちらでしょう。ダーウィンの部屋。
おじいさんの人形が動きながらお話をしてくれるブース。
そこを抜けると、剥製やら化石やら宝石やらが並んでいます。
触ってOKな恐竜の化石(大腿骨だったかな?)があったりして、大興奮でお触りしていました。
そんなダーウィンの部屋を抜けると、後もう少し。
「自然界におけるヒト」エリアでは人類がどうやって誕生したか、猿と人類の違い、などが展示されています。
この辺も人類誕生などに興味がある子供は楽しめるかと思います。
最後に、階段を降りて1階に行くと、そのまま出るか、企画展示を見るかのルートに分かれます。
企画展示代金も支払っているので、せっかくならば見るか…とノリ気じゃなく見に行ったのですが、これがまたすごかったですよ!
企画展「宇宙への挑戦 seasonⅠ」
私が行った際の企画展は、「宇宙への挑戦 seasonⅠ」という内容でした。
アポロ11号が月に着陸するまでにどういう宇宙開発競争があったのか。アポロ11号以降の着陸でどういう功績を残したのか、などのパネルがあり、ここからもう興味津々。
実際の月の石(アポロ15号が持ち帰ったもの)が展示してあったり。
火星の砂・月の砂と同じ成分で作られた擬似砂を触ることができたりして、その違いを感じたりなど貴重な体験をしました。
企画展示は短期で切り替わるので、しっかりとHPなどでチェックしてから行きましょう。
所要時間と昼食について
そうそう、所要時間の目安を記載しておくと、我が家は結構しっかり目に見て回って、常設展示2時間・企画展示30分でした。これに加えて、自動販売機コーナーでゆったりしつつ、その後お土産を購入したので、入ってから出るまでトータルおよそ3時間でした。
ちなみに館内は基本的に飲食禁止。一番最後、中庭に自動販売機がありドリンクと17アイスがあります。ここで軽食も可能なようです。
が、基本的には「食事はできない(しない)施設」だと思って行ったほうが良いでしょう。ルートの最後の最後である中庭でしか食べられないので、それならば博物館を後にして、近くにある飲食店に行ったほうが良いと思います。
じっくり見て3時間なので、子どもの興味がない場所を飛ばしたり、時間次第で企画展示は見ない、という判断をすることで2時間かからずに見て回れるのではないかと思います。まぁ、せっかく行くならじっくり見たいですけどね。
わんぱくブロガー的まとめ
ということで紹介しました、群馬県立自然史博物館。
コロナ禍で事前予約が必要だったりして、ちょっと行きにくい印象がありますが、夏休みでも予約は空いていたので、通常の土日でもほぼ大丈夫かと思います。(3連休などだと早めの確保が良いかもです)
我が家は、この後、近所の回転寿司チェーンで昼食を取り、そのまま群馬サファリパークにも行きましたので後日改めて紹介したいと思います。