先日、ダイソンのコードレスクリーナー、Dyson V12 Detect slimのレビュー記事を公開しました。
実は、レビュー品として2週間ほど貸出してもらったところ、とても気に入ったので返却とほぼ同時に自分用に購入してしまいました。
そんなダイソンの掃除機に新製品が発表になる!ということで、個人的にも「おいおい買ったばかりで新商品…!?いったいどんな掃除機なんだ?」時になったため、プレス向け発表イベントに参加してきましたので紹介したいと思います。
ペットがいる家庭の問題を解決!Dysonの新製品!
ということで、2022年8月24日に開催された、Dyson 掃除機カテゴリー新製品発表会に参加してきました。
登壇するのは、ダイソンのリードメカニカルエンジニアのジェームズ マクリー氏。
ダイソンが調査したところ、ペットの飼い主の約半数が自分のベッドでペットと寝ているという事がわかりました。
また、飼い主の約45%の方が週に1度、自宅でペットの毛の手入れをしているということもわかりました。
にも関わらず、ハウスダストやダニなどがペットに付着している可能性について気が付いていない飼い主が7割だというところに注目。
ペットの毛は人間の毛と比べて平均で33%も細いし柔らかいため、掃除機のヘッドに絡まるという問題があり、不満を抱えている飼い主が多くいることもわかりました。
毛絡みを解消したヘッド&グルーミングツールを開発!
そこで、ダイソンはペットの毛を絡まる事なく吸い取ることのできる新たなヘッドと、グルーミングツールを開発しました。
先に言うと、ベースとなるのは、Dyson V12 detect slimというモデル。
このモデルに、ペットの毛絡みを解消する新開発されたクリーナーヘッドを標準装備させたのが今回の新モデル。
パッと見は従来のダイレクトドライブクリーナーヘッドと変わらなく見えますが、毛絡み解消のために、ローラー部分やそれに絡まる毛を取るためのコーム型ブレードが搭載されています。
上の写真の人差し指の位置に赤く細かいコーム型ブレードがあるのがわかるかと思います。
また、従来モデルからあった、毛絡み防止スクリューツールも、付属します。
これは、アルキメデスのポンプの原理を使い、毛を片側に移動させて、吸い取ることができるヘッド。よく考えられています。
あ、もちろんV12 Detect Slimとして、レーザーで埃を可視化してくれるLaser Slim Fluffyクリーナーヘッドも付属します。
別売りのグルーミングツール
そして、今回発表されたもう1つの目玉がこちら、グルーミングツール。
ペットをブラッシングしながら、抜け毛を素早く吸い込むことで、毛やそれについていた不毛などを手軽に除去できるツールです。
こんな感じでブラシの先についた毛が…。
キュッと掃除機に吸い取られるのは見ていて気持ちが良いですし、衛生的。
実際にペットを使ってデモを見せてもらいましたが、本当に気持ち良く毛が吸い込まれていました。
セットとしては、こちらの延長ホースや従来モデル(V7、V7Slim、V8、V8Slim、V10、V11、V12、V15)に接続するためのアダプタがついてきます。
販売価格は、1万円しない程度になるとのことです。
わんぱくブロガー的まとめ
ということで、新しく発表されたのは、Dyson V12 Detect Slimの一部モデルに新しく付属することになった「新Motorbarクリーナーヘッド」というペットの毛絡み解消のヘッドと、別売りの「ペット向けグルーミングツール」の2つでした。
Dyson V12 Detect Slimを今月買ったばかりの私としては、ペットが居ない人には特にダメージの少ない変更で一安心でした。
逆にいうと、ペットが居るご家庭にとっては、かなり後押しとなるヘッドとグルーミングツールの発表だと思います。
モデル名としては、
・Dyson V12 Detect Slim Complete(モデル名の最後にCompleteがつく)
がこの毛絡み解消の新クリーナーヘッドが付いてくるモデルとなります。ちなみに、従来モデル(私が購入した)のDyson V12 Detect Slim Total Cleanは、Completeと入れ替わる形で終売となるそうです。
私のように、「おぃぃぃ!Dyson V12 Total Cleanを買ったばかりだぞ!?」という人もご安心を。今後、今回発表された新Motorbarクリーナーヘッドは、単品販売される予定とのことですので、ヘッドの買い増し可能です。
そして最後に。
ペットは飼っていないし、毛絡み防止のヘッドは不要なんだよね。という私の様な人は、モデルチェンジ前の「Total Clean」がお買い得。楽天だと今月末まで限定で、かなり安く販売してますよー!