サラリーマンをしつつ、ブロガーとしても活動しています、むねさだ(@mu_ne3)です。
ありがたいことに好きで始めたブログが結果的に「副業」になってくれています。
そんなサラリーマンなら誰もが気になる「副業」の始め方・見つけ方についての書籍をご紹介したいと思います。
副業には興味がないよ…という人にも役立つ内容だと思いますのでご覧ください!
書籍「50代から自分を生かす 頭のいい副業術」
ということでご紹介しますのは、中山マコトさんの書籍「50代から自分を生かす 頭のいい副業術」。
この本の著者、中山マコトさんは、『「バカ売れ」キャッチコピー』『「バカ売れ」キラーコピー』『「バカ売れ」POP』など多くの書籍を書かれており、企業に対してコンサルティングを行ったり、個人に対して起業や副業のアドバイスを行っている人です。
副業のイメージを変える!
サラリーマンをされている方、「副業」と聞いてどのようなイメージを持っていますか?
・SNSを使いこなさないといけない
・何から手をつけて良いかわからない
・とにかく難しそう
・自分には関係のないもの
など、思い浮かべるのではないでしょうか?
そういうイメージを持っている人にこそ読んでみてほしいのがこの書籍「50代から自分を生かす 頭のいい副業術」。
この本の帯には、抜きんでた特技も実績もデジタルのノウハウも必要なし!自分のなんてことない経験・キャリアが毎月5万円!人の役にも立てる!と書いてあります。
正直パッとみた印象として、「え?そんなので5万円も!?怪しいんじゃ…?」と感じてしまうのですが、この最後の1文「人の役にも立てる」という部分が気になります。
「経験知」を使った「頭のいい副業」
詳しい内容は、是非本を読んでみてほしいのですが、私が気になったポイントをいくつか紹介しておきます。
経験値ではなく、経験知
中山さんはこの本の中で、「経験値」ではなく、「経験知」という言葉を使っています。
経験したこと全てが、「知識になり」未来を手助けしてくれるから。
そして、その自分が持っている経験知を生かすことで、副業としてお金をもらうことができる、という話が書かれています。
この自分の持ち味や経験知を生かした、無理をしない副業こそ「頭のいい副業」なんです。
普段の業務、趣味、習慣にヒントがある!
副業なんて、特殊能力のある人がやるもの、流行に敏感な人だけが成功する、と思っている人も多いと思います。
が、この本は「そんなものは必要ない」ということに気がつかせてくれます。
むしろ、普通の人にでも、副業として使えるポイントの1つや2つ持ってるよ!と書かれており、「え、それなら私も…!」と思える内容になっています。
私自身も、多くの日本人と同じように「どうせ私なんて…」と思うたちです。
上を見れば、いくらでも上はいますが、少しだけ立ち位置や方向性を変えて、そこに自分の能力を持っていくと、劇的に輝くんです。
平凡だからこそ可能性が高まる
本の中には、「副業は抜きんでた実績は不要、むしろ平凡だからこそ可能性が高まる」という意味の記載があります。
タイトルだけ読んだ時には全く理解できなかったのですが、読んでみるとなるほど…!と納得。
平凡だと思って誰も取り上げていない分野で、ちょっとした掛け合わせをすることで、オンリーワン、第一人者として活躍できる可能性があるってことなんです。
「あ!これなら分かる!」という事例で紹介!
ここまで書かれても、いまいちしっくりこない、具体的にどういうことなの?と思う人もいると思います。
そんな人たちにも、「それなら私にもありえるかも。」と思えることを、実際の事例を交えて紹介してくれています。
色々な職業や立場の人や、スポーツや食べ物が例として出てくるので、「あ!これなら分かる!」という事例も多いんです。
特にこの6章の事例、
・メーカーの購買担当
・問屋の庶務
・食品メーカーの営業マン・飲食店のホールスタッフ
など、本人にとっては「長年地道に仕事してるだけで取り柄なんて…」という感じの経験の中に、他の人からはお金を出してでも知りたい・お願いしたいノウハウが隠れてる、という事例がわかりやすく紹介されているので、共感できたり、自分事として何かひらめく人も多いと思います。
自分の売りが必ず見つかる!「中山式副業成功術」
そんな、「50代から自分を生かす 頭のいい副業術」。
本の帯にも、この本の中での大事な内容がまとめられています。
いろいろな方法で「自分ならではの持ち味」を見つけ、それに対して「オンリーワンの肩書き」を付けることで、ライバルの居ない「ミニマックス市場」を狙うんです。
この辺りピンと来る人は、これに近いことを実践している身近な人を知っている人かもしれませんね。
この本で一番好きなフレーズ!
そして、この本の中で私が一番好きなフレーズがこちら。
それが言葉になった瞬間に、売れるモノになるんです。
分かりますかね?この言葉の意味!
自分の当たり前でも、他の誰かから見れば求めているスキルや知識が絶対にあるんです。
それを、「私、それできます」「ここだけは人に負けないスペシャリストです!」と宣言することで、他の人の目に留まり、お金を出しても良いものとして価値が生まれるんです。
これ、副業だけでなく、本業でのアイデア出しや企画書作りにも生きると思いますよ!
わんぱくブロガー的まとめ
この本を読み終わった私の感想として、「副業」に関するハードルが低くなったり、自分にも可能性があるな、と感じたのはもちろんですが、それだけではありません。
「副業」を今の所考えていない人にも、この「見過ごしがちな平凡の中に見える武器」とか、「自分を特徴的に見せる方法」みたいなものは、副業に関わらず会社員としての自分にも役立つと感じました。
新しいアイデアや商品開発をしている人、社内での自分の立ち位置がはっきりしていない人、転職を考えている人。
これらすべての人も、この本を読むと、何かしら活動のヒントが見えてくると思いますよ!