当ブログの読者ならばご存知な人も多いでしょう。私が愛用している、「薄い財布」「小さい財布」。
これらの商品を生み出したabrAsusの南社長が初の本を出版されました!
これが、伝記などではなく、現代社会に生きる全ての人の参考になりそうな、考え方をまとめた仕事に活かせる内容でしたのでご紹介したいと思います。
「薄い財布」の社長が明かす ミニマリスト仕事術
ということでご紹介するのは、「薄い財布」の社長が明かす ミニマリスト仕事術という書籍。
2022年1月19日から発売となった本で、今回発売前に本を送って頂きましたので一足お先に読ませてもらっています。
ドヤ顔で写っている南さんですが、まさにミニマリスト。
財布といえば分厚いもの、たくさん入るものが良しとされていた時に、カードは本当に必要な数枚、硬貨は999円まで入れば良いという考え方で「薄い財布」を考案し商品化。
グッドデザイン賞を受賞されています。
そんな、ミニマリストな南社長が社員に対して伝えてきた大切なことを、1冊の本にまとめたのが今回発売された「ミニマリスト仕事術」。
とはいえ、この本。ミニマリストと言っても、物理的な物を極力持たない暮らしを推奨しているわけでなく、24時間しかない時間の中で、いかに「不要な時間」を削ってミニマリスト的な時間を過ごすか。ということが書かれています。
誰もが平等に与えられている24時間を、ミニマリスト思考でどう価値を高めるか。
私もまだ全て読みきれていないので、簡単に目次を使いつつ紹介しておきますが、この目次を見ただけでもピンと来る人が多そう!
どの章も読んでみたくなるタイトルでしょう?
あなたのグラスにはどれくらいの水が入っていますか?
第1章 「常識」をリセットする
「忙しい」を言い訳にして、自分が主体的に「やるべきこと」を実行していないだけ。
第2章 「24時間」を操る
(私の会社では)残業が常態化している人はほとんどいません。1日の業務時間で最適な効果をあげるために、独自のスケジューリング法を徹底しているからです。
第3章 「仕事の濃度」を高める
こういった主体的な仕事の進め方ができれば、今の仕事をもっと楽しく、満足度の高いものに激変させることができるでしょう。
第4章 仕事を「ゲーム化」する
こんなキーワードとそれらを裏付ける実践してきたことや考え方などがたっぷりと紹介されていますので、日々の過ごし方・仕事への向き合い方・趣味や家族との時間の大切さ、など考えさせられること間違いなしです。
普段の口癖が、「忙しくてやりたいことができない」という人こそ、この本を読むべきだと思います。
わんぱくブロガー的まとめ
国内でアパレル雑貨ブランドを大成功させ、マレーシアで飲食店を経営し、富士山麓にてホテル経営までしている南社長が実践する、ミニマリスト思考で予定の取捨選択をし、仕事の質だけでなく日々の暮らしや人生を大きく変えるきっかけとなりえる、このミニマリスト仕事術。
忙しくて、やりたいことがやれていない、と感じる全ての人に読んで欲しい1冊です。
そして、時代が追いついてきた、キャッシュレス時代にこそ相応しい「薄い財布」や「小さい財布」もオススメです!