テレビ会議用に、WEBカメラが欲しいけど高騰していたり品切れしている…。
自宅には良いデジカメがあるのになぁ…なんて思っていた人に朗報!
Canonユーザー限定!しかも比較的最近発売された商品が対象ではありますが、キヤノン公式から、キヤノン製デジカメをWEBカメラとして認識できるアプリがリリースされました!
EOS Webcamユーティリティベータソフトウェア
ということで紹介しますのは、待望の!EOS Webcamユーティリティベータソフトウェア。
対応するCanonのデジカメをMacにUSBケーブルで接続すれば、WEBカメラとして認識されるようになるアプリになります。
これ、実はWindows版は4月末にリリースされていたのですがMac版が約1ヶ月遅れの5月28日にリリースされたんです。
対応するデジカメはこちら。
EOS R
EOS RP
【フルサイズ一眼】
EOS-1D X Mark III
EOS-1D X Mark II
EOS 5DS R
EOS 5DS
EOS 5D Mark IV
EOS 6D Mark II
【APS-Cサイズ一眼】
EOS 7D Mark II
EOS 90D
EOS 80D
EOS 9000D
【EOS Kissシリーズ】
EOS Kiss X9i
EOS Kiss X8i
EOS Kiss X90
EOS Kiss X80
EOS Kiss X10
EOS Kiss X9
EOS Rebel T100 ※日本での型番不明
【EOS Mシリーズ】
EOS M6 Mark II
EOS Kiss M
EOS M200
【PowerShotシリーズ】
PowerShot G5X Mark II
PowerShot G7X Mark III
PowerShot SX70 HS
私はEOS 5D Mark4が対応機種でした。
ちなみにこれ、Canon U.S.A.が配布しているもの。
「このソフトウェアは米国で使用するためのものであり、その地域外ではサポートされません。」という記載があるので、一応使用する場合は自己責任にてお願いします。
サクッと、上記サイトから「EOS Webcam Utility Beta」をダウンロードしてインストールします。
インストール後はMacを再起動させれば、USBで繋いだEOSが認識されるはずです。
ただし対応しているのは、ブラウザ(Chrome)ベースの一部アプリのみとのことで、zoomやSkype、WebExなどはChrome上で動かすものは対応します。
アプリ版のzoomはβ版ではなくなる時に使えるようになる可能性はあります。
どうしても今使いたい!という人は、何やらターミナルでおまじないを入力する必要があるのだとか。この辺りはセキュリティ的にも自己責任となりますので、興味がある人はご自分で調べてみてください。
では、実際に使ってみた様子をご紹介します。
ブラウザ版zoomでEOSをWEBカメラとして認識させる!
ブラウザ版のzoomにログインします。そして、ミーティングに参加して、左下のビデオの切り替えボタンを押すと…!
WEBカメラと並んで、「EOS Webcamユーティリティベータ」という項目が選べるようになっています。
これを選択すると、カメラ部分に大きく、EOS WEBCAM UTILITY BETAという文字が!
その後、「EOS Webcamユーティリティベータ」のロゴ表示からスッと切り替わるように現れたのは…EOSが撮っている画面!
さすがフルサイズの一眼レフ。
レンズはSIGMAの35mmF1.4なので、背景もボケてます。
ちなみに、カメラの設定は変更可能なので、ボケの量に影響するF値・明るさに影響する露出など変更が可能です。
当然F値を変更すれば、背景のボケが少なくなってきます。
これがF8.0にしたところ。
F1.4だとこんな感じ。
なるべく明るいレンズを用意したくなりますね。
また、ピクチャーモードもいじれるので、モノクロとかビビットとかそういう設定も可能。
テレビ会議してて一人だけモノクロだと不思議な感じですよね…。
まぁ、モノクロはネタだとしても、こんな感じで画面の前にいい感じにカメラを設定すれば、目線もずれずに良い感じです。
自宅に対応しているEOSがある人は、ぜひ試してみると面白いと思います。
わんぱくブロガー的まとめ
MacBook Proの標準カメラと比べると断然映りも良いですし、何より楽しいしテンション上がります。
問題があるとすると、USBケーブルをしまい込んでどこにやったかわからなくなってる人も居そうなのと、USB-Cで給電可能な一部のモデルを除いて、バッテリー切れが怖いことでしょうか。
動画モードでずっと起動させておくようなものなので、おそらくは2時間持たないくらいでバッテリーは無くなりそうです。
ここぞ!という時に、ぜひこの「EOS Webcamユーティリティベータ」を使って、後ろがボケボケで明るい映りで、テレカンしてみませんか?