日本酒も焼酎も大好きな、むねさだ(@mu_ne3)です。
現在、クラウドファンディングで何やら面白いお酒のプロジェクトが進んでいます。
日本酒の概念を変える、何やらスゴイお酒なのでご紹介したいと思います!
日本酒を浄溜して木樽で熟成!「浄酎」
ということで、今回ご紹介するのは、クラウドファンディング『浄酎 – Purified Spirit』プロジェクト。
友人がこのプロジェクトのオーナーという縁もアリ存在を知ったのですが、内容的にも是非とも応援したいのでより多くの人に知ってもらいたくて。
詳しくはもう、上記のクラウドファンディングのサイトを見て頂くのが一番だと思いますが、簡潔にまとめるとこんな感じ。
・日本酒を水とアルコールに低温浄溜で分離
・日本酒の旨味や風味を残して劣化しづらいお酒に進化
・原材料はもちろん日本酒(純米酒)
・アルコール度数は41~45%(その為痛みづらい)
・酒蔵の在庫問題を解決する可能性
・廃業した酒蔵の再生も
・有機米を使う事で有機農家の増加に貢献、自然にも優しい
もう、このまとめで言い切った感あるのですが、もう少し詳しく説明しておきます。
日本酒は出来立てが一番旨い
一部の特殊なお酒を除いて、基本は日本酒=出来立てが一番美味しく、「時間が経てば経つほど品質が劣化する。」という特徴があるんです。
しかも、温度管理なども難しく、長期保存に向いておらず海外輸出もしづらかったり、在庫を抱えづらいという問題があります。
※写真はイメージです
じゃ、どうすればウイスキーなどと同じように長期に保存したりできるのか?と考えた時に、「日本酒のアルコールと水を分離できないか?」と思いつき、3年の歳月をかけて開発されたのが、この「浄酎(じょうちゅう)」。
日本酒を浄溜してつくるお酒、『浄酎(ジョウチュウ)』
今回使われているのは、「低温浄溜」という製法。(特許取得済み)
「低温浄溜」という技術は、この浄酎を作るために考えられた、極限まで熱をかけずに日本酒を蒸留することができる技術のこと。
そのため、原料となる日本酒に含まれる「旨味成分」や、「風味」を失うことなく高純度のピュアなアルコールを抽出することができるというわけ。
これを、「浄留」と名付けて特許を取得しているそうです。
そして、この高純度のアルコールは置けば置くほど丸みが出て、味に深みが増し、まるでウィスキーのように熟成も進むため、時間をかけるほど価値の高まるお酒に生まれ変わるんですって!
なんと可能性を感じることか…!
私もまだ飲んだことが無いので何とも言えませんが、サイトによるとアルコールの高さを感じさせない、日本酒の旨味が残っているお酒なんだそうです。
これは飲んでみたい…!と思いますよね!
クラウドファンディングで支援が可能!
で、この『浄酎(ジョウチュウ)』を市販化されるよりも前に手に入れて飲めるプロジェクトがクラウドファンディングで始まっています。
私も、微力ながら1口支援してみました。
購入型なので、商品は今月か来月には届くそうです。
楽しみすぎます!気になる人は一番ライトな奴でも良いと思うので、是非購入してみると、他の酒好きが知らない「浄酎」を飲むことができますよ!
わんぱくブロガー的まとめ
何より、日本酒好きとして、日本酒の可能性を大きく引き出して、これからの世界を変えていく可能性のあるお酒というのに魅力を感じています。
そして、これにより日本の酒蔵や米農家が生き延び、再生する未来を感じられたからです。
日本酒が好き、日本酒文化を支えたい、何より新しいお酒を一足お先に飲んでみたい!という人、クラウドファンディングで支援してみませんか?