自宅での晩酌を楽しむため、色々な日本酒を探しては飲んでいます。
その中でも、今回はかなり珍しい「バラ酵母」を使った日本酒をご紹介したいと思います。
東京農業大学が作ったバラ酵母「PM-1」
まずは、このバラ酵母について。
石鎚酒造のHPによると、東京農業大学が1966年に上皇后美智子さまが皇太子妃時代に英国から贈られたバラ「プリンセス・ミチコ」の花から酵母を分離、培養することに成功して作られた酵母が「東京農業大学バラ酵母PM-1 」。
購入した酒屋のおじさんの話によると、この酵母を使う事を許された酒蔵は全国で8酒造のみ。
その1つが、愛媛県の石鎚酒造。
今回紹介するのは、その石鎚酒造がこのバラ酵母を使って作ったお酒。
石鎚 純米吟醸 プリンセスミチコ
ということで購入してきたのは、石鎚酒造の「石鎚 純米吟醸 プリンセスミチコ」。
冒頭で紹介した、バラ酵母「PM-1」を使った、珍しい日本酒。
もう、商品名にも「プリンセスミチコ」という名称が入っているんですね。
愛媛県産のお米を使用した、お酒ということで愛媛が第二の故郷である私としては気になりまくりです。
表のラベルは、バラ酵母を使っていることが伝わりやすいピンク色のラベル。
高級感も感じられ、ついつい手に取ってしまいます。
キャップには紙の封がされており、ここも何だか高級なお酒を開封するような気になれます。
早速、グラスに注いで飲んでみましょう。
では、早速飲んでみましょう!
えっ!うぉぉぉ。美味しい!
一言だけで表すなら、フルーティーで甘い!
マンゴーやリンゴを感じさせる甘く華やかな日本酒なんですが、後味にはピリリとした辛さと酸味もやってきます。
複雑で、芳醇というか奥深いというか、色々な旨みが重なり合っている感じがします。
甘いだけじゃなく、日本酒としての美味しさも感じさせるけど、いわゆる昔ながらの日本酒らしさとは全く違う感覚!
ノーマルな石鎚 緑ラベルも飲んだことはありますが、全く違う味わいで驚きました。
花酵母を使うことでここまで華やかな味わいになるんですね。これは美味しいです…!
わんぱくブロガー的まとめ
初めて飲みましたが、冷蔵庫に常備しておきたいくらい美味しい日本酒でした。
これは知らない人も多いと思いますので、是非見つけたら飲んでみて欲しいです。
これは、他の酒造さんのバラ酵母「PM-1」を使ったお酒もぜひ飲み比べてみたいですね!