360度カメラと言えば、RICOHのTHETA(シータ)!
そのTHETAに新商品が発表となりました!
これ、初めてのTHETAに最適な使いやすい機能満載です!
新機能や従来機種と比べて何が違うか、まとめてみたいと思います。
360度カメラのTHETA
まずは簡単に、360度カメラTHETAについてご紹介。
ざっくりとした特徴はこんな感じ。
・初代は2013年11月発売
・360度カメラは対応するSNSに投稿するとグリグリ動かしてみることができる
・ブログやHPにも張り付け可能
例えばこんな感じの写真が撮れるんです。
フェリーの上から!自撮り棒を使うとなんちゃってドローン撮影!? #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
集合写真もこれまでにない形で撮影できたりして楽しいんです!
Post from RICOH THETA. – Spherical Image – RICOH THETA
写真の一部を切り出せば、こんな感じの写真も書き出せます。
これまで撮影できなかったような、空間全体を一瞬で切り取ることができるのが、この360度カメラのTHETAというわけ。
最新シータ!THETA SC2
で、今回2019年11月19日に発表となったRICOHのTHETA SC2。
先代のTHETA SCは2016年に発売されていますので3年ぶりとなるスタンダードモデルのTHETAとなります。
その間2017年9月にはTHETA V(57,750円)。2019年5月にはTHETA Z1(129,250円)が発売となっておりますがどちらも5万円を超える価格帯。
一般の人が買いやすいスタンダードモデルTHETAとして3年ぶりに発売となったのがこのTHETA SC2というわけ。
公式サイトやプレスリリースから見た、本製品の特徴はこちら。
・販売価格は36,800円(税込)
・高画質高品質な360度の1400万画素の写真・4K動画が撮影可能
・シーンに合わせた撮影モードを搭載(THETAシリーズ初)
・本体下部に状態表示用の画面搭載
・BluetoothとWi-Fi搭載でスマホと繋がりやすく!
・アニメーションフォトという新機能対応(2020年春対応予定)
・4色のカラバリ
センサーとしては、上位モデルのTHETA Vと同じセンサーを搭載。先代のTHETA SCと比べて画質面でかなり向上していると思います。
何より、シリーズ初となる「顔モード」「夜景モード」「車窓モード」などの撮影モードを搭載。
これまでのTHETAは、凝った撮影をしようとするとスマホアプリからシャッタースピードや絞りを変更して撮影する必要があったのですが、このSC2は上記のモードを選ぶだけで良い感じに撮影してくれるんです。
また、液晶画面を搭載することにより、設定モードや電池残量などの各種情報が一目で確認できるようになったほか、セルフタイマーモードへの切り替えボタンを追加し、カメラ単体での操作性が大きく向上しています。
これはTHETA Vユーザーとしてはうらやましい…。
これらの特徴はYouTubeの公式動画にまとまっていましたのでこちらをご覧ください。
従来機種との比較
じゃ、具体的に従来機種とどう進化したの?どう違うの?という部分が気になると思いますので、従来機種で価格帯の近いモデルとの比較をしてみたいと思います。
比較対象は、THETA VとTHETA SC。
THETA SC2 | THETA V | THETA SC | |
---|---|---|---|
発売日 | 2019年12月 | 2017年9月 | 2016年10月 |
公式サイト価格 (税込) |
36,800円 | 57,750円(税込) | 24,750円(税込) |
外形寸法 (幅×高さ×奥行きmm) |
45.2×130.6×22.9 | 45.2×130.6×22.9 | 45.2×130.6×22.9 |
質量 | 約104g | 約121g | 約102g |
静止画最大解像度 | 5376×2688 | 5376×2688 | 5376×2688 |
動画解像度 | 4K | 4K | フルHD |
動画撮影時間 | 最大3分 | 最大5分or25分 | 最大5分 |
内蔵メモリー | 14GB | 19GB | 8GB |
内蔵マイク | モノラル | 4ch | モノラル |
内蔵メモリー | |||
その他特徴 | Blutooth対応 有機EL画面搭載 撮影モードプリセット搭載 カメラ単体でのセルフタイマー |
Blutooth対応 ライブストリーミング配信 |
面白いのが、サイズは3つとも全く一緒。
その為、水中用のケースなどはすべて共通なんですよ。
撮れる静止画のサイズも一緒。ただし画像処理エンジンは違うらしいので、THETA VとSC2とどちらが画質が上なのか気になりますね。
ライブストリーミングしたい、音を4chで撮りたい、などの特殊な要望があればTHETA Vとなりますが、そうじゃなければTHETA SC2でもVと同等のことができそうですねぇ。
わんぱくブロガー的まとめ
ということで、THETAが気になっていたけれど画質面で妥協もしたくないし…と思って躊躇していた人には、最適な1台となると思います。
私個人の感想としては、THETA SCはおもちゃ画質だけれどTHETA Vはカメラとして使える、という位画質が違うのですが、今回のSC2はおそらくVと同等クラスの写真が撮れるものと思われます。
個人的にはセルフタイマーボタンのためだけにTHETA Vから買い換えたいくらい魅力的です。
旅行などに最適な360度カメラなので今までTHETAを持っていなかったという人も是非、新しい体験をしてみてください!