2017年、セレナを新車で購入しました、むねさだ(@mu_ne3)です。
その前もキューブに乗っており、実家も代々日産車。
そんな日産から、発表された新型スカイラインの発表会に参加してきましたのでご紹介したいと思います。
5年ぶりに登場!新型スカイライン
という事で行ってきましたのは、横浜にある日産グローバル本社ギャラリー。
会場には多くの報道関係者が集まり注目度の高さがうかがえます。
発売から62年目になるスカイライン。日産車では1番古い歴史を持つ車になります。
そのため、多くのファンがいるのも特徴。
そんなスカイラインの新型が発表です!
手放し運転可能!新型スカイライン
ということで発表されたのは、こちらの新型スカイライン。
特徴はこんな感じ。
・デザインはマイナーチェンジで機能的なアップデートが多い
・手放し運転可能なプロパイロット2.0
・docomo回線搭載で進化したNissanconnect
・ガソリンエンジンは最大400馬力
・走行シーンに合わせてサスを制御しての安定した乗り味
・正面にあったエンブレムが日産マークに
・背面のランプが伝統的な丸目4灯が復活
まさに最新の技術を終結し搭載した、技術の日産の代表のような車になっています。
それぞれ、詳しく紹介していきましょう。
デザイン的な変更点!
まずは、機能よりも外見の違いをご紹介していきます。
2014年に発表された前モデルのスカイラインのフロントには、このインフィニティマークがついていました。
が、今回は日産のエンブレムが復活!
そして、他の日産車でも採用しているVモーショングリルを採用。これにより一目で日産車と分かるデザインになっています。
それでいて背面のテールランプにはスカイラインの伝統的な丸目4灯が復活。
これを見るとスカイラインだな、と連想する人も多いんじゃないでしょうか。
こんな感じの。
暗闇で光ると、丸目4灯がしっかりと浮かび上がります。
ライトのサイドにはひっそりとSKYLINEの文字も。
さて、そんな新型のスカイライン。
今回の発表イベントでは、見た目よりも機能的な説明がかなり多かった印象です。
今回4つの大きな特徴として紹介されていました。
1.先進運転支援技術プロパイロット2.0
機能的な一番の特徴としては、日本初採用の3D高精度地図データを搭載しカメラの映像とGPSデータと組み合わせる「プロパイロット2.0」搭載(ハイブリッド車のみ)。
これにより、自車の位置を数センチ程度の誤差まで把握できるようになり、精度の高い自動運転を可能にしました。
そんなプロパイロット2.0で実現しているのは、高速道路での「ハンズオフ(手放しでの)自動運転」と「車線変更支援」です。
前方を注意してすぐにハンドルを操作できる状態にある限りにおいて、という条件はありつつ、手放し&足放しでの自動運転が可能になりました。
そして、自動走行中に、前の車が遅かったりする場合や、高速道路の出口に近づいた際に、車線変更を提案してきます。
勝手に車線変更されると運転者としても怖いので、車から提案があった際に、OKボタンを押すと自動運転(ハンドルに手を添えて)にて、車線を変更してくれます。
また、カメラで見える先の状況を判断しての加減速が可能になりました。
3Dデータとして高速道路の地図が登録されているからこそ、の自動運転という感じですね。
2.進化したNissanConnect
お次は、進化したNissanConnect。
月額料金がかかりますが、月額1000円(年間12000円)で、docomo in Car ConnectConnectを搭載。
これにより、車内にWi-Fi環境が構築され、地図データの自動更新はもちろん、スマホ連携、緊急時のSOSコール、リモートドアコントロールなどが可能になります。
出先で車を停めてPCでメールチェックや仕事をすることが多い人なんかはとても助かる機能だと思います。
しかも、容量制限なしでの通信が可能なので、この新型スカイライン自体が巨大なポケットWi-Fiのような感じで使えるわけですよ…!面白い!
ドアtoドアナビ
スマホで目的地を設定して!車に乗ると、ナビが反応
3.新型3.0L V6ツインターボエンジン
3つ目の特徴はパワフルな3.0L V6ツインターボエンジンをガソリン車に搭載!
400馬力はスカイライン史上最高出力となります。
このエンジン、水冷式のインタークーラーを搭載しています。
ちなみに、ハイブリッドの方はこのターボエンジンでは無いのでご注意ください。
4.シャシー性能の向上
4つ目の特徴は、シャシー性能の向上。
外観からはほぼ見えない部分ですが、乗り味には大きく影響する部分。
水平挙動と上下の挙動、この2つを同時にバランスよく制御することで、上下左右への揺れを大きく下げて安定化させているんです。
地味な改善にも思えますが、地面が荒れている場所でもかなり揺れを軽減できるとのことで、これは是非試乗して感じてみたいですねぇ。
という事で機能的な4つの特徴と、前後のデザイン的な変更が特徴の今回の新型スカイライン。
地味目ですが、日産の技術が詰め込まれた新モデルとなりました。
元フェンシング選手太田さんを交えてのトークセッション
この後は、北京・ロンドンオリンピックのメダリストであり日本フェンシング協会の会長である、太田雄貴さんをゲストにトークセッションが行われました。
太田さんは、日産の先進技術を広く伝える「日産エキサイトメント・アンバサダー(Nissan Excitement Ambassador)」として契約しており、今回の新型スカイラインも一足早く、高速道路での試乗体験を行ったそうです。
最初は恐る恐るハンドルを話す太田さん。
ムービーの中では「凄い!すごい!」の連発でしたが、会場では「道路の上に線路があるかのようにビシッと走る。」とコメントされていました。
手も足も離して、高速道路を自動走行し、車線も変更提案してくれるプロパイロット2.0。
走りの軽快さとプロパイロットの快適性
ぜひ試乗して体感してほしい!
と他の登壇者含めて口を揃えておっしゃっていました。
新型スカイラインの写真紹介!
トークセッション終了後はフォトセッションとして自由に写真を撮って良い時間となりましたので、色々と撮影してきましたので、写真を紹介しておきます。
こちらはハイブリッド車。
こちらがガソリン(V6ターボ)車。
フロントマスクには日産のエンブレム。
バックには、丸目の4灯が復活。
ツインターボのエンジンルーム。
黒もかっこ良いですね。
運転席周りはこんな感じ。
ちなみに、ハイブリッド車の天井後方にはこのようなアンテナが搭載されています。
プロパイロット2.0などの技術の為にこのアンテナが必要だそうで、ガソリン車にはこのアンテナが無いそうです。
わんぱくブロガー的まとめ
今回発表された新型スカイライン。気になるお値段は…。
全グレードに最先端技術のプロパイロット2.0を搭載したハイブリッド車が547万円~(税込)。
走りを追求する人に対しては、ツインターボのガソリン車が427万円~(税込)。
最上級モデルは、ハイブリッドの4WDのGT Type SPで632万円~(税込)となります。
プロパイロット2.0を利用する為には、年額のサービス料(プロパイロットプラン22000円+docomo in Car Connectの12000円)がかかるのも新しい取り組み。
(マイカーのサービス維持に対して、サブスクリプション的な考え方が受け入れられるかも気になりますね)
本体価格含め、なかなか気軽に手が出せるお値段ではありませんが、より安全に快適にパワフルなクルマを求めている人に最適な1台になると思います。