会社員として働きつつブロガーを続けています、むねさだ(@mu_ne3)です。
みなさんの職場には、
会社員をしつつもその枠に収まりきらないような面白い活動をしている人がいますか?
今回はそんな、企業内異能人材「めたもん」のスピンアウト企画!
しかも、めたもんの会社の上司をゲストに呼んでトークバトルさせるという前代未聞のイベントでしたのでご紹介したいと思います。
めたもん上司がトークバトルっ!「めたもんジムVol.2」開催
ということで今回開催されましたのは、企業内異能人材トークバトルスピンアウト「めたもんジム Vol.2~徹底解剖!めたもん上司”めたボス”の生態に迫れ!?の巻~」
主催は一般社団法人コトの共創ラボで、本イベントはコトラボの2019年の総会も兼ねています。
コトラボとは、大企業とベンチャー企業の「共創プラットフォーム」となり、日本流のオープンイノベーションを社会にうみだすために作られた団体。
まぁ、みんなでなんか面白いコトをしようよ!と活動している団体、と思っておけば間違いないでしょう。
ちなみに、「めたもん」とは会社の中にいる異能人材の事。
このめたもんを保護するために開催されているのが、めたもんショーであり、めたもんをカード化したものが「めたもんカード」というわけ。
めたもんは、4種類の進化形態を持っており、このイベントを通して、進化の促進および保護を行っているんです。(と言う設定)
さらには、めたもんには11種の属性もつけられます。
ちなみに、これまで捕獲・認定されためたもんの一覧がこちら!
28人のめたもんがこれまで認定されております。
めたもんショースピンアウト企画「めたもんジム」!
今回はそのめたもんショーのスピンアウト企画のトークバトル「めたもんジム」。
今回で2回目となるめたもんジム。
実は私「めたもんジムVol.1」のレポート記事も書いてますが、もう破茶滅茶で盛り上がりまくり!
オフレコ話炸裂で、会場にいた人だけが知れたあの盛り上がり感…!最高でしたっ!
そんなめたもんジムの2回目は、なんとめたもんの上司、「めたボス」が登壇して、トークバトルを繰り広げます!
登壇者は以下の4名!
(NTTデータ 自身もめたもんであり、めたもんの荒智子の上司)
・瀬津勇人
(イッツ・コミュニケーションズ 自身もめたもんであり、デイリーポータルZや東京カルチャーカルチャーのめたもんたちを統括)
・内田弘樹
(富士通デザイン めたもん認定リーチ中 コトラボ理事タムラカイの上司 勝利の場合、めたもん認定か!?)
・松浦シゲキ
(スマートニュース めたもん認定リーチ中 ハフィントンポスト日本版・編集長、ライブドアの某部門長を経て現職 勝利の場合、めたもん認定か!?)
それでは早速めたもんジム始まりますっ!
1回戦!元富士通同期!瀬津勇人VS内田弘樹
まずは、イッツコムの瀬津さん(右)と、富士通デザインの内田さん(中央)。
なんとこの2人、96年入社の元富士通同期同士。
そして、今回の司会の河原あず、カードクリエイターのタムラカイの2名の上司でもあります。
今日のトークバトル勝者の判定基準はこちら。
要は、インパクトのあるキャラクターかどうか、ですね。
めたもん社員の扱い方は?
そんな、「めたボス」に対しての最初の質問は「めたもん社員はこうあつかえ!」という内容。
まず、瀬津さんは「全部褒める!」と。
めたもんは、注意されたことは覚えてなくて、褒められたことは覚えているので、もう褒め続けることにした、と(笑)。
お次は、内田さん。「FREE(にしつつ)+ちょっと支える」と。
基本はめたもんを自由に活動させつつ、社内(上司の上司)に「めたもんの価値を伝える」のがめたボスの仕事だ、と。
また、会場から「(めたもんに対して)良い加減にしろ!と言いたくなるシーンってありますか?」という質問には、2人ともが「あるよねぇ…」と。
お二人、部下が目の前にいるからか、厳しいことを言いつつも目がとても優しい感じが印象的でした。
今の会社にもっとも働きかけていることは?
お次は、めたもんボスとして、今の会社にもっとも働きかけていることは?という質問。
これに対して、瀬津さんは「我々は世の中にないものをつくってます。」と。
それなりに売り上げも作っているし、「こういう活動から世の中が変わるんです!」と説得しているそうです。
内田さんは、「これからの仕事の作り方だ!(と信じきって言う)」、と。
働き方改革、なんて言葉がありますが、そんな新しい働き方を最前線で考え、作り上げているのが「タムラカイ」。
上の人は理解してくれにくいけれど、一部にはこの新しい働き方、仕事の見つけ方に可能性を感じてくれる人もチラホラ現れているそうです。
ちなみに「富士通 副業」と検索するとこの内田さんとタムラさんの働き方の記事が出て来るんです。
実は、合間合間にオフレコトークもガンガン飛び出しつつ、上司部下が同時に登壇してるからこその面白いトークが繰り広げられました。
そんなこんなで大盛り上がりの第1回戦の結果は…!
タムラカイの上司、内田弘樹っ!
内田さんは、2回戦の勝者と決勝戦で争います!
2回戦!林田敏之VS松浦シゲキ!
お次は2回戦。
NTTデータの林田敏之さんと、スマートニュースの松浦シゲキさんが登壇。
林田さんは、めたもんの荒さんの上司であり、ご本人も「めたもん」で、なおかつNTTデータの事業部長さんという異例のキャラ。
対する、松浦さんは本日の会場の提供元スマートニュースの中の人で、ハフィントンポスト日本版初代編集長でもあり、ライブドアショックの時にライブドアに居た方。
そして、ライブドアでは一時期、あのホリエモンや田端信太郎さんが上司で、まさに「めたもん的な上司」の下に居たこともある松浦さん。
そんなお二人に対する、最初のテーマはこちら!
めたもん社員の扱い方は?
めたもんボスとして、「めたもん社員はこう扱え」と言う質問。
それに対して松浦さんは、「ひとつだけ決める」と。
部下との約束を、たった1つだけに限定することで、上の人にも説得しやすいし、めたもん本人にも必ず守らせる、と。
あぁ、これ面白いですね…。面白いものがあると猪突猛進に進むことがの多い「めたもん」に対して、「これだけは守れよ」という1つを決めることで、結果(成果)にもつなげる、と。
NTTデータの林田さんは「裁量を与える」と。
部下であるめたもんの荒さんからの、「営業にアメリカ(大リーグ)に行きたい!」という申請に、「よしっ◯◯◯万円渡すから、好きにやってみろ!(ただし法には触れるな)」と送り出したそうです。
「責任は俺が追うから好きにやれ!」と言うことをどんどんしないと、日本はダメになる!というかっこいい言葉が飛び出しました。
今までマネージャーとして一番心が折れた瞬間
お次は、1回戦とは違い、新しい質問!「今までマネージャーとして一番心が折れた瞬間」は?と。
最初にNTTデータの林田さんは「ブルトーザ(あなた)の後始末を私たちはやってます」と部下に言われたこと。
めたもんではなく、一般的な真面目な部下にこう言われた時に心が折れた…と。
自分としては新しいことを引っ張っていっているつもりが、部下に迷惑をかけて居たんだな…と気が付いた瞬間の話。
うーん、これは個人的には気にせずガンガンやってほしいですねぇ!いや、チャレンジングな上司なんて、前を向いている部下から見ると素敵な上司だと思います。
お次は松浦さん「入社する時に(上司が)謹慎してた」と(笑)。
上司になる方に誘われて入社したはずが、入社したと思ったらその上司が会社に居なくて謹慎中だった…と(笑)。
この辺りから、もうさすがに表に書けない内容がガンガン飛び交い始めます…(笑)
オフレコトークが飛び交いまくりで会場は大盛り上がりっ!
ということで、そんな2回戦の結果は…。
接戦ながら、スマートニュースの松浦さんの勝利っ!
ついに決勝!内田弘樹VS松浦シゲキ!
ということで、ついに「めたもんジムVol.2」の決勝戦っ!
タムラカイの上司で富士通デザイン「内田弘樹」と、スマートニュースの「松浦シゲキ」!
当初は、決勝戦の勝者のみが「めたもん」認定されるはずでしたが、あまりの準決勝のクオリティの高さに、2名ともを「めたもん」と認定して決勝戦が行われます。
トークバトルと並行して、リアルタイムにめたもんカードが作られていく様は観客としてみていても面白いんですよね。これがっ。
ここでしかいえない本音
まず1つ目の質問は「めたもんボスの自分がここでしかいえない本音」。
もうね、まさにここでしか言えない本音らしく、ぶっちゃけすぎるトークが飛び出します…!
言えるだけ言っておくと、内田さんは「相手(部下のめたもん)に合わせて自分のスタイルを切り替える」と良い、と言う感じの内容でした。
松浦さんの回答は、「テレビのお笑い大変だなー」と。
テレビに出演しているようなお笑いタレントさんは、正直ネジが1本も2本も外れている人も多く、まさに「めたもん」と同じだ…と。
こう言う人たちは、(全力で面白いことを考えるからこそ)ツッコミ役、止めるタイミングはまともな人任せなんだ…と感じたそうです(笑)。
めたもんボスの自分の今後の「めたもんボスキャリアビジョン」
めたもんボスとしてのキャリアビジョンについて。「理想のめたもんボスは?」と言う質問。
これに対して、サクッとフリップを書けたのは松浦さん。
理想は、「サッカー日本代表の監督」だ、と。
それをまとめる監督も大変なわけで、日本で一番のめたもんボスはサッカー日本代表の監督なんじゃないか?と。
個を大事にしつつもチームプレイが必要で。更には、イノベーションを起こさせないと上位の国には勝てない…という、現状を大きく変えることを求められるわけです。
しかも結果まで求められるというかなりシビアな役職…!
いやぁ!深い話になってきました!
内田さんは、「沖田十三艦長」と。
イスカンダルというあるかどうかもわからない場所を目指し、ヤマトの乗組員を取りまとめつつ目的地に向かう…。
内田さんの目指すべきボスだそうです。
めたもんボスの属性は?
そんなトークと共に、画面内ではどんどん出来上がる「めたもんカード」。
ここまでのトーク内容を元に、二人の特技などが記入された状態。
更にここで、写真の背景になる属性を決めていきます。
松浦さん曰く、「僕は周りの環境に合わせられますから」ということで、ウォーターに決定。
内田さんは、会場からの意見で「毒」(笑)。
パラメーターは自己申告(審査あり)
ここからは、パラメーターを決めて「めたもんカード」を仕上げていきます。
ちなみに、HP=ハンコパワー、MP=まやかしポイント。これらを自己申告で宣言します。
まずは松浦さんは、こちら。
ハンコパワーや影響力は控えめですね。
そして内田さんはこちら。
司会からのツッコミなどにより数値を修正されつつ、HP555、MP222、影響力1111、コストは3に。
最終的には会場からのコメントや審査員のジャッジにより、めたもんネームと進化形態も決まり、こんな感じに!
完成しためたもんカード。転職9回の松浦さんのMP9000はさすがですね!
ということで、ここまでのトーク内容とめたもんカードを元に、本日の勝者判定タイムっ!
めたもんジムVol.2の優勝者は…!
松浦シゲキさんっ!
内田さんもかなりのぶっちゃけトークだったため僅差ではありましたが、やはりオフレコトークのぶっちゃけ度の規模が違いましたかねぇ…!
ということで、めたもんジムVol.2は大盛り上がりの中イベントは終了っ
4人のめたもん上司「めたボス」、どなたもかなり個性的でありつつ「めたもん」を如何に会社の中で上手く認めさせて、成果を出させるか、まで考えられていて「めたボス」の凄さを感じさせられたイベントでした!
わんぱくブロガー的まとめ
いやーーっ!今回も、オフレコトークがガンガン出つつも、めたもんボス(管理職)らしく真面目なトークとぶっちゃけトークが混ざり合い、とても盛り上がりました。
もう、本人自身がめたもん属性も持ち合わせつつ、会社の中でめたもんを育て、バックアップもする「めたボス」たちは、めたもん以上に貴重な存在かもしれませんね。
最後に会場の全員で記念撮影っ!
みんなの笑顔が最高ですよね!
企業内異能人材「めたもん」に関わっている人、見つけたい人、むしろめたもん本人!など様々な人が集まった「めたもんジムVol.2」。
来場者も企業内で面白いことをやっていたり、新しいことに挑戦するような部署だという人も多く、登壇者はもちろん来場者と話をしていても面白い素敵なイベントでした!
めたもんジム面白そう…!と感じた方は、良ければ、第1回目のめたもんジムの記事もご覧くださいっ!