先日、10日間のチェコ取材ツアーに参加してきました、むねさだ(@mu_ne3)です。
チェコと言えば皆さん何を思い浮かべますか?
ビール?音楽?それともガラス?
今回は、そんなチェコのガラスを中心に美術館やジュエリー制作体験などをご紹介していきたいと思います!
ガラスとジュエリーの博物館
ということでまず向かったのは、リベレツ郊外のヤブロネツ・ナド・ニソウという街にある「ガラスとジュエリーの博物館」。
ここには、歴史的に古いものから新しいものまで、約1200万点の作品が展示されてます。
この地方は19世紀までとても貧しい地域だったが、ビーズとジュエリーによってとても豊かな地域になったそうです。
森(木材)と、原料があり、海外への輸出しやすい場所にある、という条件が重なりこの地でビーズとガラスによるジュエリー制作が盛んになったんですって。
展示してあるものも、「えっ!これガラスなの!?」と驚くような細かな細工や大きなものまで幅広くあります。
ちなみに、ガラスと聞くと、誰もが聞いたことがある「スワロフスキー」。
この、スワロフスキーさんが生まれたのがまさにこの美術館のある「ヤブロネツ・ナド・ニソウ」。
この土地ガラスについて学び、その後(労働力が安いため)オーストリアで会社を始めたんです。
言わばスワロフスキーの源流というか、生まれた場所。
スワロフスキーのファンは多いと思いますので、聖地巡礼をしたい場合は、この美術館が最適だと思います。
古いアクセサリーから、ガラスのビーズを使ったアクセサリーまで幅広く展示されています。
ビーズ細工とかが好きな人も、ここは見とれるような作品が多く展示してあるので、時間がいくらあっても足りないくらいでしょうね。
また、18世紀にマイセンなどの陶器が高かったため、ガラスに骨のパウダーを混ぜて、陶芸のように見える一般の人でも買いやすいガラスのコップの生産も盛んだったそうです。
更には、ガラスを使った現代アートな作品も展示されています。
ガラスが好きな人、ジュエリーが好きな人はここ、間違いなく気に入ると思いますよ。
さてさて、この後はせっかくなら自分たちでもジュエリーづくりを体験できる場所へと移動します。
日本からの買付業者も訪れる「ガラス・ジュエリー協会」
お次は、リベレツの都心部にある、「ガラス・ジュエリー協会」にて、ジュエリー作り体験。
50の会社が約5000商品を置いており、一般の人と海外のバイヤーのためのショールームと卸しを兼ねた施設です。
日本からも観光客や買い付けに多くの人が訪れているそうですよ。
質の高い、チェコガラスを使った大小様々なガラスビーズ。当然日本で買うよりもかなりリーズナブルに購入することができるんです。
ガラスのジュエリーを扱うお店として、中央ヨーロッパの中で一番大きい施設というだけあって品ぞろえは凄いです。
また、ガラスだけでなくパールやボヘミアングラスなども取り扱っています。
いやー、これは女性だとワクワクしっぱなしだと思います。
自分だけのジュエリーが作れるワークショップ!
ここでは、自分のジュエリーを作れるワークショップに参加することができます。
料金は1gで1.5コルナ(約7円)。ブレスレット程度なら500~1000円程度で作ることができます。
大量にあるガラスビーズの中から、各自好きなものを選んで、細い紐に通していきます。
30分くらいの時間でしたが、みんな真剣に制作を楽しみました。
出来上がった作品がこちら。
ブレスレットを、自分用と娘と奥さん用の合計3個。サクッと作ったので30分かかりませんでしたね。
もちろん、既製品のジュエリーも卸問屋的な価格なので、奥さん用にしっかりしたものは出来上がったものを買う方が良いかもしれませんね…(笑)
リベレツ市街の観光
ガラス美術館やジュエリー協会を出たのち、リベレツの市街地を散策しました。
こちらの立派な建物は旧市庁舎。
内部は、美しいステンドグラスなどが多くあります。
現在でも、ここは結婚式などに使われているそうですよ。
上の部屋のシャンデリアはドイツのベルリンで作られたものだそうですが、450kgもあるんですって!
スパを改築した美術館「Regional Art Gallery Liberec」
お次に訪れたのは、Regional Art Gallery Liberecという美術館。
元々は、体を洗うためのスパ(温泉)のような施設だったこちら。
現在はそれを改築して美術館として使われているんです。
白くガラスが貼られている部分が温泉の湯舟だったんですって。
そのスパの周りを囲うように彫刻が展示されています。
なんともパワーを感じる彫刻でした。
彫刻や絵画を見て回った後は、美術館内に併設されているカフェで一休み…。
フリーWi-Fiもあるので、こちらでのんびりとケーキを楽しみました。
ゆったり座れるソファーもありますし、ここで今後の予定などを立てるのも良いと思います。
わんぱくブロガー的まとめ
ガラス細工やアクセサリーが好きな人は、このリベレツの美術館や卸しの協会に行くと楽しいと思います。
また、リベレツにはもう1つ、是非行ってみてほしいホテル(レストラン)があるんですが、こちらについてはまた別記事にてご紹介したいと思います。
チェコの #リベレツ 郊外にある、イェスチェット(JESTED)という塔がめちゃカッコいい!小雨がまた良い雰囲気出してる! #チェコへ行こう #cz100y #Liberec pic.twitter.com/9YCdSuDJ6H
— むねさだ よしろう@わんぱくブロガー (@mu_ne3) October 26, 2018
建築好きにはたまらないと思いますよ!
今回のチェコツアーについて
今回のチェコ共和国に関する取材ツアーは、「チェコ政府観光局」からお声がけ頂き参加しています。
旅費・宿泊費・食費・アクティビティ費をチェコ政府観光局に負担いただいてますが、記事の内容はブロガーの主観に任されております。
当ブログのチェコに関する記事はこちらにまとめる予定です。