もうすぐ5歳になる娘がいます、むねさだ(@mu_ne3)です。
そんな私は今回、東京都のプロジェクトの一環で行われている「多摩の魅力発信プロジェクト」の取材として、「住みたくなる、育てたくなる、働きたくなる、行ってみたくなる」多摩地域を体験してきました。
今回は、中でも世界で一番登山客が多いという「高尾山」に行ってきましたのでご紹介したいと思います。
世界1位の登山客数を誇る「高尾山」
ということで行ってきましたのは、東京都八王子市にある、「高尾山」。
この高尾山。
2007年にミシュランガイドで三つ星(最高ランク)の観光地として認定されたのをきっかけに登山客が増加(その前から200万人もいたのでもともと人気の観光スポット)。
今では年間300万人が訪れる、世界で一番登山客の多い山として有名です。
今回行ってきたのは、2018年11月17日(土)。
紅葉の季節と、電車で東京都心部から1時間程度で行くことができる気軽さもあり、京王電鉄高尾線の「高尾山口駅」は多くの人で賑わっていました。
今回はこの後の予定もあり車で向かったのですが、ナビの到着予定時間が9時過ぎだったこともあり、近隣の駐車場は諦め、京王電鉄高尾線の1駅手前「高尾駅」近くのコインパーキングに駐めて、電車で向かいました。
まずは、駅からケーブルカーやリフト乗り場のある方向へ歩いていこうとしたのですが、ここからもうすごい人っ!
駅に到着すると、どちらも20分ほど待つようで、娘と相談しつつリストで登ることに。
歩いて登ってみるのもありだったのですが、行きは体力温存…ということでリフトで上がります!
リフトは二人乗りなので3人家族の場合は1人別で乗ることになります。
道中は、美しい紅葉を楽しみながらのんびりと。
後ろを振り返ると、東京都心部や多摩市でしょうか。眼下に街並みが広がっていました。
リストで到着したのは、高尾山のほぼ中腹。
ここから歩いて山頂を目指します!
と、その前に駅前のお団子屋さんで三福だんご(350円)で腹ごしらえ。
高尾山は登山道の道中にもこのようなおみやげ屋さんや軽食が食べられるお店がチラホラとあるのも楽しさの1つ。
それでは出発します!
今回は、初めての高尾山と言うこともあり、1号路で山頂を目指します。
1号路は舗装されている道!
1号路は、ほとんどの道が整備・舗装されている道を歩いて行きます。
そのため、登山靴などでなくても、スニーカーであれば十分歩けます。
人混みを避けるならば、稲荷山コースを選ぶなど、ケーブルカーやリフトとは違う道を選ぶのも手だと思います。
途中に出てくるこちらの門をまっすぐ進めば1号路。右に降りて行くのが4号路となりますので、4号路に行きたい人は見落とさないようにしましょう。
道中は、いかにもパワースポットな感じで、歩くだけでなんだか力をもらえる感じがしてきます。
道の周りには、普段見たこともないような巨木が連なっており、娘も大興奮。
パワースポット「高尾山薬王院有喜寺」
道中には、「高尾山薬王院有喜寺」という、通称「薬王院」というお寺があります。
「願叶輪潜(ねがいかなうわくぐり)」という、輪をくぐって錫杖を鳴らす人気スポットは有名で、かなり行列ができていました。
錫杖はちょうど紅葉した木々に囲まれてとても綺麗でしたね。
本堂にお参りしたり、おみくじを引いたり。
思ったよりも子どもも一緒に観光できるスポットでした。
多少階段はあるもののこれくらいは4歳児でも問題ないくらい!
それでは、そのまま山頂を目指します!
山頂はものすごい人!
途中はこのように、木道を歩きつつ、山頂を目指します。
人が増えてきたな…と思ったら山頂がかなり近いことがわかりました。
頭上が綺麗に紅葉していることもあり、みんなの足もゆっくりになっていましたね。
と言うことで山頂に到着です!
599.15m。
この山頂を少し奥側に降りたところに人が進んで行くので、合わせるように進んで行くと…
なんと、眼前には富士山が綺麗に見えていました!
高尾山からこんなにも綺麗に富士山が見えると思っていなかったので、家族で大興奮!
飲食店は多いものの混雑するので弁当持参も手!
紅葉シーズンで、山頂の混雑は容易に想像できたため、今回は事前にレジャーシートとお弁当を持ってきましたので、それを山頂で食べることに。
山頂にあるお蕎麦屋さんが有名なようですが、かなりの行列だったので、お弁当持参で良かったです…。
大人だけならば、ワイワイと行列に並ぶのも1つかもしれませんね。
缶ビールやチューハイも売られており、美味しそうに飲んでいる人たちが少し羨ましかったです(笑)
帰りは高尾山唯一の「吊り橋」のある4号路を!
子供の体力的にもまだ行ける!と判断して、帰りは吊り橋のある未舗装の4号路を選択して帰ることに。
気持ちの良い山道なのですが、道が細いので子供の手は離せません…。
しばらく下ると、見えてきましたっ!目的の1つでもある吊り橋です!
思っていた以上にしっかりとした作りのため、安心して渡ることはできますが、それでも少し揺れる気がします。
うちの子供は、もう走るように一瞬で渡ってしまいました…。
この4号路は、落葉樹の木々の中を通っているので、大きな葉っぱが落ちているのも子供的には楽しみの1つ。
大人の顔よりも大きいくらいの葉が落ちているので、危なくない範囲で、これを拾い集めながら歩くと、子供のモチベーションも保てると思います。
遅い時間になるとケーブルカーは大混雑…
この後、1号路に合流し、道中にある「さる園」にも寄ったりして高尾山を堪能。
さて、帰ろうか!とケーブルカー乗り場に到着したのですが、すごい人っ!
乗車券+整理券配布で、ケーブルカーに乗るために40分以上待つことになりました…。
歩いて降りても同じくらいの時間だったと思います…。
やっと乗れる時間になった時にはあたりも暗くなっていました。
ハイシーズンに帰りもリフトやケーブルカーで降りたいと言う人は、時間に余裕を持って行くとともに、防寒対策も必要でしょう。
真っ暗の中のケーブルカーも、これはこれで子供は嬉しそうに乗っていました。
結局、朝10時くらいから、夜の18時くらいまで高尾山を堪能してきました。
わんぱくブロガー的まとめ
今回は、紅葉シーズンでおそらくは1年で一番登山客が多い時期での高尾山登山に行ってきましたが、それでも十分楽しむことができました。
今度はもう少し人が少ない時期に登って、頂上でお蕎麦を食べたり、道中でBBQと言うのも楽しそう。
子どもでも歩いて登れる、初心者にも優しい山なので、ガチの登山が趣味の人には物足りないかもしれませんが、自然の中を気持ち良く散策したい人にはちょうど良いスポットだと思います。
東京都心部からも電車で1時間程度で来れますしね!気軽さの割に、しっかり楽しめるのが高尾山の魅力ですね!
また、道中の「さる園」や「TAKAO599 MUSEUM」などにも立ち寄りましたので、ここは別途それぞれブログにてご紹介したいと思います。
【追記】
さる園の記事、公開しました。