4歳になる娘がいます、むねさだ(@mu_ne3)です。
子どもが小さいうちに体験させたい事って、たくさんありますよね!
そんな1つが果物狩り。
今回、東京都のプロジェクトの一環で行われている「多摩の魅力発信プロジェクト」の取材として、「住みたくなる、育てたくなる、働きたくなる、行ってみたくなる」多摩地域を体験してきました。
稲城市の梨狩りに行ってきましたのでご紹介したいと思います。
江戸時代から始まった、稲城の梨
という事で今回行ってきましたのは、東京都稲城市での梨狩り。
この時期、稲城市を車で走ると、道路には「稲城の梨」の旗が多く目に入ります。
知らない人は「東京で稲城で梨!?」と思うかもしれませんが、実はかなり歴史も長く、稲城市内には80以上の梨園があるんですよ。
稲城の梨の公式サイトによると、江戸時代の前期「元禄(1688〜1704)」頃からこの地域で梨の栽培が始まったそうです。
ちなみに、梨農家さんはたくさんあるのですが、梨狩りができる農家は限られているので、事前に調べて行くと良いと思います。
稲城の梨発祥の農家!「清玉園」
今回は、なんとその元禄時代に最初に梨の苗を植えたとされる、「清玉園」という梨園で梨狩りができるという事で行ってきました!
駐車場も完備されているのですが、時間帯によってはいっぱいになるので、ご注意を。
稲城長沼駅から徒歩7分の場所ですので、歩いても良いと思います。
そして驚くことに、なんとこの清玉園さん、入園料が無料なんです!
その代わり、収穫した梨は全て買い取り。品種によっても値段が違いますが、100g辺り65円~75円の設定が多いそうです。
園内は、こんな感じで梨の木がびっしり!
木の高さは、大人は腰をかがめるくらいの高さなので、腰痛持ちさんは注意が必要です…。
まずは最初に、係の方の説明を聞きます。
見分け方は色!ハサミは使わず手で押し上げてもぐ!
説明はとてもシンプル。2~3分もかからなかったと思います。
こちらの優しそうなおじさんが、詳しく教えてくださいました。
美味しい梨の見分け方、そして梨の取り方。料金について。
基本的には、緑ではなく黄色い梨が食べごろ。
分かりますかね?この左側は黄緑で、右側がしっかりと色づいている梨。
こういうのを見分けながら収穫していきます。
全体説明の後も、もう少し詳しく質問すると具体的に細かい見分け方なども教えてくれるので、色々質問するのも楽しそうです。
うちの娘も、手取り足取り、梨のもぎ方を教えてもらっていました。
梨狩りって実は私も初めてなのですが、ハサミを使わないんですね…!
梨を両手で持って、グイッと上に持ち上げるとプチンッと取れるようになっています。
なるほど…!これはカンタンだ!と思うと同時に、台風などが来ると全て落ちてしまうのも納得できる脆さ…。
農家さんは大変ですなぁ…。
子ども用に踏み台もあり!
数は限られますが、子どもが自分たちだけでも梨を取れるように、踏み台も用意してあります。
ただ、場所によっては身長100cmの娘だと届かない場所があるので、抱きかかえる必要がありました。
自分で収穫した梨を見て、不思議そうな顔をする娘!
普段スーパーで見るあの梨が、木になり、それを自分で収穫するという体験!これこそ親として体験させたかったことなんですよ!
あ、ちなみにこの梨園では梨を食べることは出来ません。
家に持って帰ってから食べるようにしましょう。
結局、8~10個近くの梨を収穫して、梨狩りを終了にします。
入場料が無料なので、自分たちの家族で食べる分だけを取って、サッと清算して帰れるのも良い感じですよね。
収穫した品種ごとにグラムで清算!
収穫し終えると、すぐ近くに隣接するこちらの建物で清算をします。
梨の種類ごとに単価が違う為、それぞれ分けて計量していきます。
親切だな、と感じたのは「痛んでいる梨」はカウント外にしてくださったところ。
カバーを外して1つ1つチェックして下さったので、収穫してみると半分痛んでいた、というものは除外してくれるんです。ありがたい。
ということで、我が家は結局、6個の梨をお持ち帰り。
そして、美味しそうだった「高尾」のぶどうも購入して帰りました。
合計で2750円。
家族3人で梨狩りを体験して、梨6個とぶどう2パックを購入してこのお値段。大満足でしたっ!
わんぱくブロガー的まとめ
滞在時間はのんびり行って1時間程度。
親子で楽しく梨狩りを楽しむことができました。
入場料も無料なので、近所に住んでいると八百屋で果物を買うように、自分たちが食べたいものを食べたい量だけ収穫して買って帰ることができそうですよね。
もちろん、急ぐ人やわざわざ自分でもぐ必要の無い地元の人は、袋詰めされたものをサッと購入して帰ることもできますのでご安心を。
早速帰宅後、3個ほど皮を剥いて食べてみましたが、「稲城」という品種が美味しかったですねぇ…!
近所に住んでいる人は、せっかくですのでこの季節。梨狩り体験してみませんか?
梨狩りができる時期や品種については問い合わせた方が間違いないと思います。